容姿・経歴・その他メモ

髪

銀

瞳

碧

肌

薄め

終の千剣(プルガシオス)/アリシア・ベル・ブランドン

終の千剣(プルガシオス)
　全身に罅めいた模様が走る4本腕の甲冑を纏う大男。常に鎧を着ている為、その素顔を知る者は非常に少ない。ヒーローの間で口々に噂される都市伝説「終の千剣(プルガシオス)」の正体。曰く、堕ちた英雄に死の運命を取り立てる4本腕の死神。

　“魔剣“と呼ばれる遺産、及びそれに類する物品を個人で大量に所有しており、それらを4本の腕で同時に操りながら戦闘を行う。千差万別な能力を持つ魔剣を駆使し、詰将棋の様に淡々と最適解を打ち続ける戦法は、生半可なヴィランでは全く歯が立たない。“終の千剣“の名は魔剣の数ではなく、無限の分岐を持つ彼のバトルスタイルに由来するものだ。


アリシア・ベル・ブランドン
　ヒーロー殺しの死神“終の千剣(プルガシオス)“の正体、それはUGNの特務機関「エクスキューショナーズ」班長、アリシア・ベル・ブランドンだ。うら若い少女の姿とは裏腹に、第一次レネゲイドウォーの以前から戦い続ける歴戦のオーヴァードである。契約している遺産の影響で、彼女の肉体は14歳の時点で成長が停止しており、もともと小柄であるのも相まってとてもではないが凄腕の戦士には見えない。

　能力は「テレキネシス・超高速並列思考」。バロール能力で周囲の物体に自由にベクトルを発生させることが可能で、この能力で4本腕の甲冑“織甲天殻“をその内部から“操縦”している。また、ノイマン能力により強化された思考能力で、数多の魔剣を同時に使い熟し、常に相手の数手先を読みながら戦闘を行うという離れ業を可能としている。余談だが、“織甲天殻”は元々オルクス能力者が遠隔で操作するのを想定して設計された物だが、彼女はバロール能力の力技で無理矢理操縦している。本来の使用方法ではないため、直接内部から能力を行使する必要があるのだ。


UGN特殊ジャーム対応班「エクスキューショナーズ」
　“執行者”の名を持つUGNの特務機関。UGNジャーム処理班「ハンターズ」の兄弟組織で、それと同じくジャームの処理を主な任務とする組織。ハンターズとの相違点は“ジャーム化した高ランクヒーローの処理”に焦点が当てられている点だ。高い実力を持つヒーローがジャーム化した場合、その脅威度は計り知れないものとなり、被害も甚大なものとなることが予想される。それを危惧したアリシアが設立したのがこの組織である。特務機関ではあるが、敵の脅威度によっては組織の垣根を超え、他組織・他ヒーローとの協力も厭わない異色の組織でもある。


魔剣・装備一覧
・嘶き大蛇(いななきおろち)
神経を蝕む毒の音色を発する蛇腹の魔剣。通常の剣としても使用可能で、その強度は見た目に依らず高い。

・尾雷焦
刀身の内に莫大な電力を内包する魔剣。接触した対象は切れずとも雷により焼き尽くされる。

・呪血晶殺
接触部位を炸裂させ、血のような深紅の結晶に変えてしまう魔剣。更に炸裂した部位から侵蝕が始まり、やがては全身が結晶となり死亡する必殺の呪いを持つ。

・グラクルスの音の魔剣
どんな音でも発生させられる魔剣。使用者の意識とリンクしており、リアルタイムでの発音が可能。超振動による切断、フェイクの音での撹乱等応用の幅は広い。

・城剣テルミテス
突き刺した無生物の形状を操作する魔剣。主に壁を形成し防御に使ったり、地面そのものを動かして移動するのに使用する。

・ウゥルペースの傲慢
相手の注目を強制的に引き寄せる魔剣。相手の戦闘勘や第六感に作用する為、対象が手練れであるほど有効。

・織甲天殻
全身に罅めいた模様が走る4本腕の甲冑。元々オルクス能力者が遠隔で操作するのを想定して設計されたが、アリシアはバロール能力で無理矢理操縦している。

・スクナ
織甲天殻に宿る付喪神と呼ばれるレネゲイドビーイングの一種。使用者の戦闘行動をサポートする。

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