外見など

片目に眼帯を付けた銀髪赤目の少女。肉体年齢は16〜7歳ほどであるが、生年は10年にも満たない。
一人称は当方(とうほう)。二人称はお前、もしくは其方(そなた・そのほう)。三人称はフルネーム。（詳しくは後述）

経歴

結社によって運用されていた実験体の兵士。
担当研究者曰く、レネゲイドでの武装形成とその利用に機能の大部分を寄せる事で継戦性を確保した痕跡を残さない使い捨ての兵士というのが設計理念(コンセプト)だったらしい。
結社がUGNからの襲撃を受けた際に保護された。
それ以降は助命を受けた恩からかチルドレンとしてUGNに従っている。（今で5年目ぐらい）

戦闘スタイル

戦闘時は彼女のレネゲイドに反応するように調整された専用の刀（ゾディアックウェポンの相当品、結社から持ち出した）にUGN謹製のスタニングバトンを連結(ジョイント)し、両刃の薙刀のようにして扱う。
設計理念(コンセプト)通りの武装の多重生成は、調整が不十分だったためか得意ではなく、身体への負担と継戦性の面から封印気味。

人物像

UGNのエージェントとして精力的に任務を行っている。生まれの関係で戦闘以外は何もかもからっきしだったが、UGNでの教育によって組織の理念に相応しい倫理観を手に入れた。
しかしながら倫理観が育った結果、「死」とそれを振り撒いていた自らの過去の行いについて悩むようになり、思い悩んだ末に、一人称を「私」と「私」が背負うべき遺志の集合としての「当方」に改めた。（二人称の其方(そのほう)は同様の意味を相手の側に求めている時の呼び名。）
また上記の経験と思想からレネゲイドという力と自己についての評価が著しく低く、自らを来世まで含めて「業人」（※）であるとまで嘯いている。
「当方らは化け物なのだから、尊き只人達に迎合出来ないのなら疾く消えるべきなのだ。」とは本人の弁。

また最近、先述の自己否定観とワーカホリックが問題視された事から特例で1週間余りの休暇を与えられたが、期待された効果は見込まれなかったようだ。

業人

前世の悪業の報いとして苦難を受ける者。 また、悪業を行う者。

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