容姿・経歴・その他メモ

「生きる糧があれば、人間は生きていられるの」

気だるげな雰囲気の元ＯＬ、現ＵＧＮ所属の研究者。
研究テーマは“ジャーム化の境界について”――能力を使用してもジャーム化しないオーヴァードを対象とした観察研究である。

レネゲイドウイルスの侵蝕によって理性を失ったオーヴァードはジャームになる。
能力の使用により侵蝕は強まり、特に命がけの戦闘においては感情の高ぶりから暴走状態へ陥りやすく、ジャーム化のリスクは跳ね上がる。
しかし、戦闘に身を置きながらジャーム化していないオーヴァードはそれなりにいる。
彼らがヒトでいられるのは、鋼の理性か。鉄の意志か。はたまた強固なアイデンティティか。それとも大事な何か、か。
高い侵食率が観測されながらも、ヒトのまま能力をふるうオーヴァード、彼らの研究はジャーム化を止めるヒントとなりうる。
というわけで、主な観察対象はＦＨメンバー。特に戦闘タイプのエージェントならなお良し。

日頃ダラダラしているが、彼女の顔に生気が宿る条件は２パターンある。

１つ目は、ＦＨのオーヴァードとの戦闘が予感される時。
戦闘中、あるいは戦闘直後が要観察のタイミングであるため、ＦＨとの戦闘になりそうと嗅ぎつければすぐさま戦場に現れる。
行動としては完全にバトルジャンキーだが、本人の戦闘力は皆無。ちゃんと勝てるように味方を引き連れ捕縛作戦に挑む。
その際はアイドルの姿に変身するとか、味方を全力で応援しているとかいった噂もあるが、神経作用のある物質をばら撒くのがバトルスタイル。効果は本物だがすべて幻覚である。

２つ目は、ネットアイドル“イリス・ラビリンス”の推し活中。
学生時代からのファンであり、マルチコンテンツとなったために不滅の存在となった（にした）人生の支え。略してイリラビ。
「たとえ世界が滅びたってイリラビは不滅だし私は生きられる」との発言もあったとかなかったとか。

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