容姿・経歴・その他メモ

◆概要
「えぇー、そうなのー？　知らなったなぁ。勉強になるね、お兄ちゃん」
「……演技はここまでだ。仕事なんでしょ、早く要件を言ってよ」
そこそこ昔から発生している水銀の『（良薬としての）伝承』が元になったレネゲイドビーイング。
見た目は男子中学生のようだが、内面はかなり大人びており、やや達観している。

◆覚醒・最近まで
意識を持った瞬間からレネビとして存在。その過程で都築京香などとも当然知り合う。大人の頃を知ってる。
ゼノスが立ち上がる頃にどうするか尋ねられたが、自身の欲望がすでにあったため、FH側で活動することを選択。
彼女もそれに同意し、FHに属するレネビとして活動している。

◆欲望・存在強度
発現した当初は水銀に対する毒性・危険性が見出されておらず、良薬や医療機器など有益な活用をされていた。
それもあり、自身は人類に対して有益な存在であるということに誇りを持っており、そのための自己成長を目的としていた。
しかし近年の研究で毒性を帯びることが判明すると、徐々に自身の存在が揺らぎはじめ、存在強度が弱くなっていく。
その折、トライブリードとしてブラム＝ストーカーが発現（水銀毒を象徴）し、存在が安定。現在に至る。

◆性格・立ち振る舞い
見た目年齢相応の無邪気そうな一面を表すこともあれば、長命種ゆえの達観した様子を見せることもあり、二面性がある。
（グラブルのカイム君のようなイメージが一番近いかもしれない）

◆エフェクト・ヒューマンズネイバーの演出
水銀（流体）になる。手を伸ばし、水銀が手から溶け、空に雨が昇っていき、大地に降り注ぐ。
それは、『当時の彼』にとっては人々の恵みの象徴に他ならなかったが、『現代の人々』にとっては毒に他ならない。

◆名前・コードネーム由来
コードネームは、古代ギリシャ語の「水銀」単語そのまま（元素記号の元でもある）
名前は、古代中国時代に不老不死の薬「仙丹」の原料と信じられていた、最も自身の存在強度が高い時の名前から。

◆中の人の個人的なポイント
若干スレたりヒネた言動や行動をすることもあるが、根底にあるのは『人類に対しての救済愛』。
だがどれだけそれを願ったとしても、有毒な存在であることに変わりはない。彼を『良いもの』と信仰する力は薄れ、彼自身が力を振るうほど、その裏付けにしかならない。本来の意味で彼の欲望が叶うことは無い。
そんな歪な存在がFHで活動することもまた、彼女の"プラン"の一部なのだろうか。

◆RHOについて
2年前、存在強度が危うくなっていた頃に受けたFHの仕事で下手を打って重傷を負う。（※この時はクロスブリード）
『良いもの』と信仰されていた力も薄れ、消滅しかけた時、ユルシに血を分けられることでオプショナルシンドローム（ブラム＝ストーカー）が目覚め、ついでにDロイスも発現。
結果的に、かなり自身のレネゲイドが安定し、一命をとりとめる。
彼女に対しては、感謝しているし恩義も感じているが、トライブリードになったことにより、自身のエフェクトに『毒』という概念が混ざり、それに対して嫌悪感を抱いている。
現代の認識に再調整された結果であり、何も間違っていないのだが、いわゆる正論パンチで苛立っている感じである。

彼女とは一か月程度一緒にいたが、ある日突然姿を消してしまった。
そんな彼女にもう一度会って、感謝とこの嫌悪感を伝えるために、手がかりを探していた。

▼参考文献：水銀に関するwikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%8A%80

セッション履歴