容姿・経歴・その他メモ

何？俺の経歴を教えて欲しいのか？
いいだろう！
まず名前はヴォルフガング・テオフラストゥス・デ・フォッシル・テイガー・アマツ・フォン・アレキサンドロス３世、霧谷雄吾の懐刀であり突撃隊長兼大戦車長だ！今は退屈しない生活を送っているが昔の俺はそれはもう毎日退屈していた、変わらない日常に身を置きこのままつまらない大人になるのだろうと考えていた。だがそれは誤りだった、この世界には踏み入れてはいけない闇が有ったんだ…。それはある暑い日の事だった、いつものように通りすがりの人を助けていた時の事だ、俺は悪字を働いていた悪漢を追って路地裏にまで踏み入ったんだ、あからさまに怪しい恰好をした男だったのをよく覚えている、…そこで引き返せば良かったんだが悪人を追い詰めたと勝利を確信した正義感の強い俺はつい頭に血が上ってしまい仲間がいることに全く気が付かなかった、つまり後ろから不意打ちを受けたわけだ。全く卑劣な連中だった…そうして俺は悪の組織であるFHに捕まってしまい人体実験を受けることになった…。そこでの日々はまるで地獄の様な日々だった、来る日も来る日も投薬と手術の毎日…心が壊れてしまいそうだった、仲良くなった友も皆も一人、また一人といなくなった…。だが俺は諦めなかった、来る日の為に備え奴らを倒すために能力を鍛え基地の地形も頭に入れた、隙を見て逃げ出すつもりだったからだ。そうして着実に力を身に着け来るＸデーを定め、抜け出そうとした前日に組織はＵＧＮに介入されたんだ、もちろん騒ぎに乗じて俺も戦ったさ！並みいるエージェントを千切っては投げ千切っては投げの八面六臂の大活躍だったとも！そしてエージェントの人たちと協力してセルリーダーを倒したんだ、…だがアイツにも悲しい過去が有ったようだ。それでもやったことは悪事に変わりはない、俺や友人達を弄んだ罪をしっかりと償ってもらおう。だがゼノスのプランナーも一枚嚙んでいたという実験的なセルだったらしい…俺の倒すべき相手はもっと他にもいるんじゃないかと思うが解放された喜びと友への追悼を胸に俺はセルの跡地を後にした…。その時助けて貰ったエージェントの人の紹介で俺はUGNに入ることになった、沢山の人を助けるためにこの忌まわしい力を使う必要が有るが、それは俺が我慢すればいいだけの話だ…。UGNに所属、と言っても最初はチルドレンがたくさんいる施設のようなところで訓練を受けるだけだった、正直な話レベルが低すぎってコトもあって俺はすぐに上のエージェント候補生達と一緒に訓練をするようになったんだ、もちろんいけ好かない奴もいい奴も色々いたけど後に背中を預けあう仲間だと思えばなんてことは無かったね、まあ喧嘩もしたけど最後には皆仲良くなれた。喧嘩の結果？勿論俺が勝ったけど？そうして施設を卒業して今はエージェント活動をしているんだ、名前を聞いたことがない…？今は未だ無名なだけだとも。きっといつかこのヴォルフガング・テオフラストゥス・デ・フォッシル・テイガー・アマツ・フォン・アレキサンドロス３世の名がUGN中に轟くだろうさ。この間の大規模戦闘の時も俺は先陣を切って仲間を鼓舞しながら戦ったんだ、なんせ突撃隊長だったからな。しかし相手側の反抗も激しかった、俺は仲間を楽させようと戦地の奥へ奥へと進んでいった…敵の拠点中枢付近になると攻撃もより一層激しくなっていったがそんな攻撃ものともせずに敵の幹部との戦闘になった…その後どうなったかって？勿論楽勝さ、そのまま親玉の所に行こうとしたのは良いんだが俺も消耗していて継続戦闘が難しい場面だった…断腸の思いで補給に一旦戻ると仲間が敵の親玉を叩き終わった後だった、まあ一番美味しいところは譲ってやったと言うワケだな。ああそいう言えば俺の戦闘スタイルを言ってなかったな、俺はこのコードネームの由来でもある戦車、『アルテマ』に乗って戦闘するぞ、そして重要なのがこの液体金属！この間大規模なセルの破壊任務で押収したものだ、コイツは俺の意志で攻撃にも防御にも使用できる優れものでこいつを伸ばして攻撃することで細かい所にも対応できるようになった。銘を『銀水星メルクリア』という、あげないからな。でもどうしてもって言うなら少しだけ触らせてあげることも止む無しだ、フリじゃないからな？まあまだ武勇伝はあげればキリがないが皆も委縮してしまうかもしれないからな、この辺にしておいてあげよう、よろしくな！

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