ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

天野 獄 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

死神の天秤(モルテ・ヴァ)天野 獄(あまの ひとや)

プレイヤー:奏夜

自由登録 基本ステージ 奏夜模擬専用

生きろと言われたからな、足搔いてみせるさ』

年齢
30代(実年齢自分でもわかってない)
性別
星座
天秤座だと思ってる
身長
185
体重
血液型
B型
ワークス
研究者
カヴァー
フリーター
ブリード
クロスブリード
シンドローム
モルフェウス
ブラム=ストーカー
HP最大値
26
常備化ポイント
4
財産ポイント
4
行動値
10
戦闘移動
15
全力移動
30

経験点

消費
+0
未使用
4
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 周りよりもゆっくりとした時間を過ごしていた気がする。気が付いたら周りには誰もいなかった。親も友人もみんな、時間の波に流されて私を置いていったんだ。
天涯孤独
経験 ずっと一人でいた自分に手を差し伸べてくれた親友は、あの日彼の愛しい人と共に炎に喰われた。最期に自分の子供の未来を私に託して。
永劫の別れ
邂逅 親友と出会ったあの日、彼は誰よりも眩しく見えた。
慕情
覚醒 侵蝕値 いつから使えていたのかわからない。いつも聞こえてくる声がモノから聞こえていたのに気付いたのは、周りから誰もいなくなってからだった。
無知 15
衝動 侵蝕値 どうして私が、俺が、こんなつらい思いをずっとしないといけない?いつまで生きていなきゃいけないんだ?…全て憎い、この世界も、何より自分のことが。
憎悪 18
侵蝕率基本値33

能力値

肉体2 感覚4 精神2 社会1
シンドローム1+1 シンドローム2+2 シンドローム0+1 シンドローム1+0
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃2 RC 交渉
回避1 知覚1 意志 調達1
知識:心理2 情報:学問1
知識:レネゲイド2

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 古代種(エンシェントレネゲイド) ルーラーLv1を取得。これに経験点は必要ない。
親友 苧環 良太郎 遺志 悔悟 自分のことを理解してくれた人間。もしあの日に戻れるなら、できることなら、代わってやりたかった。けれど、ちゃんと遺志は継ぐ。それは私にしかできないことだから。
四華 ヤオト 懐旧 脅威 数百年経ってやっと会えた父。この人はどこまでも変わらない。だからこそ、安心できるし、またいなくなってしまったらと考えるのが怖くなる。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
ルーラー 2 セットアッププロセス 自動成功 シーン(選択) 視界 6 Dロイス
そのラウンドの間、対象が行うあらゆる判定のダイスを-Lv個する。1シナリオに3回まで使用可能(上級P.63)
コンセントレイト:モルフェウス 2 メジャーアクション シンドローム 2
組み合わせた判定のC値を-Lvする。(下限値7) (R1 P169)
カスタマイズ 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 2
武器を自分に最も適した形に変化させる。このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+Lv個する (R1 P140)
赫き弾 1 メジャーアクション 〈射撃〉 対決 武器 2
 弾丸に血を纏わせ武器の強化を行なう。このエフェクトを組み合わせた射撃攻撃の攻撃力を+[Lv×2]する。ただし、このエフェクトを使用したメインプロセス終了時に、貴方はHPを3点失う。 (R1 P116)
クリスタライズ 1 メジャーアクション シンドローム 対決 4 100%
攻撃を当てた場所から、対象を結晶化させて砕く。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[Lv×3]し、対象の装甲値を無視してダメージを算出する。1シナリオに3回まで使用可能 [R1 P143]
ハンドレッドガンズ 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
物質を変換し、射撃戦用の武器を生成し装備する。使用したシーンの間、武器を作成し装備する。 種別:射撃 技能:射撃 命中:0 攻撃力:+[Lv+4] ガード値:- 射程:30m
砂の加護 2 オートアクション 自動成功 単体 視界 3
対象が判定を行なう直前に使用する。その判定のダイスを+Lv個する。1ラウンドに1回。(R2 P136)
砂の結界 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 2
ダメージロールの直前に使用する。あなたはカバーリングを行なう。このカバーリングによって行動済みにはならず、行動済みでも使用出来る。1メインプロセスに1回まで。(R1 P142)

