容姿・経歴・その他メモ

●概説
鳩黒家の長男として育った少年。祖父、祖母と妹を含めた六人家族。ちなみにだが婿養子家庭。
見た感想は好青年として捉えられやすいが、実際の中身は非常にチキン。ちなみにケン〇ッキーが好物。
気高き槍として充分に足るものを所有しているが、本人曰く「これは本物のグングニルとは言えない」とのこと。
幼い頃「フェンリルバイト」に助けられており、オーヴァードへの偏見は最初からなかった。

●性格
没個性……とまではいかないが、当たり障りのない性格。親切もするし、イタズラもする年相応の少年。強いて言えば後述の趣味のせいで、たまに喋り方が主夫っぽい。
当たり障りなく好青年のような振る舞いを心掛けているが、実際は非常にチキン。特に女性に対してとホラーに対してはその傾向が強く、叫び声を押し殺しながら青ざめる。エンジェルハイロゥの影響か危機察知能力が非常に長けており、それによる回避行動も一丁前。ただし荒事や口論、流血沙汰に関しては実家の影響か完全に慣れきってしまっており、人の命が奪われる程度では眉一つ動かさなくなってしまった。
今の自分の目標は、とにかく妹を守り、自分たちの生活するためのお金を稼ぐこと。そして偏差値を上げヒーローとして大成すること。それ以外は特に何も考えておらず、無我夢中で勉強をしていたらいつの間にか首席にまで届いていた。
気高き理想も理念もなく、生徒会やヒーローに若干の劣等感を抱いている。
そんな自分がヒーローになっていいのかと思いつつも、妹の応援を無碍にすることも出来ない。
趣味は料理で、勉強の息抜きに何回か続けていたら夢中になってしまった。得意ジャンルは和食、それも魚の煮つけなんかが得意。なんでだ。

●戦闘スタイル
槍の特性を活かした、投擲主軸の戦い方をする。
昔は銃撃よりも剣道や格闘術の方が得意だったが、槍との出会いで訓練の仕方を極端にした。
他者のサポートも不可能ではなく、火力も決して低くはない。

●人物背景
反オーヴァード勢力の活動家の息子として生まれたものの、当初から世間と自分たちのギャップに疑問を抱いていた。妹は家族に賛同しており、自分のみが外れた考え方を持っていた。
長男であることから期待され、英才教育として武術や学問を叩き込まれる。彼の首席と成り得た土台はここにある。
小学校二年生の頃、ショッピングモールが異形のヴィラン集団に襲われたところをフェンリルバイトに助けられる。興奮冷めやらぬ気持ちで家族に話したものの、マッチポンプを提唱され、以降家族との絶縁を決意する。
その一年後、逆恨みを買っていた彼は妹と共に異形のヴィランに再び襲われる。身を挺して守った彼が結果的にオーヴァードとして覚醒してしまう。妹も感染する形でオーヴァードとなり、二人は家族に内緒にすることを誓う。しかしすぐに違和感を持たれてしまい、彼は苦肉の策で自分がオーヴァードであることを証明、妹への魔の手を自分に集めた。
虐待を受け一か月後、たまたま夜来学園関係者に妹が通報、顔の傷が決定打となり、親元から引き離されることになる。

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