容姿・経歴・その他メモ

### 基本情報
キリスト教の学説「天上位階論」における最上位階級「熾天使」の一人を自称する、人型のレネゲイドビーイング。
普段はおどおどした態度で自信無さげだが、やるべき事が見えると目に意思が宿り、口調も確固とした物となる。
紅茶を入れるのが上手いと、同僚の間で評判。
UGN上層部の「サルヴァドール」と密接な縁があり、

### 出生及び「熾天使騒動」
面影島事件が起きた翌日、とある聖堂で火事が起きた。
(火事自体は調理場の火の不始末と判明している)
当時数十人の信者が巻き込まれたが、その時に「発生」したと推測されるフィリクレアが避難誘導を行う。
全員を外に誘導した後、崩落によって中に閉じ込められる。
しかし既にサラマンダーのシンドロームを発現していた為か、焼け残った後から無傷で発見された。
それ故に生存者及び発見者は「神の遣い」「熾天使」等と呼ぶ。
火事の中で薄っすらと自我が目覚めたが、記憶は定かではないらしく、流れで本人も受け入れる事となった。
自身を「11人目の熾天使」と明確に定義したのも、この時と思われる。
後に今回の一件は、「熾天使騒動」と名付けられた。

### UGN入り
「熾天使騒動」は、事態を聞きつけたUGNによってすぐさま秘匿される運びとなった。
フィリクレアは調査の末、レネゲイドビーイングと判明。
「素体」は不明だが、聖堂にあった「空の棺」が関係していると思われる。
フィリクレア本人も記憶や知識が定かではない為、現在も調査中。
当時は力の制御が上手く行っていなかったが、UGNの「サルヴァドール」と「ユナ」が師弟関係を結ぶ形で指導に入る。
結果、現状は並のエージェント程度には制御を上手く出来ている。

### 「落陽事件」
一年前に起きた、UGNエージェント1名のジャーム化による暴動事件。
容疑者は元UGNエージェントのコードネーム「プロミネンス」、ジャーム化したとされるのは「ユナ」と判明している。
「プロミネンス」はN市支部で、表向きは権限的に許可されるレベルの「浸食に関する安全な実験」の被検体を募っており、「ユナ」が参加する事になった。
しかし実体は別だったのか、「ユナ」はジャーム化し、暴走。
サラマンダーのジャームとしてN市支部を襲う「落陽事件」が発生した。
事態を把握したUGN本部及びN市支部によって鎮圧部隊が編制され、その際に「サルヴァドール」とフィリクレアが部隊に編入。
ジャーム化したユナは死亡する事になった。
この時、「プロミネンス」がジャームを観察する様子をフィリクレアが発見し、報告。
事前に挙げられた実験の件も踏まえ、今回の一件が「プロミネンス」による物と判明する。
尚、「プロミネンス」は既に逃亡、現在も行方を晦ましている。

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