■プロフィール

「目の前にいるのは敵だ。
　　それだけで、戦う理由には十分だろ？」
　　　　　―― 身の丈以上の巨大な剣を構える“｜眠らぬ獅子《スリープレス》”

名前:“｜獅子都 千隼《ししど ちはや》”
性別:女 年齢:18
ブリード:トライブリード
シンドローム:キュマイラ／ブラックドッグ／ハヌマーン
ワークス/カヴァー:FHエージェントB/FHエージェント
所属:PC③セル、かつUGN
コードネーム:“｜眠らぬ獅子《スリープレス》”
身長/体重:145cm/-kg

■来歴

●極度の負けず嫌い

　彼女は人一倍の負けず嫌いだった。直情的で遠慮しない上、活発で力も強い。小学生の頃から、気に食わないことがあればどんな小さなことでも中学生に食ってかかるような子ども時代を過ごす。高校生になる頃には、同級生の悪友たちには一目置かれる存在として君臨し、教師や周囲の大人から白い目で見られながらも、あらゆる欲望に従い、世界に歯向かって過ごしていた。
　しかし彼女の欲望が満たされることはなかった。とかく強いヤツと戦い続けたい、そして勝ちたいという原初の欲求、獣の本能だけが純粋に彼女の体を支配した時、彼女のレネゲイドウィルスは覚醒に至った。

●FHとの出会い

　それから数か月、発見したオーヴァードに挑んでは傷だらけになりながら殴り勝ち続ける、オーヴァード狩りの日々を過ごす。彼女が見つけた彼女なりの生き方である。それがFHの耳に入るまでにはそう長くはかからなかった。組織そのものには毛ほども興味は無かったが、「強いヤツと戦える」という謳い文句に誘われ、簡単に懐柔される。強力な武器の支給、猛者との対峙などの満足できる環境に身を置くことができているので、しばらくは世話になろうと考えている。

●UGNへの潜入

　現在、彼女はスパイとしてUGNに潜入している。組織としてのFHに対する知識に乏しいこと、かつ思ったことをすぐ口に出す直情径行な性格から疑われにくいことが功を奏して、肝心なこと以外をすべてさらけ出すギリギリの諜報をこなす。組織にこだわりが無いので、FHの元にいようがUGNに潜伏しようが、強いヤツと戦うことにつながるならば何でもやるという気持ちで、片桐と案外真面目に任務にあたる日々を送っている。

●戦闘スタイル

　「5人がかりでようやく動かせる」と評されるトツカを両手で構える超人的な力をそのままに、狙いすました重い一撃で叩き斬る。身の安全を顧みない高揚を力に変えた一太刀に対して、堅牢な守りは全くの無意味と化す。

セッション履歴