FHに所属する研究者が、自身の目的のために作り出したデザイナーズベイビー。人間の受精卵を輪廻の獣の一部から採取したレネゲイドウイルスに感染させ、エグザイルシンドロームやオルクスシンドロームの能力で強制的に、短期間で成長させるという方法で作られた。そのため実年齢は1～2歳程である他、肉体年齢に対して筋肉や内臓器官は貧弱であり、社交性なども低い(本来は知能や知識も幼児並みになるはずだったが、ノイマンシンドロームによる知能の向上によってその問題を解消している)。
　彼女を作りだした研究者の目的は、都築京香によって情報が秘匿されていた輪廻の獣並びにウロボロスシンドロームについて調査し、その力を自分のものにする事だった。しかし、デザイナーズベイビー達は急速な成長やウロボロスの力に耐え切れず、軒並み死亡。生き残ったのは、実験体A-1という少女のみだった。研究者はそれでも諦めず、実験体A-1に力を扱えるだけの教育を施し、研究を進めようとしたのだが、実験の途中に力が暴走。突如現れた影の巨人によって研究所は壊滅し、それに巻き込まれて研究者も死亡した。その後、駆け付けたUGNが実験体A-1を保護。実験体A-1は名前を問われた際に口の筋肉が上手く発達していなかった事と力を使った事による疲労で「エーイチ」を「エイ」と言ってしまい、それから彼女は「エイ」として生きる事になった(後日訂正を行うも、その時にはチルドレン名として正式に受理されてしまっていた)。
　UGNに保護された後はその能力の特異性から研究対象として扱われるも、オーヴァードとしての能力と組織に対する忠誠心の高さ、そしてFHの活動の活発化から特例として任務を任されるようになり、現在はUGチルドレンの1人として様々な任務をこなす日々を送っている。

一人称：私
二人称：あなた、～さん、～様

口調：常に敬語だが、敵対している相手には使わない

　濡羽色の髪と鈍色の目をしており、肌は雪のように白い美少女。しかし、その恵まれた素地に対して容姿の手入れは殆ど行われておらず、髪は片目が隠れる程に伸ばしっぱなしにされており、目には何時も薄っすらクマが浮かんでいる。また、肉体年齢基準の同年代(17歳ほど)と比べて小柄であり、体型もスレンダーを通り越してあばらが浮き出る程に痩せた華奢なものである。
　服装は何時も変わらずUGN支給の制服であり、お洒落等は一切する事が無い。ただし、自分の力を制御するために、顔を除いた全身に黒い包帯を巻き付けており、戦闘の際はこれをほどく事で力を解放する。
　性格は無機質で社交性に乏しく、上からの命令に対しては出来る限り忠実に従うチルドレンらしい気質の持ち主。ただし、臨機応変な対応が求められる状況や予想外のハプニングには弱く、指示を仰がないと動けなくなってしまう事もしばしば。また、自分の力の危険性については理解しており、わざと人を遠ざけるような言動を取る事もある。
　これまでの人生で娯楽というものに触れた事が殆ど無いため、一度簡単なゲームをプレイしたりするだけで、何時間も熱中してしまう事がある。また、UGNに入ってから増えた数少ない娯楽に食事があるが、普段はゼリー状の携帯食料を摂取して空腹を満たしている。これは食事を楽しむという習慣が存在しない事と、今なお消化器官が未熟な事が理由であり、どうしても口にしなければならない理由がある時以外は、普通の食事を取る事は無い。ただし、UGN加入直後に食べたプリンの美味しさに人生初の感動を覚えた事で、プリンに対しては普段の冷静さが嘘のような執着を見せる事もある。

　素肌に光が当たって出来た自分の影(のようなもの)を操り、さらに、そこから漆黒の巨人を顕現させる能力を持つ。影は他のレネゲイドを捕食・分解して排除する力を持つ上、巨人は一度完全に出すと制御する事が困難なため、普段は肌に黒い包帯を巻きつけ、直接光が当たらないようにしている。この力は従来のシンドロームのいずれにも当てはまらないものであり、研究の結果、輪廻の獣にも似た因子がレネゲイドから確認されている。そのため、現在アールラボでの研究が進められている他、力の詳細については一部の人間を除き厳重に秘匿されている。
　戦闘の際は体の包帯を一部ほどく事で影の力を解放し、自分の身に纏わせて身体能力の強化や行動の補助を行ったり、巨人の体の一部を顕現させる事で戦う。

《虚ろなる軍団》
《シャドーテンタクルス》
怨念の呪石
♰シークレットモンスター
+α

固定ロイスを霧谷雄吾○服従/無関心→ナイチンゲール○遺志/憐憫に変更
《虚ろなる軍団》、《シャドウダイバー》を取得
白兵2→5

自分の中にあった平成と中二病のエキスを絞って作ったキャラ。モデルとしては綾波レイ+間桐桜+金色の闇+α。巨人の姿はハルヒの神人や黒桜の影の小人、遊戯王の地縛神コカパクアプ辺りのイメージ。名前の由来は影&永遠のダブルミーニング的な意味。
データとしては、ウロボロスの影系エフェクトを使用するアタッカー。ダメージの固定値を盛って、最終的には頑張らずとも100点越えが出来るくらいにはしたい。