ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

久遠 零 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

久遠 零くどう れい

プレイヤー:のん

年齢
22
性別
星座
蠍座
身長
180
体重
76
血液型
O型
ワークス
フリーター
カヴァー
フリーター
ブリード
クロスブリード
シンドローム
キュマイラ
モルフェウス
HP最大値
34
常備化ポイント
4
財産ポイント
4
行動値
6
戦闘移動
11
全力移動
22

経験点

消費
+0
未使用
-4
コンストラクション作成

ライフパス

出自 両親を失い、商店を営む夫婦に引き取られる。
義理の両親
経験 幼少期に街を襲ったオーヴァード事件で両親と記憶を失い、瓦礫の中で飢餓に苛まれながら生き延びた。
被害者
邂逅 事件の現場で瓦礫から救い上げ、保護してくれた。
いいひと
覚醒 侵蝕値 気づけば覚醒していた。
無知 15
衝動 侵蝕値 他者の首を求める。
飢餓 14
侵蝕率基本値29

能力値

肉体6 感覚2 精神2 社会2
シンドローム3+1 シンドローム0+2 シンドローム0+0 シンドローム1+1
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長1 成長 成長2 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵3 射撃 RC2 交渉
回避1 知覚 意志1 調達
運転:二輪2 知識:2 情報:ウェブ1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
固定 義理の親 慕情 不安
固定 犯人 好奇心 無関心
固定 谷 修成 恩義 不信感
固定 司令官 信頼 不安

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:キュマイラ 2 メジャーアクション シンドローム 2
クリティカル値を-LV(下限値7)
ハンティングスタイル 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1
インフィニティウェポン 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
獣の力 3 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 単体 武器 2
アーマークリエイト 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2
体型維持 1 常時 自動成功 自身 至近
獣の直感 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近

コンボ

変身

組み合わせ
アーマークリエイトインフィニティウェポンハンティングスタイル
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

黒い鎧を纏い、黒い大剣を持ち、体から青白い日が溢れる

コンストラクション作成

能力値フリーポイント 技能フリーポイント 作成時任意エフェクト エフェクトレベルフリーポイント
3/3 5/5 4/4個 2/2

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 0 4 0 0 4 -4/0
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

・容姿

やや筋肉質で引き締まった体格。髪は紫がかった黒。瞳は深い藍錆色。普段外出時はライダージャケットとジーンズといったシンプルな服装。

・過去

××市××区住宅街大規模火災事件

昨夜未明、××市××区の住宅街で突如発生した大規模な火災により、多数の死傷者が確認された。
住民の一部は「巨大な獣のようなものが駆け抜けた」「青い炎が見えた」と証言しているが、詳細は不明。警察は「原因を調査中」とのみ発表し、現場周辺は厳重に封鎖されている。

幼い記憶の断片は、灰の匂いと火の音だけが残る。人の叫びが波になって押し寄せる。
その渦の中に、まだ小さな手が掴めるものは何もなかった。
両親の顔は煙と影に溶け、目の前にあるのはただ、虚ろさだけだった。

あの日、街は崩れた。
生き物とも兵器ともつかないものが家並みを擦り抜け、人がドミノのように倒れていく。
あの日の記憶は曖昧だ。
零は激しい"飢餓"に襲われた。

割れたガラスに自分の姿が映る。首から上がなくなっており、全身から青白い炎が出ていた。
首がないのに、見える。感じる。
何故?どうしてこうなっているのか、そんなことは分からない。
分かるのはどうしようもない飢餓。
意識が薄れてくる。
飢餓に抗いながら、ゆっくりと目を閉じた。

気づけば零は瓦礫の中に埋まっていた。
体を一切動かすことは出来ず、
もうおしまいだなんて思った時
見つけてくれたのは、谷 修成というひとだった。
谷は当時、事件の捜索の最中だった。谷は灰だらけの幼い身体を抱き上げ言った。

「生きててよかった。まずは安全なところへ」

谷は強引なほど無骨で、優しさが下手だった。けれど彼は零を放ってはおかなかった。救護所へ連れて行き、保護を手配し、やがて義理の両親、古い商店を営む穏やかな夫婦の下へと零を預けた。
彼らは本当の親のようにと願い、優しさは紛れもなかった。

零は成長した。彼らは名前を呼び、学校に通わせ、進路を一緒に考えてくれた。だが零は学校も、将来の夢も、社会的な目標も長続きしなかった。だからフリーターになった。職を転々とし、夜勤や日雇いを渡り歩く。

