設定

･経歴
　赤子の時に能力を発現し、家族に捨てられた子供。UGNと関係がある病院であったため即座に引き取られ、そのままUGNの施設の一つに預けられ、育てられることとなった。
　
　しかし、その施設の担当者がロード・オブ・アビスの協力者のひとつであり、兵器の如く、いわれるがまま命令に従うオーヴァードの育成を計画している人物であったため、UGNチルドレンとしてもあまりよい教育はされなかった。一般的な計算、読解、科学理論等の知識は与えられたがそれ以外の知識を与えることはされず、日常を教育、実験、訓練のみで基本過ごしていた。それが故情緒が全くといいほど育っておらず、感情と呼べるものの大半が欠落しており、ほとんど担当者の考える私兵として完成しかけていた。が、ある時に能力で接続した機械端末により自分の知らない世界の存在を知り、それに興味を持つこととなる。それが彼女が初めて手に入れた感情と呼べるものであり、それを宿し続けていた。

　UGNクーデターの後の粛清で、担当者の計画が露見。成果を抱えFHへ逃亡しようとしたが、抵抗の間もなくUGNによって討伐。計画が露見した原因は、フィンフがかつて外の情報に接続した際の痕跡が残っていたから。
　他の者は別施設による再教育などが施されていたり、主人の担当者の命に従い戦い散っていった中、抵抗もせず、命令に従わなかったことから他の実験体と異なり最低限の人格を所持していると判断され、チルドレンとして支部に派遣され活動することとなった。

　コードネーム及び名前はその施設内での彼女の呼び名であり、それをそのまま使用することを彼女は選んだ。特に意味はないが、それが彼女の名前だと深く認識していたためである。それ以外が思いつかなかったともいう。

･オーヴァードとしての能力
　体の改造により、血液が特別なものになっており、機械に流し込むことで接続し自分の体のように扱いことができる能力を持つ。
　また、その影響で髪が白く、瞳が蒼くなっており、彼女の血は輝く青い色をしている。

　それを利用することで体内に格納されてある『｜白燐機弓《ブランカ・タンク》』を起動させ、それを利用した遠距離攻撃を行う。その際の弾丸は自身の血であるため、使い続けると貧血になる。

　

･彼女という個人
　現在の彼女はかつて抱いた自分の知らない世界への興味を根幹に、チルドレンとして命令の元、活動を行っている。
　学校には通っておらず、その理由は彼女の年齢が一応高校生であること、そして学校にかようには道徳性その他が足りないことで、支部での教育を優先されている。

　他者との交流を推奨されており、支部内の人間に様々な話を聞くことを命令と認識している。また、世界を知ることも命題としているが、何をすればいいかわからないため、今のところは訓練をしてるか支部の仕事をこなしている。

　呑み込みが早く、ノイマンではないが一般的な範疇で頭がいいと考えられており、教えられたことはすぐに飲み込んでしまう。また、それが間違った知識でもわからないため、素直に受け取ってしまう。
　教えられたことをプログラムと呼び、適宜更新をかけている。また、支部員の命令には無条件で従い、教えられたことはそのまま受け入れる。

　代わりに、教育されていないことに関しては何もすることができない、知識を持たないという側面を持つ。調べることはできるので、それで得た知識を元に判断を下すため、間違った知識で動くこともしばしば。
　

基本情報

シナリオでの経歴

　未定　

一問一答

Q1：その服装なんですか？
A1：回答、施設の頃の普段着、動きやすい。

Q2：教育済みのことならできるらしいけど何ができるんです？
A2：回答、英語翻訳、ハッキング、戦闘等々です。

Q3：一日の過ごし方を教えてください
A3：スケジュールの開示、起床後栄養補給、その後訓練を行う、もしくは支部員との交流、昼の栄養補給を行い、訓練か交流、夜の栄養補給を行い訓練後入浴、睡眠。以上となります。

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