容姿・経歴・その他メモ

八尾比丘尼伝説に登場する、人形の肉を食べた少女その人…では勿論ない。
その正体は村娘に食べられかけた際、息を吹き返して彼女を縊り殺し、彼女に成り代わった正真正銘の人魚である。

彼女は村娘に擬態して何事もなかったかのように村落に居ついたが、
やがて全く姿が変わらぬことを怪しんだ村人によって村から追放、尼に身をやつして全国を巡る羽目になった。
つまり食べる者と食べられる者が逆転しているが、八尾比丘尼伝説に登場した人物であることに間違いはなく、
実際に1000年以上の時を過ごしている古代種のレネゲイドビーイングである。
（ただし八尾比丘尼伝説は日本全国津々浦々にあるため、伝説に語られるほうの八尾比丘尼が居た可能性は高い
・・・というかそのうちの一人は勝手に自分を真似た某友人の同位体であると彼女は断言している）

その年月に反して彼女の肉体・精神は老化することが無い。
何年もの時を経ても、言動は若々しく、体は均整の取れた美しさを損なわない。

過去に人間たちから追い求められた経験からか警戒心が強くなっており、初対面の人間にはきつい言動を取りがち。
海に帰れば人魚の仲間たちが居るはず・・・なのだが、自身が人魚そのものなのか、その遺体から発生したRBなのか
の判別がついておらず、また人間に付け狙われていた経験上、巻き込むことを恐れて海に帰ることができなかった。
（自身のオリジンがアニマルでもコロニーでもレジェンドでもなく、ヒューマンであることが彼女を疑心暗鬼にさせた）

現在は都築京香の呼びかけに応じてゼノスに籍を置き、主に人外との渉外や医療などを行っている。
時には必要に応じてはUGNのエージェントと協力したりもするが、彼女的にはオーヴァードは
人魚の肉を求める必要が薄い（ある種の不死性の持ち主）であるので一般人よりもまだまし、らしい。
基本的には常に人間の姿に擬態しており、戦闘時も全力を出すことは殆どない。（痛いし、信用できないので）
　→ 経験点にて成長するのではなく、精神的な安定を得て本気を出すようになるイメージ。

弘原海　斎娘　（わたつみのいつきむすめ　=　海神のいとし子を意味する古語である。勿論自称）
口は悪いが根はやさしく、寂しがり屋。
いつか仲間たちと平和に暮らせる日が来るといいなと思っている。

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