忙しいときだけ飢えが和らぎ、無為な時間が増えると飢えが増幅する。働くのは生活費のためでも、居場所を保つためでもなく、飢餓を誤魔化すための手段だった。

ある日のコンビニでの夜勤中。怪しい男が来店した。
怪しい男はフラフラとレジの前に立つと、ニヤリと笑う。ミシミシと音を立てながら全身から毛が生え、爪が生え、眼光はギラリと光、それはまるで獣だった。
その時零の微かな記憶が呼び起こされる。
それは事件の日のこと。
零は青白い炎を纏い彷徨っていた。
零の目の前に、獣が現れた。
零は能動的に襲いかかった。
獣の首を掴み、引きちぎった。
ちぎった首を抱え、自分の首の炎に焚べる。
そうすれば、この"飢餓"が少し和らぐ気がした。

確かに少し和らいだ。しかし、ほんの少しだけだった。飢えはまだまだ治まる気配は無い。

自分の目の前に、あの日のような獣がいる。
零の全身から青白い炎が燃え広がる。
炎が揺らめき、コンビニは一瞬にして地獄に変わり果てた。
獣が切り裂くより早く、獣の首を掴み、そのまま引きちぎろうとした時
聞き覚えのある声が響く。
振り向くと谷 修成が立っていた。

「やめるんだ!それ以上やったら君は怪物になってしまう!」

零の腕が震える。
飢えは渦を巻き、炎は高く燃え盛る。
だが谷の声は、冷水のようにその渦に割り込んでくる。

「君は人間だ!怪物になんかなるな!」

獣は必死に喉を鳴らし、爪を振り上げる。
炎の中で、選択を迫られた。
この飢餓に従うか
この飢餓に抗うか

零は抗い、人間として生きていくと誓った。
獣から手をゆっくりと離す。獣は既に意識を失っていた。
だがしかし、体から溢れる炎は止まる気配がない。
制服は燃え尽き、体を蝕んでゆく。
このままでは怪物になってしまうと直感する。
ふと、零の中に奇妙な衝動が生まれた。

この炎を覆わなくては。塞がなくては。

何もないはずの空間が震え、黒い粒子が舞い始める。
それは空虚の中から引き出された存在しないはずの物
零は無意識にその力を掴み、炎の檻を覆う"鎧"として形を与えた。
黒い粒子は鋼へと姿を変えていく。
青白い炎は鎧に抑え込まれる。
漆黒に紫を帯びた甲冑が零の全身を包み、首から上は炎だけが揺らめく。
デュラハン、首なき騎士の姿。

零はゆっくりと立ち上がる。
飢えはまだ消えない。だが、炎に呑まれることはない。
鎧が封じ込める檻となり、虚を覆っているのだ。

「俺は、俺でいられるのか…?」

零の問いに、谷はただ短く答えた。

「君が人間としてその鎧を纏う限りはな。」

・日常

毎日街を彷徨う夢を見る。
夢の中の自分は炎に包まれ、本能のままに誰かの首を求めている。
目が覚めると、手が震えている。
シャワーを浴び、冷たい水で手を冷やす。

台所へ行くと、いつも母がキッチンに立ち、父が座って新聞を読んでいる。
「おはよう、零。ごはん用意してあるからね」
テーブルには焼き鮭と味噌汁。
当たり前すぎる光景が、零には時折痛みを伴った。
自分はここにいていいのか。
彼らの息子のふりをしているだけではないか。
けれど、その温もりを拒むこともできない。
「……いただきます」
そう口にすれば、心の穴がほんの少しだけ埋まる気がした。

夜勤明けの朝。
コンビニの裏口から出ると、湿った空気と新聞配達のバイク音が零を迎えた。
制服には煤けた匂いが染みついていて、洗ってもなかなか落ちない。
「……また燃やしかけたな」
独り言のようにつぶやき、駐輪場に停めてある自分のバイクへ向かう。

黒い中型バイク。
中古で手に入れ、何度も部品を自分で交換した相棒だ。
エンジンをかけると、低い振動が胸に伝わる。
その瞬間だけ、心のざわめきがほんの少し遠ざかる気がした。
アクセルを回し、まだ眠っている街を走り抜ける。
冷たい風が頬を打ち、空っぽの胸を冷やしていく。
たまに信号待ちのとき、ショーウィンドウに映る自分の顔が、揺らぐ炎に見える瞬間がある。
その時は必ずハンドルを握りしめ、自分は人間だと言い聞かせる。

・能力

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
コンストラクション作成 0

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