母親はフラン出産時に死亡。父子家庭で育つ。
父親は警官であり、フランは父に憧れを抱いて自身も警察官を目指し、同じ県警に配属になった。
父は捜査一課特殊事件捜査係（SIT）、フランは交通機動隊。

約10年前、突如発生したバスジャック事件に急行。SIT所属の父親も現場に出動。
しかしこの事件はジャームの起こしたものであり、UGNのエージェントが駆けつける前に初動部隊は全滅。
父娘は最期にお互いの死にゆくさまを見せられることになった。

その直後現れたUGN部隊によりジャームは制圧。事後処理の最中、覚醒によって息を吹き返したフランはUGNに保護され、そのまま治療と訓練の後、UGNに所属を変えることになった。
公的には死亡扱い。歳をとらなくなったり髪と目の色が変化したりしているものの、用心の為元居た県とは離れた地域の支部を担当している。

明るく快活、前向きで正義感に溢れる女性。
ちょっとさばさばしているところがある。湿っぽくならないわけではないが、最終的にごり押しで解決を選びがち。人に寄り添うとか苦手。
一方で本人はちょろいというか絆されやすいところも多分にある。

幼少期から「正義の味方」である警察官の父親に憧れており、実際に警察官になってもそれを継続し、さらにUGNという異能力方面での秩序を敷く組織（だとフラン自身は思っている）を知ったことで、今なお真っすぐに正義というものを振りかざせるある意味でのメンタル強者。
組織への忠誠は篤く、特に日本支部トップである霧谷へは深い尊敬を抱いている。
組織の暗部も理解はしてるがそれはそれこれはこれ。

オーヴァードに覚醒した後、UGNにて能力を制御する訓練を行った際の担当教官。男。
フランよりはるかに年下（当時12歳程度）だったが、フランは尊敬と親愛の意味を込めて「お師匠さま」と呼び始めた。本人にはめちゃくちゃ嫌な顔をされた。今もされてる。

初めは警察官だったこともあり射撃メインで訓練を行っていたもののいまいちうまくいかず、またいつも乗っていた相棒ともいえるバイクがないことに空虚感を感じ悩んでいた。
そんなある日、お師匠さまが自ら制作したフラン専用のバイクを持ってくる。いたく感激したフランはお師匠さまに熱烈なハグをして一回リザレクトさせた後、バチギレする彼から運転攻撃型スタイルの手ほどきをうけた。

バイクは普段は折り畳んで収納している。
フランの出力（雷神の降臨）に耐えうる耐久性を保持しているが、その状態でバイクの通常速度を出すと機体が吹っ飛ぶ可能性が高い為、併用時は加速が著しく制限される。

ちなみにフランはお師匠さまのことを出逢ってからずっと偏愛しているが、向こうは「母親レベルの歳の女に猫かわいがりされるなんてぞっとする」と辛辣なコメントを残している。

全部イタリア語
・ジュスティーツィア…正義

・Conto alla rovescia…カウントダウン
・Tutta manetta…全速力、フルスロットル
・Cambio marcia…ギアチェンジ
・Pratica…訓練

◆推奨カヴァー：ＵＧＮ支部長
▼シナリオロイス 久世 仁美（くぜ ひとみ） 推奨感情 P:懐旧 /N:悔悟

君は数年前の爆発事件の際、ＦＨセルでまだ幼かった久世を発見した。彼女を保護しようとしていた中、セルが爆発に呑まれてしまう。君は命からがら脱出することが出来たが、久世は救出できないまま死亡したと結論付けられた。
しかし二年前に霧谷雄吾から依頼されたＦＨセル突入任務で、死んだはずの久世と再会した。彼女の目は敵意に満ちており、君は彼女に追い出される形でセルを後にした。
突入任務から二年が経った現在、神室支部では『ジャーム：レイス』が出没している。そんな中、支部内で PC②のそばにいる『ジャーム：レイス』の反応を検知する。その人物は錯乱しながらも、確かに久世の名前を口走った。

槇村くんは預かり。お人よしって言われた。お人よし……？（この女から一番遠い言葉）
これからも何も変わらないと思う。この女。
リリアちゃんもレンゲちゃんも（年齢を顧みて）娘かな？　的な可愛がりをしているし、幽木くんも槇村もやっぱり息子扱いしている。でもこいつ親にはなれないタイプなので……。