容姿・経歴・その他メモ

暗く、深いその森の奥、隠された泉に、一振りの神剣がある。
美しく静謐なその泉を守るのは、一頭の竜(ドラゴン)。
神剣を得るために、一人の男がその森へと足を踏み入れた。
行く手を遮る獣道を、洞窟を、沼地を抜け、泉を守る竜との死闘の末、遂に男は泉へと辿り着き、輝かしき神剣を手に入れた。
男は手に入れたその力を以て、数々の戦に勝利し、己の国で英雄として名を馳せたという。

――守れなかったものがある。いつか果たせなかったそれを、嗚呼、今も尚この胸の内に抱いている。

過去、神剣……つまり、EXレネゲイドに感染した剣が、とある泉に投棄されることにより、その泉もまたレネゲイドに感染、EXレネゲイドと化す。
高い破壊力を誇り攻撃に特化した剣の力と相対するように、防御力を持ち守りに特化した性質を得る。
その泉の水を恵みにする周囲の草木や動物、水の染みる土壌に作用し、周囲一帯を一つの天然要塞へと作り替えた。

剣の力という抑圧によって泉は特定の範囲にしか作用出来ず、剣もまた泉の力によって一種の休眠状態へと落ち着いて行った。
このバランスを保ったまま、人の世では神剣の伝説が語り継がれてゆく。

神剣が持ち去られた後、抑圧を失った泉は急速にその力を肥大化させ、また常に感じていた巨大な存在を失うという喪失感により、レネゲイドビーイングとして覚醒するに至る。
その意識は、以前、力を望み森を訪れる者から剣を守るために、剣が記録していた力の象徴を泉の防衛機構が再現していた、竜のような姿を取った。

PC② ワークス/カヴァー：UGN関係者/自由
シナリオロイスPC① 感情 自由/自由
任務を終えた後、持っていたはずの荷物がちがう。
どうやら現場で取り違えてしまったようだ。
「やらかしました。どうにかしないと。
相手の信用を失わせるわけにはいかない。」

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