コンボ

〈柘榴ノ矢〉

組み合わせ
《コンセントレイト:モルフェウス LV3》+《カスタマイズ LV2》+《赫き弾 LV2》
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
単体
射程
効果参照
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%以上
4+2
3
2
10

対象:単体、射程:30mの〈射撃〉攻撃を行う。
・C値-3(下限値7)
・ダイス+2個
・攻撃力+4+2+4。
〈赫き弾Lv2〉+マイナーアクション〈ハンドレッドガンズLv2〉使用前提
メインプロセス終了時にHPを3点失う。
:侵蝕率+6

〈彼岸ノ華〉

組み合わせ
《コンセントレイト:モルフェウス LV3》+《カスタマイズ LV2》+《赫き弾 LV2》+《クリスタライズ LV2》
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
対決
対象
単体
射程
効果参照
侵蝕値
10
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%以上
4+2
3
2
16

対象:単体、射程:30mの〈射撃〉攻撃を行う。
・C値-3(下限値7)
・ダイス+2個
・攻撃力+4。
メインプロセス終了時にHPを3点失う。
・攻撃力+6。装甲無視。1シナリオ3回
《ハンドレッドガンズLv2》攻撃力+2+4 使用前提

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 6 120 0 0 126 4/130
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

「俺は天野獄だ、よろしくな」
「だーれがおっさんだこらァ!」
「はいはいわかった!相手してやっから落ち着け!」


飄々とした性格の男性。
普段はバイトをしながら一人暮らしをしている。
バイトの後輩である苧環竜太に対しよくちょっかいを出している。
基本的に喧嘩は苦手だが勝てないわけではない。
結構抜けているところもある。
月に一回欠かさずとある場所に行っているらしい。



「…私に何か?」
「…こんにちは、少年」
「長いこと生きていると、諦めたくもなるんだ」
「死ぬ、か…生憎、その考えはどっかの馬鹿にどやされそうだから、もう考えてないけれどな」

本来はとても静かで冷静な男性。表向きの性格は親友の話し方を彼なりに真似たもの。
古代種として長い時間を生きてきたため自分の年齢が本当は何歳なのかわかっていない。
元とある支部の研究員。現在は研究はしていないが協力者もとい監視対象として支部に在籍している状態。
『死神の天秤』というのは学生として生きていた時に出会ったとある青年に面白半分で聞いて付けられたもの。
死なない、老いない身体に苛立ちとあきらめを持っており、一時期は何度も自傷を繰り返していた。
他人に付けられた傷は残らないが、自分で付けた傷はなぜか残ってしまうらしく、中でも左胸には大きな傷跡が残っている。
時が経ってとある任務にあたってから数百年ずっと忘れていた大事な「父親」を思い出し、少しだけ前向きになった。




********

過去話

周りと違う時間の流れの中で生きてきた。
それに気づいたのは周りに誰もいなくなってからだった。
周りは段々と成長していくのに、自分の姿はほとんど変わらず。
周りから聞こえる声は物心つく前から聞こえていた。

自分はいつ生まれたのか、いつから生きているのかすらもう考えるのも疲れた。

とりあえず見た目は10代くらいのままだったから、高校というのにも通った。
ただ毎日が退屈で仕方なく、「死にたい」なんて言葉をいつも口にしていた。
そこで出会ったのがのちに自分が唯一親友と呼んだ人間である、苧環良太郎だった。
ずっと一人でいた自分に、興味がわいたからと話しかけてきたらしい。
どうせまたほかの奴同様に離れていくだろうと放っておいたが、いつまでたってもこいつは自分のところに話に来た。
結局卒業しても、大学というものに通ってからも、彼が結婚してからもずっと交流は続いた。
自分は自分で、自分の身体について本格的に知ろうと思うようになって、とある支部の研究員になった。
モノから聞き取る以外にあった、もう一つの能力と向き合い、変わらなかった姿を少し成長させることもできた。
周りの年齢と外見年齢からして、これくらいが妥当か?という成長具合だが。
急激に変わった自分に彼は、「お前どした?!イケオジってやつに目覚めたか?!」とかなんかいっていたけれど。
それでも離れていかない親友は、つくづく物好きだと思った。

