容姿・経歴・その他メモ

世界を股に掛ける、自称“旅人”。
風が吹き抜けるように現れ、風と共にその地を去る妖精のような人間。
……は、言い過ぎだが。自らの足で地を巡り、その目と耳で得た情報を売り捌いて歩くフリーランスの情報屋である。

曰く、郵便屋さん。見て、聞いて、知った物事を自身で取り扱うことは出来ないから、旅先の必要そうな『顧客』に送るのだという。
とは言え、第一義は『今日食べて生きること』なためか商売っ気は高くなく、それ故に善悪の区別なく商品を取り扱うのだ。
よく言えば今を生きることが一生懸命で、悪く言えばその日暮らし。多分別に2000の技があるとか明日のパンツへのこだわりとかはない。


一人称はウチ、私。
二人称はきみ、あなた、お前。

自由奔放、単純明快。持ち前の明るめな雰囲気とちょっとしたズル（竹馬の友）で情報を提供してもらっている。
しかしそれで得た情報を結局賃金稼ぎに使っているところを見るに割と狡賢いが、それもやや子どもらしい小狡さなのでそこまで深く考えての行動ではない可能性もある。
生への執着は強い方なので無意識のうちに生存策を取っているともとれる。ただ、ある意味で敵を多く生んで寿命を縮めかねない生業なことも何となくは理解しているため、安全圏へ渡りに渡ろうとしている傾向はある。


コードネームは“T³”、すっきり纏めて「トラベル・キュービック」と読み、読ませている。仕事上の名前であり自称である。
内訳としては、旅人としての“Traveler”、起こりがちな“Trouble”、それらを扱い商いとしている一人としての“Trader”でT・T・T、それをさらに短く圧縮してこの形になった。
本人曰く、もっと重ねてもカッコよくないか？と思ったがくどい気もする……と今のカタチに落ち着いたらしい。
前面に押し出しているのは旅アピールの単語だが、それ以外のTの字は気分で別単語に変わったりする。季節のメニューみたい。

経歴

　どうやら、生まれたときから快く思われてはいなかったらしい。
らしい、というのは本人が生まれたときのことを記憶していないからであり、少なくとも物心ついた頃には既に両親からの当たりは強かった。
今にして思えば、超能力じみて抱えていた“能力”が原因だ、と思う。所謂恐れから来る感情だろう。それを証拠に、人前で絶対にそれを使ったり振り回したりするようなことをするな、と教えられていたし、それも律義に守っていた。
それでも両親が自分を見捨てたりせずにいてくれたのは、彼らなりの情があったのか、いつか何かに使えるものだと見なして秘匿させていたのか……聞こう、と考えたこともなかったため、真偽の程は分かっていない。

故郷を出て一人で旅をするようになってからは、“能力”も護身程度に留めている。
戦いどころか争いも苦手なきらいがあるため自ら積極的に戦うこともないが、子どもの喧嘩程度のノリなら割とやりがち。

HO

PC④ 旅人
　ロイス：『ラクシャーサ』　推奨感情：P好意/N自由
　カヴァー／ワークス：指定なし／フリーランス
　【PC指定】:年齢15～20
　
　あなたは独り身の旅人である。
　あなたは若いながらも世界各国を旅していたさすらいの人間だ。
　そんなあなたはある時、裏家業のコネから『シャンバラ』の名を聞きつける。

　商機とはいえ、別の目的があったため、本来なら見向きもしなかったものの
　あなたはそれに『ラクシャーサ』……自分の古い知人が絡んでいることを知る。
　彼女が何故FHにいるのか。そして、それは或いは自分の目的と沿うものではないか。
　そう考えたあなたは、『シャンバラ』を求めて進み始める。

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