容姿・経歴・その他メモ

「俺に命令するヤツは親でも殺すぞ」

小せえ頃から誰かの指図を受けんのは無性に腹が立った。
耳の中にゲロ吐かれてる気分になる。
多分あのクソ親父のせいだろう。
政治家様だかなんだか知らねーが昔から命令口調で誰と話す時でも上から目線で偉そうで反吐の出るヤツだった。
お袋はよく我慢してたよ。
俺も一応親子だから我慢してたけどよ、お袋が死んだ時に堪忍袋の緒が切れちまった。
あの野郎、お袋の葬式で「あんな女のことはさっさと忘れろ」とかぬかしやがったんだ。
今まで抑えてたこの"力”をあのクズにぶつけてやったよ。
いや、当ててはねえよ。アイツの顔スレスレに塵を掠めてやっただけだ。どこも怪我させちゃいねえよ。
まあそれからは家出て一人でやってるよ。
家に戻る気はないかって？あるわけねーだろ、次あのカスの顔見たらホントに殺しちまうからな。



「俺に命令すんじゃねえよ!!」

市立高校に通う高校生。幼少からオーヴァードだったが母親から"力”のことは誰にも言わないよう言われていたので周囲には秘密にしていた。が、父親と決別してからはオーヴァードの力をちょくちょく使って不良やヤクザ相手にカツアゲ紛いのことをしていた。
そんなことをしていたらUGNに目をつけられて捕縛された。（それはもう物凄く暴れたのでエージェントの骨も折れたそうな）
その後紆余曲折あってUGNエージェントにはならないがイリーガルとして協力くらいならすることにした。（誰かの命令を聞くのはまっぴら御免だ、とのこと）
子供の頃からやたらと喧嘩を売られることが多く（政治家の息子というのも関わっているのだろう）、そのせいかかなり喧嘩慣れして滅茶苦茶に強くなってしまった。
昔から人を見ればどこが弱点か一発で分かってしまう眼力（インサイト）があったからである。（これはオーヴァードの力、オンオフが効かない）
喧嘩ばかりしてたのと口調もぶっきらぼうなので周りからは不良だと思われ敬遠されている。(少ないが友達はいる）
素行は褒められたものではないが自分から喧嘩は滅多に売らないし、助けを求められれば助ける(いじめられていたヤツを助けて停学処分を喰らったこともある）人間である。
心優しい母親に愛情込めて育てられたのでなんやかんやお人好しなのである。


「誰に指図してんだゴラァ!!」

そんな零侍の最大の欠点にして特徴、とにかく＂命令＂されるのが嫌いなのである。
誰であろうと何であろうと自分に対して命令や指図するものを決して許しはしない。
何故？と聞かれてもとにかく腹が立つものは腹が立つのだ。
特に自分が偉いと思っていて人を見下すようなヤツに命令されれば怒髪天だろう。
ちなみにお願いや頼み事なら普通に聞いてくれたりする。

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