容姿・経歴・その他メモ

根明。ポジティブ人間。
生まれつき下肢が動かない。ハンデを抱えているにも関わらず、見捨てずにいてくれる家族を大切にしていた。
ず～っと家族の役に立ちたくて、身体が自由にならない代わりに勉学に励んでいた。が、芽は出なかった。

出来の良い兄姉、双子の姉妹に引け目のようなものを無自覚に燻らせていたものが溜っていたのか、餓えを満たそうとするかのように求めていたからか、突如としてオーヴァードとして覚醒。大層喜んだ家族に迎え入れられた扉の先、思ってもみなかった世界と遭遇したことに衝撃を受け、計画を立ててUGNに助けを求めた。
家から逃げるため、自由の利かない脚を捨て、動く脚を作った。残った肉体も、元々然程強くなかったのか、あるいはUGNにおける訓練で酷使したせいなのか、自由を失っていった。そのたびに作り替え、機械へと置き換えていった。

家族のことは今でも愛している。けれども、その家族の行いを正しいと肯定できなかった。
手を差し伸べてくれたUGNに恩義を感じている。ようやく、恩義に報いる時が来た。

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