設定

･経歴
　『ジュレーベン・ヘクセ』と呼ばれた実験の生き残り。
　強力なオーヴァードのレネゲイドを埋め込むことで強力なオーヴァードを量産しようという目的を持ち行われた実験であり、そのためのデザイナーベビーや、孤児などが多く集められた。
　外を知らない彼女は本来は一般的なFHチルドレンとして育ってもおかしくなかったが、同じ実験に参加する仲間たちと接し、助け合いながら育っていく中で『善性』や『倫理観』などを獲得することとなる。
　オーヴァードとして覚醒して以降は『被検体11番』として扱われた。そして、実験参加者のリーダー格として振る舞うようになり、できるかぎりの『倫理観』と『善性』を教えるようになる。

　FHはこの実験の被検体を使い捨てとしか思っておらず、FHチルドレンとしての教育がおざなりだったのもあり、その行為を咎められることも基本無く、実験にさえ従っていればなんでもいいと考えていた。
　結果的に死亡したものは多いが、生き残った者には『善性』と『倫理観』を備えた者が多く存在する。

　5年ほど前に自分がいたFH施設がUGNによって解体され、FHから解放されることとなる。
　その頃には多くの同胞が外へと連れ出され、バラバラになっていたこともあり共に救い出された同胞は数えるほどしかいなかったが、バラバラになった『家族』である同胞を探し、救うためにUGNイリーガルとしてあちこちを歩きまわっている。
　
　自分の実験に使われたオーヴァードのコードネームから｜『竜の魔女』《ヘクセドラッヘ》と名乗っているが、能力にそれらしき片鱗はあまりない。曰く『武器を使う方が性に合ってるせい』らしい。

･オーヴァードとしての能力
　キュマイラ/モルフェウスのクロスブリード。
　どちらかというとモルフェウスの力を多く利用しており、限界密度まで強化した大鎌をキュマイラの力で振るうことで戦闘を行っている。

　前述の通り『武器を使う方が性に合ってる』らしく、キュマイラによる変身能力などはあまり使わないらしい。
　その根幹には竜の名を冠したとあるFHエージェントの力があり、肉体強度が相当に高い。

･彼女という個人
　UGNイリーガルという立場を取っているオーヴァード。
　その目的は彼女の実験仲間である『家族』達を探し、保護するため。

　そのために傭兵として色んな支部に手を貸しながら情報を集め、ある時は『家族』を預け、ある時は情報を貰いながら各地を旅してきた。
　そんな経緯もあり旅をする機会が非常に多く、あちこちの景色を見て回ったりすることが好きである。

　旅をする都合自分の家を持っておらず、高校にも在籍はしているが行ってはいないという状況である。ただし年齢を示す服としては便利なので旅の最中は基本制服である。

　『家族』に様々なことを教えられており、妙な知識に明るかったりする。カードゲームが顕著であり、彼女が学校に行くのは基本ロッカーにコレクションを仕舞いに行くときのみである。

基本情報

シナリオでの経歴

　未定　

一問一答

Q1：もうちょいドラゴンらしい技とか使わないんですか？ブレスとか
A1：僕そういうの得意じゃなくてねぇ…、武器使うのが凄い上手な子が家族に一人いてね、その子に色々教えてもらったんだ。それで武器使う方が得意でこっち使ってるんだよね。

Q2：一人で旅してるらしいですけど寂しくないんですか？
A2：まあ、ずっと一人ってわけじゃないしね、その時々で出会う人もいるし、『家族』と再会できることもある。それに、いつでも『家族』と連絡とれるからね。

Q3：どうせなんで好みのタイプ教えてください
A3：急に攻めて来たね！？　そうだなぁ…、家族を大切にしてくれる人、かな？

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