容姿・経歴・その他メモ

経歴

「君と俺は違うよ。だって、そんな暖かい陽だまりに君は立っているじゃないか」

ごく幼少期からオーヴァードとして過ごしてきた純粋なるUGNチルドレン。肉親を失ったのか、実験で生み出された人工生命体なのか、芥本人が興味を持たないため真相は不明。
いわゆる義務教育機関にはほとんど通わず、UGN内の訓練施設で育つ。およそ子どもが享受すべき様々な物事と引き換えに手に入れた戦闘技術を買われ、今ではアクシズ直轄部隊のエージェントなどという大それた位置に収まっている。

特徴・性格

「今は訓練中だ、あまり話しかけないでくれるか？」

一見すると冷静沈着で、困難な任務にも平然と対処する。だが、その実は冷静ではなく“空虚”なだけ。芥には目標であったり、こだわりであったり、そういった人間的な「軸」が欠如しているのだ。他者のパーソナルスペースには決して踏み入れず、その代わり自らのソレにも決して侵入を許さない。しかし、そんな芥の氷を溶かしたのが、“カンシイン”の同僚だった女性ルミナス・フリントだった。

ルミナスについて

「あいつはまさに光だった。皆にとって、俺にとって…」

“カンシイン”の同僚として出会ったルミナスは、持ち前の明るさでもって、俗世から隔絶され閉ざされていた芥の心を少しずつ絆していった。最初は芥をからかっていた他の同僚たちも、やがては交際するようになった二人を祝福するようになっていた。UGN部隊という過酷な環境下で、二人の存在はほんの小さな、それでも仄かに明るい光となっていた。あの日までは──。
あの日、一報を聞かされた芥は、生まれて初めて涙を流した。
そして芥は、再び抜け殻となった。かつての彼とは違う、復讐の鬼が巣食った抜け殻に。

コードネームについて

火の消えた石炭を意味する"dead coal"と、死の呼び声を意味する"dead call"をかけている。

戦闘の演出

「もういい、お前は俺の血とともに下水行きだ」

自らの腕を躊躇なく切り裂き、そこから流れ出る血液を剣に変えて得物とする。
一度得物を手にすれば、迅速に容赦なく刃を突き立てる。
痛覚が鈍いのか、痛いという感情がないのか、人知を超えたタフさを兼ね備えている。

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