容姿・経歴・その他メモ

女性オーヴァード。
顔を斜めに分かつ縫合の痕。そして首から胸にまで覆う火傷を隠すように巻く赤いマフラーが特徴。
常にマイペースで気楽そうにふるまっており、中性的な話し方をする。
基本的に無口だが相手が友好的な場合に限って、自虐を織り交ぜた独特の雰囲気と話術でからかいにかかる。

死者が出る可能性の高い任務にのみ現れては他のメンバーが殉職する中で一人生き残ることから、他のオーヴァードから「死神」と蛇蝎のように嫌われているが、本人はあまり気にしておらずむしろ今の境遇を楽しんでいる様子。

理由は「自分が生まれてしまったことにより発生した事件or事故」かつ「無力故に逃げ出した(と思ってる)」ことを思い出したから
その際、今際の際or最後の一瞬にかわした約束など「大切な記憶」を忘れている。
世間・親族からも後ろ指をさされ、残された愛も奪ってしまって空っぽになった。
最終的に両親と共に焼身もしくは水に飛び込み自殺。ここでオーヴァードに覚醒。

よみがえったことで唯一の味方だった両親と離れ離れになる。
周囲からは火事から無事に生き残ったため不吉な子と呼ばれ、余計に孤独になる。
非日常の存在が日常に縋りつこうとする矛盾。死を超えた存在が死を望む矛盾。
UGNの戦いは死を望む自分には相応しいと荷を下ろした

本心は死を望んでいる。「しかし同時に誰かのために汚れた仕事も熟せたらいいな」とも思っている。
そのため、彼女の仕事は「UGNのためになる汚れ仕事」である。
血まみれの思い出に繋がれ、誰の目から見ても不自由であるのに、彼女は笑っている

情欲、陰謀、悪意。そんなものに汚されていない本物の愛を求めれば汚く罵られることだろう。
だからこそ彼女は不敵に笑う。一言「辛くはない」と言って。
いつかかつての自分のような無力な存在が無力なままで笑いあえる日々が訪れるまで
彼女はどのような苛烈業苦、艱難辛苦にも耐え抜いてみせるだろう。

時としてオーヴァードや人間たちにより、かつて毒として捨て去ったはずの
欲望により本心との葛藤が起こるときもある。
お願い。君は前を向いて。
自分のような『徒花』など歯牙にもかけず光を探し続けて。

私はそれを阻もうとする者を容赦なく切り捨てるから。

もしもあなたの近くで誰かが泣いていのなら必ず見つけてみせる。
だから絶望を乗り越えて。例えそれが怒りに変わってでもいい。
「明けない夜はない」だろ？

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