色素の抜けた白のもふもふとした髪を束ねた大きめのポニテが特徴的な少女。
黒を基調としたシックなゴスロリに茶のブラウスは本人の趣味ではなく主の趣味なんだとか。

人懐っこく明るい、感情豊かで無邪気と光の要素がかなり強い小柄で若干常識はずれな少女。
時に気ままに猫のような性格。
普段のそのお気楽、そして能天気加減から拾い主からはアホの子疑惑を吹っ掛けられている。

が、その実社会経験...というよりは人間経験が足りていないというのが起因しており、こと非日常中においては寧ろ無駄に肝は据わった裏社会人仕草を見せつけてくる。

上記、及びある事情からそこまで情緒は育ち切って居ないものの、誰かが困っている、悲しんでいるのであれば遺伝ともいうべき人の良さを発揮するナチュラルボーン親切ガール。


結構人肌恋しいと思っている部分があり、慣れた人間には勝手にすり寄ってきて甘えたりしてくる。
好きなことは歌って踊ること。苦手なことは寂しいこと

現神城のテスター兼あるお嬢のヒモとUGNイリーガル、過去FHで制作された試験管ベイビーという異彩の経歴を放つ一般通過ガンナー。

妻子の殆どを事故で失い狂ったFHの男が、妻だけでも生き返らせあわよくば死なない肉体を与えようと製造した次世代オーヴァード。
最初から遺産を運用させる前提で肉体を調整されており、稼働すればミドルクラスでも中の上に食い込める性能を搭載されていた。

10年ほどの研究、実績の元完成間際というところまで漕ぎついたものの不具合及び不都合が起きた結果、妻ではなく肉体自体に人格が芽生える事象が発生。
これは妻ではない、と廃棄された。

作られ芽生えた命、されど生きたいと願う渇望はその胸に有りて。
処分場から何とか逃げ出し、街を彷徨い歩いて餓死しかけたところで...少女は、運命に出会った。

ある神城のお嬢に拾い上げられ、衣食住を提供され治療を施され...あれよあれよといつの間にか子飼の懐刀兼ヒモのような立場に落ち着いてしまった。
今の穏やかな日常をそれなりに気に入っているものの、あんまり拾われた恩が返せていない自分に結構情けなさを感じており、その結果他者に親切にする習慣が更に強化された。
なお足掻くたびにうちの子可愛い......するお嬢の世話欲を掻き立ててヒモ脱却が遠のいているのは内緒。


本人は自身の元になった母親についてそれなりに興味を持ってはいても深く知るつもりはないらしく、お嬢から本来の血縁探しの打診を受けていてるが別に要らないからいいと断っているとか。
だがその雰囲気や性格、言葉使いに扱う能力の方向性からあるUGN側のオーヴァードと関連性を疑われているらしく...？

製造年数に関しては、一桁前半らしい。

撃ち抜いた対象を絶対零度の冷気によって凍てつかせるサラマンダー
......と誤認されているハヌマーンとエンジェルハィロゥのクロスブリード。

別にサラマンダーは持ち合わせていないものの、音波を用いて気圧を膨張または圧縮することで高熱及び低温を発生させているのがサラマンダーと思われた所縁。

また、武装は大分類：必中の弓と呼ばれるものだがその形状は奇抜の一言。
どこか趣のある古めかしいヴァイオリンであり、それを戦場で奏でることで自在の音程を産み出す。
曰く『ぶっちゃけ声で調整するのって死ぬほど面倒でぇ...』

こっちのけんと様よりけっかおーらい
イメージCV：名塚佳織さん（プリズマイリヤより美遊・エーデルフェルト）