悪戯ずきな亡霊隊(ポルターガイスト)
どこでも聞くような小さな怪談の集合体のレゲネイドビーイング。
一つ一つは小さな話だが積み重なれば大きな話になる。
死にかけの小さな子供に興味を持ち、力を貸し続けている。

父と母、自分と妹という家族構成だった。

物心ついた頃、母が運転しているお迎えの車の中で妹と事故にあった、大きな事故であり3人とも致命傷だった。
その時〈悪戯ずきな亡霊隊〉が小さな子供に手を貸した、だがオーヴァードの力とはいえ幼児に全ては救えなかった、自意識が薄い年頃で、選んだのかはわからないが助かったのは自分と母だけだった。

その当時はショックでその瞬間の記憶を失っていて妹がいなくなったということはわかったが何がどうなってというのは何も覚えていなかった。

中学生になった頃、目の前で車同士の軽い衝突事故を見た。
誰も怪我はなく車が少しへこんだ程度だったがそれを見てから動悸が止まらない、するとすぐに倒れてしまい、その後記憶を取り戻した。

それから夢見がいいことは少ない、そして何かを選ぶことが苦手になった。