容姿・経歴・その他メモ

Gaia world専用キャラ。

お父さんはなんと本部エージェント すごいね


以下、なんとな～く妄想したエピソード

・「弟か妹が欲しい」
妹の紬希（ツムギ）とは８歳差くらい。結構離れてる。
上記の台詞言ったら父は顔真っ赤にしてた。……当時はわからなかったが、お父さん…娘の前で生々しい反応するんじゃないよ…

・「お父さんと私の服一緒に洗濯すんな」
「だから、白い服と黒い服分けてって言ってるだろ！？」
反抗期かと思いきやただの生活力◎だった（これとは別に反抗期自体はしっかり来てる）

・「お母さん、ほわいとあうとってなに？」
「無事に帰って来て、また一緒に生きようっていうおまじない」

履歴

その他メモの3番目のセリフについて妄想膨らませたやつ

…

幼い頃、私は両親にほとんど会えなかった。
無論、だからといって親の愛を一切感じられなかった訳ではない。
仕事の合間を縫って会いに来てくれる二人に、抱き締められる瞬間が好きだった。
お父さんとお母さんに交互に抱っこされて、いつもより少し高い目線で施設を散歩する時間が好きだった。
それでも＿＿＿特に忙しい父の背中に、距離を感じずにはいられなかった。

…

施設を出てからは、これまで会えなかった時間を埋めるように、両親に色んなところへ連れて行ってもらった。
公園。コンビニ。ショッピングモール。神社。動物園。隣の街。隣の県。隣の国。
「ユク、どこに行きたい？」
世界中を見て回っては、小さなものにも大きなことにも、一々感動した。
「ユクはどんな場所が好き？」
それでも、一番好きだったのは。
右手をお母さんと。
左手をお父さんと繋いで。
楽しかったね、また来ようねと一緒に笑う帰り道だった。

…

一度だけ、父が戦っている姿を見たことがある。
私に妹ができる前。動物園に連れて行ってもらった時のことだ。
動物なんかよりずっと速くて大きい化け物が何体も出てきて。
恐怖で凍り付くわたしと、わたしを抱きしめる母を置いて。
父は、わたしの前に立った。
「＿＿＿白夜」
その瞬間、季節が変わったことを覚えている。
キラキラの雪が舞って、怖い怪物たちはすぐに愉快な氷像へと姿を変えた。
気温は下がったのに、ちっとも寒くなくて。
父の背中は、前よりずっと近くに見えて。
世界は、真っ白に塗り変えられた。
（きれい………）
夢心地な気分のまま、私は母に問うた。
「おかあさん、ほわいとあうとってなに？」
「無事に帰ってきて、また一緒に生きようっていうおまじない」
「でもいまいっしょにいるよ？」
「もう一つ意味があるんだよ。それはね＿＿＿」

…

「ユク、大好きだよ」
うん、しってる。お母さん
「ユク、無事に帰って来いよ」
うん、約束するよ。お父さん
「おねえちゃん、また遊んでくれないのー！？」
うん、ごめんね。いい子で待っててね、紬希

「……ふぅーっ…」
吐く息が白い。攻勢を重視し過ぎて、この極寒は自らを蝕み始めている。
悴む指はもうほとんど動かず、血の足りぬ脳は走馬灯めいた幻想をちらつかせてくる。
侵蝕も限界が近い。これ以上の戦闘は危険だが、終わらせるにはまだ戦わねばならない。
それでも。
誓え、緒環 行枝。
再び共に生きる覚悟を。
自らの日常も、家族の日常も、傍らに立つ青年の日常も。
全て等しく、護り通してみせると。
「＿＿＿＿白夜ォ！！」

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