ある日研究室にいたときに鳴り響いた携帯の音。親友からの着信。
けれどなぜか嫌な予感が頭をよぎり、いつもは馬鹿みたいに静かな心臓が早鐘のように動いている気がする。
焦る気持ちを押さえつけ、急いで彼がいる元へと走った

たどり着いた場所は一面火の海。鉄が溶けるにおい。自然災害ではない、人工物が引き起こした惨状。
鉄くずたちの声を聴きながら姿を探し、ようやく見つけた彼は真っ赤に染まっていて。
まだ息はあった。
生きろよ、と震える手で彼の傷に触れようとすれば、困ったような笑顔でその手を止める。
「俺はもう無理だよ、それに、嫁さんを一人で向こうにいさせるわけにいかない」
隣に眠るもう息のない伴侶を撫でながら、子供たちと獄にはまだ生きててほしい、と彼は言う。

「あいつらのこと、お前にお願いしたいんだ…だから、昔みたいに死にたいとか言うなよ、獄」
電話で呼ばれて最期に言うことがそれか、なんて言えなかった。
それでも自分は頷くことしか出来なかった。
親友は妻と共に命を落とした。 最期に息子と娘のことを自分に託して。

小さな妹の身体を抱えながら、少年は火の海から逃げていた。このままでは二人とも消えてしまう。
自分はその息子に問う。

「少年よ、君は、何を願う?」
どうか、生きたいと願ってくれと思いながら。

『妹を助ける為なら、なんだってする…!だから、頼むから、助けてくれ…!!』
…ああ、やはりこの子はアイツの子供だ。
自分の事より周りのために自分を犠牲にする。
優しく、誰より強い閃光のような意志の持ち主。

「…その願い、聞き届けた」
代価は記憶、いつか彼が大きくなって、ちゃんと現実に向き合えるくらいになってから返そう。
その時まで、私が彼らを見守ろう。何があっても、あの二人の代わりに。



自分の血を受けて、覚醒した彼は妹を抱えて飛び去った。
あれならとりあえずは大丈夫だろう。
とりあえず残った両親二人の亡骸を回収しようと思い踵を返す。
そこで聞こえたくぐもった声。二人がいた場所から離れた、もう一つの塊から聞こえる。
…ああ、なんだ、まだ生きていた。自分にとっての仇。
二人を移動してからその声に近付く。座り込むことはせず、ただ見下ろす。
何かを言いたげな目をこちらに向けてくる。自分でも驚くくらい冷ややかな視線をそれに投げかける。

「…助けるとでも思ったか?私は心底イラついているんだ。お前がやったことのことの大きさに気づいていないのか?」
鉄くずたちに聞いた、事故の真相。目の前の人間の飲酒運転と前方不注意。
こいつに、こんなものに、彼らは未来を奪われた。
なら、こいつの未来が続くのはおかしいだろう?なら言い渡してやろうではないか。


「安心して逝くといい、【死神の天秤(モルテ・ヴァーゲ)】が、お前の死を見届けてやる。最も天国なんてお前には行かせないがな」


かつて親友が面白半分で聞いてきた、『もし漫画のような二つ名があるとしたらどんなものをつけるか』
その時彼が私に付けたのが、この名前だ。
「かっこいいし、お前の名前天国と地獄どっちもついてんだろ?お前頭いいし、絶対陰で暗躍して相手を見定めて天地どちらかに導く!みたいなさ」彼は笑ってそういった。
あの時は恥ずかしくて言わなかったが、なんだかんだ、気に入っていたんだ。
これからは名乗ることにしよう。彼が生きていた証にもなるだろうから。

気が付くと目の前のモノから声は聞こえなくなっていた。


研究室に帰ってからは時が過ぎるのは早かった。
一人の人間の命を見捨てようとしたこと、一人の人間をオーヴァードにしたことを理由に研究資格をはく奪。
古代種という稀な事例のため、永久凍結ではなく監視対象として生かされることになった。
永久凍結だけは避けたかったので、なんとまあ寛大な措置だろうと感謝することにした。

