容姿・経歴・その他メモ

UGNに幼い頃から所属している真面目で勤勉な男性。人間らしい人間。体格や人相で怖がられることもあるが本人の性質は世話焼きで善良。エフェクト構成も堅実で味方を守ることに特化している。
魔眼の操作も上手く支部長として申し分ない実力を保有している。

全てに人を出来うる限り救い続けるという理想を持っている。任務に対しても常に最善を尽くす。どれだけ人々に怯えられようと煙たがられようと彼の意思は変わることはない。

UGNの負の面ももちろん理解、経験しているが大多数の人々の安寧を守るため。と割り切ってはいないが納得している。
自身と兄妹同然に育ってきた紫藤飛香璃ことセレンスフィールによく振り回されている。

セレンとはチルドレン時代からの付き合い。
苦労人。常識人であるため基本的に保護者ポジションに収まることが多い。

チルドレン時代のセレンとの出会いでセレンに対して「危うさ」を感じてしまったためよく気にかけている。
それはただの兄妹仲としてではない。
座り込んで泣きそうになりながら、それでも差し出された手を取って立ち上がることしか許されなかった少女。
初めての共同任務の際に儚く、細く触れれば壊れてしまいそうなガラス細工のような彼女がそれを押し殺して戦場に立ち続ける姿に心を打たれ彼女の危うい戦い方を支えると誓った。
ただそんな彼女が戦場に出なければならない現状を憂いており、いつかセレンが普通の女性の飛香璃として生きていけることを切に願っている。

それが叶わないこともよく知っている。


チルドレン時代に現在の彼に近しい戦術をとるエージェントに出会った。圧倒的な力での蹂躙ではなく皆を守り通す鉄壁の盾。一緒に任務に出ていたものが次の日には人でなくなる現場で、アタッカー達を気遣い、非オーヴァードまでも守りきって日常を維持する英雄。
自身の在り方に悩んでいた彼にとってそれは天啓だった。
その人との出会いで彼は知った。忌み嫌われている力でも使い方次第では日常を守る何よりもの手段になることを。
今の彼はその人の意思を体現している。

一つだけ、もし彼女がオーヴァード化した際に自身の身をささげて殺しきるエフェクト「黒星粉砕」を所持している。
そんなことを行いたくはないけれど、同僚たちの帰還を望んで全力を尽くす彼女が彼らを手に掛けるなんてあってはならないから。
その時がきてしまった場合は自身の能力で、彼女の誇りだけでも最後まで守り通す。
そんな意思の表れ。

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