●鞍垣 千依
[PC2#https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=a5UD5E]

●雪豹 律
[PC3#https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=HJpQMJ]

●Atoz
[PC4#https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=W2DbYp]

物心つく前から海に沈んだ都市の夢を見た。あまりに幻想的で現実味のないその光景にすぐ夢だと気づいて、以来自分の意志のようなものでその夢を渡れるようになった。
その歳は広大で、穏やかで、半透明の水に近い人たちが楽し気に街を歩いている。
鳥のように海中を飛び立つ魚に、花のように咲く様々な色のサンゴや貝殻。
海底だというのに、空は雨上がりのように美しく綺麗に、明るく街を照らす。

残念なのは自分の姿がこの夢の中の生き物に認識されないことだろうか。

まるで死の概念がない世界に憧れを抱いた。

雨雲を呼び寄せる。または周囲の水を操る、自分で生み出す。
PCの狙った対象が透き通った雨に触れると、その場所から激痛が走り、レネゲイドの因子が死滅していく。
死んだ因子は雨水と共に地中に還り、海へと流れ、再び雨雲となる。

RCコントロールはそれなりにうまいため、味方を巻き込むことはない。

誰かを救えない、誰かの役に立てない自分に自己嫌悪と無価値観を抱いている。
自分がなりたいもの（ヒーロー）＝自分の価値
基本自分のことで無自覚に手一杯なので、迷う、悩む、恐れることが多い。
戦闘スタイルに関しては、自分が死ななければいいと思っている上、死ぬことができるとも思っていない。
自分が死んだあとはあの穏やかな海（遺産）のところに行けると思っているので死こそ救済感まである。
人を助けるためにと手を伸ばしながら一番誰かに救われたがってる気もする……。

雨傘　雫月：かわいいかなと
Pain in rain：直訳、雨に濡れた時の痛み。戦闘スタイルからFHとしてUGNにそう呼ばれたのが始まり。

『Pain in rain』/She is Legend

元FHの青年。親がFHの研究者で、オーヴァードとして生まれるよう造られた。そのため、産まれた時からRCの適性が高い。
実験体でありながらその素質はないといっても過言ではないほど自己意志が強く、幼少期に自らFHに反発、UGNへと離反した。
離反理由は『人殺しではなく人を救いたいから』である。

幼少期にFHを裏切ったころからずっと所属している。
UGNに来て、RCによる他人を巻き込まない、救うべき人を避けるRC攻撃を教わった。
結局のところ、救うべき人を選別しているだけで、FHとやっていることがそんなに変わらないとは思っているが、1つでも多くの命を救える組織なので、自分が望んでいる夢と一番近い場所だと思っている。

ヒーローになること、人を救うことに大きな理想を抱いている。
命とは何なのか、人を救うとはいったい何なのか。自分がなぜそれをしたいのか。まではよく考えたことがない。