表で生きていくうえで恐らくこの性格は生きにくいのだろう。稀に怖がる人間がいる。
…彼の真似をすれば少しは溶け込めるか?
一人称を変え、話し方も少し明るく。

「おし、じゃあ今日も張り切っていくかぁ」
ぼろが出たらまあその時はご愛敬。
今は自分のやるべきことをするだけだ。

遠い昔の話。

元は平安時代あたりの武家の息子だった。本名は「天野慧(あまのけい)」

生まれて物心ついたころから物質からの声を聴きとることができた。
そのせいかわからないが、周りと関わるのが上手くできなかった。
この力に関して両親は理解はしていた。
「ほかの人にはそのことは言わないようにするんだよ。母と父とだけの秘密だ」
と、言われていた。
ただ母親は自分が18歳頃の時に病死。その後後を追うように父親も亡くなっている。

両親が亡くなってから、変わったうわさが流れるようになった。
『天野家のご子息は両親が亡くなってから姿を変えず生きている』
自分ではよくわからないから、聞き流していた。

しばらくして、池の方を散歩していた際に突然の頭痛。
目を閉じ、開くと視界の端に銀色。
驚いて近くの水面に姿を映すとそこにいたのは白髪に赤眼の自分の姿。
かぶりを振ってもう一度見ると元の姿に戻っていた。ただの見間違いだろうか。

しばらくはそのまま父方の祖父のもとにいたが、
このまま迷惑をかけてしまうのはよくないという気持ちで外に出ようとしていた時に出来事は起こる。
倉庫にいた時に背後から衝撃。走る激痛、飛び散る赤。
振り返るとそこにいたのは叔父とその家臣たち。手には赤く染まった刀を持っている。
「物の怪め、弟たちを殺してその上家まで奪うつもりか」
そんな言葉をかけられた気がする。自分にとっては全く理解ができない。
だって自分は人間だ。化け物じゃない。両親だって殺していない。
それを訴えかけるも聞く耳は持ってもらえないようで、何度も刀は突き立てられる。
でもこれで両親のもとに行けるなら…と早く終わりが来るのを持つ。
それなのに、なぜ自分は死なない?傷はすぐに癒えていき、息を吹き返す。
驚いているのは自分だけではない。目の前の人間たちもだ。
何度も傷をつけても死なない自分に対し、だんだんと恐怖の表情を見せる。
「(…もう、疲れた)」
何度目かわからない刃が振り下ろされたときに、目を閉じる。
このまま目が覚めなくていい、と思いながら。

風が頬に当たり、目が覚める。
ここは森の中だろうか。自分はここまで逃げてきたのだろうか。
いや、そんなことより。
「…生きている、のか」
両の手や自分の身体を見る。赤く切り裂かれた着物は目を引くが、その下に自分の腕などは傷一つない。
「…死なない、身体」
自分は人間ではなくなってしまったのだろうか。彼らの言うように物の怪になってしまったということか。

…人に殺せない身体なら、自分で死ねばいいのではないか。
そう考えが行きついた時、手にいつの間にか小刀を作り出していた。
どうやって作りだしたかわからない。でも、自分が作ったものなのだとなんとなくわかった。
両手に掲げて、容赦なく振り下ろす。激痛が走るけれど、やめない。
それを気が遠くなるほど繰り返した。
ただ一言
「ひとりは、いやだな」なんて呟きながら。

何度目かの目が覚めた。もう自分が誰なのかも忘れた。
ただやらなきゃいけないのは、自分を殺さなきゃいけないことだけ。
いつものように刃を振り下ろそうとした時。
「…小僧、ここで何をしている」
ふと声をかけられた。こんな森に人間が来るなんてこと、めったにない。
振り返るとそこには修行僧のようないでたちの男。
とても若く見えるが、なんとなく雰囲気が違う。どことなく、自分と同じのような感覚がする。
それが『天狗様』…のちに父様と呼ぶ方との出会いだった。

「名前は?」
「…(どうしよう、わからない…)」
「…?おい」
「……(?…なにかきこえる…あ…)…ひ、とや、です」
「…そうか」
そしてこの日が『天野獄』が生まれた日でもある。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 0
1 1/16~8/27 Twilight Breaker 21 mainさん 羽響さん(碧海虹色)ひかりさん(四華ヤオト)那綺羅さん(結城泰雅)
経験点(130)+EE(4)+シナリオクリア経験点(17)
2 10/14 模擬戦 ひかりさん

チャットパレット