容姿・経歴・その他メモ

一人称/二人称：俺/お前
髪：灰に紫のメッシュ
瞳：右・全てを見通すような黄/左・全てを覆い隠すような紫
身長、体重は人間時/書物時

源市にて古本屋”ペリドット”を営んでいる男性。
ぶっきらぼうで不愛想、常に威圧感を放っているため、よほどの物好きか常連以外の客足はほぼない。
店構え自体もかなり古い洋風の館なので、住民の間では”幽霊洋館”などと噂されている。

正体は、その昔イギリスにてある魔導士によって書かれた魔導書(グリモワール)。
神話、神々になぞらえた魔術が封じ込められている。
書かれた当初からレネゲイドに感染しており、既に自我が存在した。
人としての姿を取ったのはおよそ200年ほど前であり、当時の所持者の姿をコピーしている。

非常に粗雑な性格。行動のほとんどを面白そうかそうでないかで決める。
昔は、新たな所持者が現れるとまず”値踏み”し、気に入った相手には全力を以て応えていた。
しかし気に入らなかった相手にはまったく力を貸さず、むしろ持ち主の生命エネルギーを吸い取り早死にさせていた。
今は命を吸うようなことはしなくなったが、それでも初対面の相手を値踏みし態度を変える点は変わっていない。
200年前の所持者は最も気に入った人物であり、後にも先にも彼以上の持ち主は現れないと思っている。
「彼の為以外では絶対に全力を出さない」と自らに深く誓い、彼の死と同時に自らの能力の大半に封印を施した。

時が経つにつれ魔導、魔術が衰退し、自分の気に入る所持者に期待できなくなったため、人の姿を取り古本屋として腰を落ち着けた。
最近の趣味は珍しい古書や裏で流れてきた魔導書などを集める事。彼の店の蔵書の3割ほどが曰く憑きである。
そんな古今東西の曰く憑きなヤバい本を彼に流しているのが”行商屋”と呼ぶ男。
世界各地を駆けずり回りそういうヤバい物品を漁っているヤバいヤツである。ちなみに普通の人間。オーヴァードではない。
最も心を許している男であり、行商屋が帰国すると常連客も交え、外国での土産話をツマミに3日程共に飲み明かす。

彼の書名は”魔の黒書(デモニック・グリモワール)”。自らの事は”デモニック”と名乗る。
常連客達からは「デモさん」「魔書さん」「古本屋」「ガラクタ」などと好きなように呼ばれている。

UGNにはなにかやらかさないかと色々と目を付けられている。
個人的な興味対象から2か所の源市支部には一応協力体制を取っている。
しかし、協力を求められなおかつその事件が興味に値するものでない限り一切動かない。
一度興味が湧いてしまえば、事態が完全に収拾がつくまで徹底して行動するだろう。

戦闘スタイルは支援が主。
先述の通り大半の能力を封印しているがそれでなお強大な力を振るう。
現在主に行使する力は以下の7つ。

0：傀儡の影(メフィスト)　幻惑の如き影の傀儡を召喚する。
V：無幻の叡(ミネルヴァ)　神の叡智の如く全てを読み解く。
Ⅶ：戦王の迅(クアドリガ)　戦車の如く戦場を縦横無尽に征く。
XⅥ：楼閣の塔(バベル)　崩れ行く塔の如く敵の力を崩す。
XⅦ：神祝の鐘(オベロン)　祝福の鐘の如く味方の往く道を示す。
XⅨ：煌陽の閃(ヘリオス)　太陽の輝きの如き力で味方の力を増強する。
XX：裁定の獄(テミス)　神の裁きの如き雷を落とす。


・挨拶
「いらっしゃい。ここは古本屋”ペリドット”。よく来たな。」
「俺はデモニック。まあ好きに呼べ。」
「さて、お前は俺の興味に値するかな...？」
・好感度(低)
「人の世はいつだって変わらん。そんな下らない争いごとに、俺を巻き込むんじゃねえ。」
「興味ないな。お前のような人間は腐るほど見た。何の面白みもない。」
・好感度(中)
「ほう......なるほど。面白い！その話、乗ってやろう。」
「どうした。早く案内しろ。俺の興味が尽きる前にな。」
・好感度(高)
「お前か。好きに見ていけ。」
「実に物好きな面白い人間だな。お前になら、俺の力の3割程度なら預けてやってもいい。」
・プライベート
「酒を用意してやる。何か面白い話をしてみろ。」
・ビジネス
「あぁ？下らんな。俺抜きで勝手にやっといてくれ。何の興味も湧かん。」
「グズグズするな！早く本題に入れ！実に興味深い！！」
・会話
「この姿か？これは俺の一番気に入った人間から借りている。お前の20億倍面白い男だ。」
「行商屋か。その顔はいいモン入ってんだろ？早く見せてみろ。」
「俺の本気はアイツの下以外じゃ絶対に見せねえよ。まぁ、もはや自分でもこの封印は解けんがな。」

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