髪

眉が見える前髪と、ウェーブのかかった髪

瞳

少し紫がかった黒

4月１日生まれ
両親も顔は知らず、物心ついた時にはUGN所属の義両親の家にいた。
その家には多くに子供達がおり、地下に置かれた『子供部屋』に入れられていた。
その義両親は親と言える代物ではなく、凜の他者のレネゲイドに干渉する力に魅了された支配された研究者に過ぎなかった。その為、凜の事もモルモットの１つとしか思われて無く、外聞の為に名前はあったが呼ばれることはなく、各々につけられたナンバーで呼ばれていた。
日々『健康診断』を名目に何人かの子供達が義両親に連れられ、別の部屋に連れていかれる。朝連れていかれ、帰ってくるのは夜中になるかならないかの時間だった。また、帰ってきた子供達は怪我や精神的にダメージを負っている様であり、人数も減っている時があった。（帰らなっかった子供達は里親に出たんだよと言われていた。）
凜も同様に『健康診断』に行った際には、他の子供に他の子供を元気にする『謎の力《触媒》』を使う練習をされられていた。だが、まだ幼くオーヴァードとしての力をコントロール出来ていなかったため、子どもを「破損したデータ」してしまっており、『健康診断』に幾たびに何かに気持ちが動かなくなっていく感じがした。
どんどんと子供達が里親に出され、施設に凜と黒と呼ばれる子供だけが残った。
その頃には『謎の力』の扱いにも長けるようになり、また彼女から表情が完全に消えていた。
ある日、力の研究に傾倒するあまり、超えてはいけない実験を繰り返し子供を使いつぶしていることが帳簿のデータ齟齬から本部にバレてしまう。
その後、施設に突入したＵＧＮ職員たちにより施設は制圧されることとなり、私達を引き取られ天音市支部と呼ばれる場所に運ばれこととなった。
そこで、一種の記憶、感情操作が行われている事が判明する。幼少期から長期的に行われていた為、治療は困難であった。
それからは天根支部のチルドレンとして活動しながら、治療を行うこととなった。