容姿・経歴・その他メモ

レネゲイドウイルスが公的記録として発見され世界にばら撒かれか事件から間もない黎明期、まだUGNが組織として力を持たない頃にレネゲイドの力を研究・利用しようとした某カルト団体によって集められた子供の1人。
物心つく前に引き取られ、同時に戸籍と出生の記録が全て抹消されたため本人も自分のルーツを知らない。

対レネゲイドに特化した実験と訓練により『対抗種』のオーヴァードとして覚醒。さらに〝他のレネゲイドウイルスを侵す〟というそれまでに発見されたどのシンドロームとも異なる力を得た。（※当時ウロボロスシンドロームはその存在が知られておらず、何れかのシンドロームの変異種と考えられていた）
優秀な戦士になることを期待されていたが、本格的に運用される前にUGNの働きによりカルト団体は瓦解。彼も関係者として捕らえられ、後に保護された。
保護された後は普通の生活に戻る道も示されたが、戸籍も身よりも他に出来ることも無く、何よりも普通の生活を知らない彼はUGNチルドレンとして生きる道を選ばざるを得なかった。

幼少期からの訓練の賜物でUGNに所属してからも成績優秀かつ任務成功率も非常に高くモデルチルドレンに認定されている。
その一方で成長するに連れ広い世界を知り、UGNチルドレンとしての自分と〝普通の生活〟へのギャップにいつからか葛藤を抱くようになった。
そのためか、ここ数年任務は真面目に取り組むものの任務外の時間は「オフ」と称して指揮系統を無視した個人行動が目立つ。度々上から咎められるが意に介さず改善の兆しは見られない、どころか生意気な態度を取り続けている。
一方で似たような境遇のチルドレンに対しては懐が深く、何かと世話を焼くため慕われている。

要は思春期を拗らせた反抗期真っ只中である。


仕事中は常に黒装束と真っ黒に塗った仮面を着けている。
戦闘開始時に己の影を暴走させ全身に纏う。影を伸ばすことで縦横無尽な攻撃を可能にしている。

好きなもの オフ、あんぱん、青空に浮かぶ雲
嫌いなもの 香辛料が強すぎる料理、狭いところ

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