容姿・経歴・その他メモ

幼いころ、もしくは誕生直後にとあるカルトに誘拐され、『もえしたそがれのみこ』になるための修業を積まされてきた。
あるとき、『修行』を行っていた彼はその力を暴走させ、カルトを壊滅に追い込む。力を振るっていたのか、それとも力の媒介とされていたのか。目に映るすべてを灼き尽くさんと光を墜とす少女のもとにUGNのエージェントチームが現れる。

圧倒的な力の塊たる光の奔流に次々と倒れるエージェントたち。
そんな中、ひとりの男が光嵐に突っ込んだ。「無理だ、死ぬぞ」との忠告も聞かず、死ぬ気で、否、生きるために彼は往く。
幾度か体を貫かれ、削り取られ、消し飛ばされるも彼はたどり着き、そしてその中心にいた少女の手を取った。
彼の名は水崎健吾。それなりの経験を積んだエージェントであった

彼はジャーム、もしくはその予備軍だとして危険因子扱いされていた少女をほぼ独断のもとに引き取った。
初めての二人暮らし。彼にとっても彼女にとっても知らないことばかりであった。
その中でお互いを少しずつ知りながら、『枷をつけること』や常識を彼は伝えた。
日常の中の小さな喜びを彼女は再び見つけさせてくれた。
反対していた周囲でさえ認めてしまうほどに、ふたりは家族になっていた。

そして時は経ち。
『枷をつける』―――帰る場所ができたふたりがそこにいた。
真に「力」とともに生きられるようになった彼女は改めて「暁光-ソーラ・レイ-」の名を与えられ、UGNエージェントとして日本中を飛び回ることになる。

彼女の力はシンプルだ。故に、強力だ。
太陽から降り注ぐ光を、熱を力のみで強引に捻じ曲げ、収束させ、そして、標的を灼く。
強引にこじ開けられたその存在の罅には、より効率よく、より深く力を刻めるのである。

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