容姿・経歴・その他メモ

「落ち着いて、一拍入れてから行動が基本よ」

一人称：私　二人称：苗字+敬称

吊り気味の目と肩口で切りそろえた髪、ピシリと伸びた背筋が特徴。
レネゲイド関連事件担当独立捜査隊所属の刑事。元々は警視庁捜査一課に所属していたが、覚醒に伴い現在の部署であるR担に異動となった。
性格は基本冷静。レネゲイドが活性化さえしていなければ物事を冷静に見極め判断する能力に長けているお手本のような刑事。
弟が絡むと一変、勢いに任せて突っ走る猪突猛進な性格へと変貌し、視野が普段の3分の1以下にまで狭くなる。その分突破力が上がるとは、ものの言いよう。

アクセサリーはどちらも最愛の弟から贈られたもの。いついかなる時も肌身離さず身に着けている。
捜査一課時代、上司に派手な装飾は控えるようにと注意を受けたが、逆に女性職員を束ねあげ過度に派手なモノ以外は男女問わず装着を認めるように“説得”してみせた。その直後に異動となったのだが。

非常に目がよく、両目ともに2.0を維持し続けている。メガネは度の入ってない伊達メガネ。

「狙い撃ちと乱れ撃ち、どちらが好み？体の通気性がよくなるのは、変わりないけど」

元々射撃訓練を受けてはいたが、あくまで拳銃を使用した訓練のみだった。
オーヴァードとして活動する際は拳銃を用いる場合もあるが、基本的にはライフルを用いた狙撃・後方支援が主体。観測手は用意せず、風の流れ等を含めた計算は自分で行う。
自身の血液を弾丸とし、ライフル内部に展開した光輪を経由させる事で弾の加速や分裂、着弾地点からの遠隔吸収(吸血)等を行う。
また、レネゲイドが活性化した際は両目の色が鮮やかな紅へと変わる他、一瞬だけ真紅の翼のようなエネルギー体が背面に広がる。
コードネームは主に用いる特注ライフルから。

履歴

資産家である鳴瀬家の長女として生まれ、高校卒業直前まで順風満帆な生活を送る。
その際、自身に非常になついていた5つ下の弟を溺愛しており、その視線はきょうだいに向けるものよりも異性に向けるものが近かった。
事実、彼女は弟を年下の男性として愛していた。両親に隠れて唇を重ね、肌を重ね、心身共に愛し愛されていた。愛、されていた。

高校卒業間近、両親が原因不明の奇病で急死。唯一残された弟は遺産を狙う親戚の手により謀殺されてしまう。
たった一人、すべてを失った愛瑠だけが残されたが、何もできない。決して明るみにならないような手段で最愛の弟を奪われ、原因不明の奇病───のちにレネゲイドウィルスに感染・拒絶反応による急死と判明はした───により尊敬していた両親までも失った彼女は、せめて親戚の罪を暴く為、公的な手段を用いた復讐を果たすため卒業後の進路を大学から警察学校へと変更した。

尚、その際すでに愛瑠の体内にもレネゲイドは覚醒直前の状態で宿ってはいた。宿ったばかりだった胎内の命は、誰も知らぬ内に侵蝕され消滅していたが。

警察学校を好成績で卒業し、在学中に得たコネを用いて親戚による弟謀殺とその他余罪全てを洗いざらい調べ上げ、お家取り潰しに至るまで徹底的に追い詰めねじ伏せ叩き潰した。

血のように赤いイヤリングとネックレスは弟から贈られた最後のプレゼント。「大人になったら同じデザインの指輪を贈る」約束を交わしていた、この世に唯一残された、最愛の弟の生きた証。

セッション履歴