“選択の自由”九十九 八百
プレイヤー:きゃわむ
「……〝化け物になる道〟しか選べなかった。
だから残りの道は全部自分で選ぶ」
「選ばせてやるよ、
頭か心臓どっちにぶち込んで欲しい」
- 年齢
- 十代後半~二十代前半
- 性別
- 男
- 星座
- 不明
- 身長
- そこそこ
- 体重
- ぼちぼち
- 血液型
- 不詳
- ブリード
- トライブリード
- シンドローム
- モルフェウス
- エンジェルハィロゥ
- オプショナル
- ノイマン
- HP最大値
- 25
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- +20=4
- 行動値
- 11
- 戦闘移動
- 16
- 全力移動
- 32
経験点
- 消費
- +55
- 未使用
- 37
フルスクラッチ作成
ライフパス
出自
| ¥99,800
|
疎まれた子 |
経験
|
|
死と再生 |
邂逅
| オグマが俺を選んだんじゃねぇ、俺がオグマを選んだんだ。
|
ビジネス |
覚醒
| 侵蝕値
| どうやらレネゲイドウイルスは俺を選んだらしい。
|
素体
| 16 |
衝動
| 侵蝕値
| この力は“選ぶ”ための力だ、存分に揮わせてもらう。
|
解放 |
18
|
その他の修正 | 8 |
|
侵蝕率基本値 | 42 |
|
能力値
肉体 | 2
| 感覚 | 5
| 精神 | 1
| 社会 | 1
|
シンドローム | 1+0
| シンドローム | 2+3
| シンドローム | 0+1
| シンドローム | 1+0
|
ワークス | 1
| ワークス |
| ワークス |
| ワークス |
|
成長 |
| 成長 |
| 成長 |
| 成長 |
|
その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
|
白兵 | 1 |
射撃 | 2 |
RC | |
交渉 | |
回避 | 1 |
知覚 | 1 |
意志 | |
調達 | 1 |
| |
| |
| |
情報:噂話 | 1 |
ロイス
関係
| 名前
| 感情(Posi/Nega)
| 属性
|
| 状態
|
Dロイス
| 秘密兵器(LM)
| |
―
| |
|
|
| インサニティ
| 懐旧 |
/
| 脅威 |
BK |
久方ぶりに聞いたな……クソ懐かしい吐き気がする
| |
| 黒い獣
| 興味 |
/
| 脅威 |
|
| |
|
| |
―
| |
|
|
|
| |
―
| |
|
|
|
| |
―
| |
|
|
|
| |
―
| |
|
|
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限
|
| リザレクト
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
| 効果参照
| ―
|
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 |
| ワーディング
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| シーン
| 視界
| 0
| ―
|
非オーヴァードをエキストラ化 |
| 砂の加護
| 2
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| 単体
| 視界
| 3
| ―
|
判定ダイス+Lv/ラウンド1回 |
| 零距離射撃
| 1
| メジャーアクション
| 〈射撃〉
| 対決
| 単体
| 至近
| 2
| ―
|
攻撃ダイス+Lv/エンゲージ制限無視 |
| マルチウェポン
| 4
| メジャーアクション
| 〈射撃〉
| 対決
| 単体
| 武器
| 2
| ―
|
命中-[5-Lv]/装備中の武器を合わせて攻撃 |
| ヴァリアブルウエポン
| 1
| メジャーアクション
| 〈射撃〉
| 対決
| 単体
| 武器
| 3
| リミット
|
Lv個所持中の武器も装備して攻撃 |
| コンセントレイト(モルフェウス)
| 2
| メジャーアクション
| 〈射撃〉
| ―
| ―
| ―
| 2
| ―
|
C値-Lv |
| 黄金錬成
| 2
| 常時
| ―
| 自動成功
| 自身
| ―
|
| ―
|
常備化ポイントLv*10 |
| 折り畳み
| 1
| メジャーアクション
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
|
| ―
|
Lv個物品を紙状に折り畳む |
| 壁抜け
| 1
| メジャーアクション
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
|
| ―
|
壁を抜ける |
コンボ
ぶっぱ(仮)
- 組み合わせ
- 砂の加護+零距離射撃+マルチウェポン+ヴァリアブルウエポン+コンセントレイト(モルフェウス)
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 12
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
- 5+3
- 8
- 2+-2
- 29
- 100%以上
- 5+5
- 7
- 2+-2
- 38
ダメージを与えた対象はラウンド中判定ダイス-6D
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説
|
フォールンライフル
