紅玉のような双眼、少し長いブロンドの髪をローポニーテールに束ねた、ほんのり邪魔な前髪をヘアピンで留めている活発な印象の少年。
ショートパンツやワイシャツの袖からちらりと見える腕や脚は、年相応に細くかなり白い方。
おしゃれな私服を着こなしていることが多いが、現在の雇い主のチョイスが多めだったりする、らしい。

明るく活発、興味のあることには頭から突っ込んでいくザ・少年を地で行く子。
じっとしているのはあんまり性に合わないと思っている節があり、動くことの方が好き。
それでいて礼儀正しく、目上の人には敬語を使ったりがしっかりとできる。

困っている人には手を伸ばし、悪事を働く人間には人並みの正義感の元苦言を申し、なにより人命を優先する生粋の善の人間。
例え難しいことだとしても、苦しい状態だとしても諦めたくないと、まだできることはあると頑固な部分も。
今の束の大部分は事件発生時に共に居た兄、飛羽真による言葉の数々で構成されており、感銘を受け指針としてはいるもののあくまで拠り所であり、それを元に自分の善性を掛け合わせてできている。

身寄りのない、ある神城の少女に拾われた外見と実年齢の合わない少年。

基本的には慣れない高校生活にひぃこら言いつつ主人である少女、柚凪の指示の元UGNに協力している会長派のエージェントで、余りにも忙しい生活に身を置くことにはなっているものの力を持つものの義務だと本人は胸を張って挑んでいる。

8年前にあるFHのジャームが作り出した異空間へ意識のみ兄と巻き込まれ、そこで覚醒を果たすことになった。
異空間の内容は、無限にEXレネゲイドの怪物がリポップする一種の無限戦闘領域。
異空間内で比較的早く覚醒し、兄と共にどうにか生き残ってはいたらしいが...現実に意識が戻ってきた際、生きていたのは束一人だったらしい。

目を覚ました時点、否意識を無くしてほぼ覚醒しているような状態の束達の生命維持を申し出たのが神城であった為、レネゲイドの制御等の教育後は身柄を預かっていた神城が諸々の生活の補助をしている。
また、数年間現実では眠っていたままの為、肉体と精神で年齢が若干ズレているらしいが...その割に、思考はほんの少しだけ大人びているとか。

非常に高いRCを生かし、自身の半身ともいえる獣性を影と操り戦うオーヴァード。
透けた様なオーラを動物の身体の一部の形にし、それで攻撃を行う。
一例：象の脚、サソリの尻尾、鷹の翼、蜂の針等。

切札は、利き手である右腕を竜の顎に変化させ、周囲のレネゲイドを喰らって砲撃する通称”竜撃砲”
威力、反動共に大きい為、放つ際は両脚を変化させ、翼と尻尾をアンカーにして体を固定し放つ