キャラ概要

ひたすらに真面目に生きてきた。ただそれだけだった。
兄弟は自分を含めて4人。父親と母親の優しさで背負った借金。
あまり裕福な家庭ではなかったが、家族がいる。それだけで十分だった。
中学までは母親の手伝い。高校に上がってからは部活をやる間も無く、家族を養う為、ひたすらにバイトの日々。
恐らく、肉体は悲鳴を上げていたのだろう。ふらつきながら歩いていた自分の日常は、不意に壊れた。
ーー自分の片腕が、飛んだ。
ただぼんやりと歩いていただけだった。家に帰ろうと、疲れで朦朧とした意識の中。自分の右腕がない。血が止まらないという事実だけが分かる。
このまま死ぬのだろうか。死にたくない。大切な家族を置いて、死ぬことなんてできない。
だから渇望した。生きるための力を。
その願いに応えるように、血が騒つく。
気が付けば、自分を害していたものは目の前に倒れ伏していた。
力を手にしたのだ。自分を、そして家族を守るための力を。

一人称
俺
二人称
君、あなた、お前　など。

機械化した右腕にアームブレードを仕込んでいる。
自分の血を撒いて戦うスタイル。

容姿・性格

太い眉に、深紅の髪色。
背は高く、鍛えているのでわりと体格はがっちりめ。
いつだって真面目な表情をしている。

違似との関係

今まで家族のために生きてきた誠治にとって、違似は初めての友人だった。
誠治と全く真逆の存在のような彼は、誠治の生きる世界を広げた張本人である。
彼が離反する前に悩んでいた事を、真正面から聞けなかったのを後悔している。
しかし、今でも大切な友人である事は変わらないと思っているようだ。

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