|
|
| 射撃
| 〈射撃〉
|
| 10
|
| 200
|
|
フォールンライフル
|
| 20
| 射撃
| 〈射撃〉
|
| 10
|
| 200
|
|
アサルトライフル
| 10
|
| 射撃
| 〈射撃〉
| -1
| 9
|
| 100
|
|
アサルトライフル
| 10
|
| 射撃
| 〈射撃〉
| -1
| 9
|
| 100
|
|
経験点計算
能力値
| 技能
| エフェクト
| アイテム
| メモリー
| 使用総計
| 未使用/合計
|
0
| 4
| 124
| 20
| 0
| 148
| 37/185
|
容姿・経歴・その他メモ
オグマに所属するオーヴァード。
裏の世界にて“仕事を選り好みする事”で名の知れた万屋。
随所任意,自由奔放を心情とし、束縛される事を嫌う。
その気質は戦闘スタイルにも表れ、ガンカタとジャグリングを組み合わせた我流の戦闘術を扱い、四挺の銃から予測不可能な弾丸を放ち敵を圧倒する。
¥99,800-
九十九 八百がこの世に生まれ落ちて最初に付けられたのは名前ではなく値札だった。
へその緒も取れない彼を闇市から引き揚げた男は“価値”をそのまま名前として与えた。
生まれた土地も、血縁も知らない八百が唯一知る自身のルーツである。
否、最早その話ですら定かではない。
八百にとっては又聞きの情報でしかない。
初めに彼を所有した男は八百が物心を覚える前に、
自身が所属する組織の抗争にて命を落としたからである。
八百の周りには常に死が付きまとっていた。
次に八百を所有した女──彼を初めに買った男の愛人は、
比較的長く生活を共にしたが薬のバッドトリップに苛まれ命を絶った。
性の捌け口にしようとした紳士は家族に見咎められ、最期は自分の娘に刺された。
闇の世界から引き摺りだし暖かな家庭に迎えようとしたものもいたが、
過程で“日陰者”の恨みを買い家族ごと焼き払われた。
死に遭遇し居場所を追われる度、八百の目つきは鋭くなり眼光は深みを増していく。
“ソレを所有した人間は、不幸になる”
迷信染みた話が広まり始めた頃、八百に興味を持った男がいた。
──目を覚ませば、リノリウムの白い床と眩い蛍光灯が広がっていた。
前後の記憶は定かでは無い。
しかし「これが人間か?獣か、あるいは既に化け物染みているな」という嘲りにも似た声だけは記憶していた。
四肢は拘束され身動きは取れない。
辛うじて動く首を振れば、左には同じように拘束された人間がいた。
犇めくうめき声が、目に見える範囲では済まない人数がこの部屋にいることを告げている。
右には男が立っていた。
初めに彼は名乗った。名が“インサニティ”であることを。
男は告げてくる。人ならざる八百に期待をしている事を。真に人ならざる者への覚醒を。
突如、隣の女が突如悲鳴をあげる。その原因はすぐ八百にも降りかかった。
四肢を拘束する手錠から、電撃が流れ込んでくる。
部屋は阿鼻叫喚で満たされた。
……レネゲイドウイルスが活性化し、オーヴァードへと至る道筋の一つが“強いストレス”である事を八百が知ったのは後日であった。
続く、投薬、水責め、焼き鏝......
プロセスを経るごとに部屋のうめき声が少なくなっていくのが解る。
どこかに家族連れがいたらしい、子の声が聞こえなくなった母親の慟哭が聞こえる。
どこかに顔見知りがいたらしい、断末魔をあげる者の名を呼応するように叫び続けるのが聞こえる。
気絶と覚醒と慟哭を繰り返していった。
──ふと意識を取り戻した時、拘束具は外れていた。
いや、“砕けて”いた。あたりを見回すと幾人かが拘束から逃れた痕跡がある。
共通していたのは、その手段は明らかに人外によって行われたものである事だった。
これが彼の化け物への覚醒へのプロセスであった。
しかし、インサニティにとっては実験体の種別が人間からオーヴァードへ変わったに過ぎない。
八百がオーヴァードへ覚醒してから早幾年、長く続いた実験体としての日々は突如として終わりを告げた。
後に解る事であったが、FHに対するUGNの襲撃であった。
UGNが有するエージェントに歯向かった者は肉塊へと変えられていく。
戦いに巻き込まれ、命を落とした非戦闘員も少なくは無かった。
八百は逃げるでも無く、投降するでも無く、ただ立っていた。
運命を呪う激情と、どうしようも無いという諦観が渦巻いていた。
この場だけではない、おそらく生まれてからここに至るまで、ずっと。
遂には八百の元にも武器を構えた戦闘員が来る。
「投降するか、ここで死ぬかを“選べ”」
──幾度目となる命の危機に訪れたのは、天啓であった。
選ぶ、そんな事を考えた事は無かった。
そんな機会を与えられた事は無かった。
選ぶ、“選択”という可能性に気付いた八百の視界は開けていく。
そうか、自分を買った人間は間違った選択をし、死んだのだ。
成程、他の実験体は運命に選ばれなかったから、死んだのだ。
生まれも選べない、名前すら勝手についていた。
化け物になるしか道は無かった。
そんな自分にも選ぶという選択肢があるならば!
八百は武器を向けれれているにも関わらず、不敵に笑う。
──UGNがFHを襲撃した日を境に、一人のオーヴァードが名を上げる。
その名は“九十九 八百”
彼は選び続ける。
仕事を、金を、快楽を、敵を、生き様を。
死が彼を選ぶその時まで。
セッション履歴
No.
| 日付
| タイトル
| 経験点
| GM
| 参加者
|
|
| フルスクラッチ作成
| 19
|
|
|
| 9/26~
| 一話
| 20
|
|
|
|
| 遺産卓追加
| 6
|
|
|
| 2/18~3/15
| 嗚呼、猫耳になれ。儚き竜の仔らよ
| 10
|
|
|