容姿・経歴・その他メモ

「私がまだ立っているのに、どうして坊や達が寝ていいと思ったんだい？いけない子だね。」

「別にUGNが悪いとは思っていないさ。その安っぽい正義で正気を保っている哀れな人間がいるってのは分かっているつもりだよ。…だけどねぇ、私の心が叫んでいるんだ。恐怖し罵倒した彼らと同じ…力を持たない者など『殺し尽くせ』と…そんな衝動を抑えてそっちにいるよりも、ある程度の事ならよしとしてくれるこちらの方が私には合っていた…それだけさ」

概要

表向きはサーカス団の団長だが、本性は各地を転々としながらExレネゲイドの収集するFHセル『L'aube（ローブ）』のセルリーダー。
使役する動物には自死を強制するが、部下に対しては絶対に死ぬことを許さない鬼畜上司。
死んだ団員たちはもれなく団長の因子によって強制的に蘇生させられる。

フギンとムニンという2羽のカラスを使って情報収集などを行う。
普段の口ぶりからは分かりにくいが、FHらしくしっかりオーヴァード至上主義の為、因子で操っている動物と団員達への対応は明らかに違いがある。

経歴

杠葉　黎明は偽名で本当の名前は『杠　麗明（あかなし　れいあ）』。
中流階級より少し上の裕福な家庭の生まれで幼い頃から厳しく躾けられて育っている。
成績優秀だったものの、両親に一度も褒められたことはなく、常に上を目指すように言われ続けていた。
両親の言葉通り勉学に励んでいたが、大学受験の受験日当日、会場に向かっている途中でジャームが原因の事故に巻き込まれたことによりオーヴァードとして覚醒してしまう。

事故に巻き込まれた多くの人間は、瀕死の重傷を負う中、無傷だった彼女に対して両親は始め奇跡だと喜んでいたが、だんだんオーヴァードとしての能力に恐れを抱くようになる。
遂には、自分たちの娘はあの事故で死んでしまっていて、今目の前にいるのは娘の顔をした化け物だと罵るようになってしまう。
そんな彼らの態度が原因で、彼女からは一般人を軽視する発言がちらほら見受けられる。

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