容姿・経歴・その他メモ

レギュレーション：基本・上級・IC・EA・LM・HR・RW・BC・IA（※特殊レギュ有り）

チルドレン育成支部・エティマシア出身のUGNチルドレン。
黒と橙の髪とサイドテールが目を引く、明朗な空気感を纏った少女。
そして、戦闘力に秀でたオーヴァードの証であるゾディアックウェポンに選ばれた、UGNでも最強クラスの実力者である。

性格は"表向きは"天真爛漫で社交的。どんな人物とも分け隔てなく接し、積極的に会話を交わす明るく人懐っこいタイプ。
しかし、彼女の本当の顔は『他者を見捨てない』の一点のみを突き詰めた、究極の救済装置。
表向きの顔も任務・戦闘における他者とのコミュニケーションを円滑に進める道具にすぎず、素の本人は機械的で淡々としている。
後述の能力による予測の力が日常にも侵蝕しており、趣味のため色々なものに手を付けては、底が見えた途端に投げ出している。

能力は「原形レネゲイド操作/観測・予測強化/アヴァターによる補助」。様々なエフェクトを模倣するウロボロス特有のレネゲイドを、エフェクト模倣前の"原形"の状態から操作し使用する能力。通常通りのコピーエフェクト使用は勿論、肉体に浸透させての運動力・知覚向上やレネゲイド噴射による高速移動、他者のレネゲイドの簒奪変換など能力は多岐に渡る。
それに加え、天性の才である予測能力にゾディアックウェポンの測量装置も合わせ、敵・味方・自身の全ての挙動や事象を予知し立ち回る。
さらに彼女はアヴァター「デウカリオン」を有しており、その姿は錨を纏ったガラス玉の内部に少女がいるというもの。その能力は魔眼による広範囲の重力・空間操作。直接攻撃を行える出力は無いため、補助的な運用に留めている。

幼少期、家族での海水浴の帰りにFHのテロに遭遇。両親・兄と共に重傷を負うも、自身はオーヴァードに覚醒し一命を取り留める。
しかし、覚醒の時にも当然予測の能力は発動し、気付いてしまう。まだ辛うじて息のあった母と兄も、確実に助からないだろうと。
彼女は家族の命を見捨てた。自分ではどう足掻いても助けられないと分かってしまったから。
でも彼女は、その一件を「仕方がなかった」で胸の内にしまっておくことが出来なかった。"死ぬと分かっていても、助けようとするべきだった"と気付いてしまったから。
――その後悔だけが、彼女の指針であり、家族から最後に貰ったおまじないだった。

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※シナリオネタバレ注意
・世界は変革された。背教者たちは眠りにつき、次の青空を待っている。
　彼女の天秤は海に置いてかれたままだ。しかし、彼女の星は確かに未来を示している。
　夏の最果て、その向こう側に手を引いてくれた新しい家族と共に、計り知れない未来へと――

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