容姿・経歴・その他メモ

ルーツ:ニャルラトホテプ（多分）

〈概要的なさむしんぐ（覚醒前のさむしんぐ）〉
D市内にある中高一貫の私立校に通う高校二年生。少し前まで吹奏楽部に所属していた。
有名な作曲家の父とバイオリニストの母を持ち、小さなころから音楽の英才教育を受けて育った（ここまではバイオリンとピアノ）。両親は道の強要こそしなかったが、「やるからには中途半端なことは教えない」というスタンスで音楽の話をする際は常に本気であった。血筋のおかげか素養もあったが、長身で壮麗な母と違い、身長が低く腕も短かったため、専門の楽器としてはフルートを選択。
お嬢様、というわけではないが、育ちはよく、快活な性格でもあるため人望が集まった。彼女のプロ顔負けの演奏力の礎となった恵まれた環境を疎む者もいたが、それをひけらかさない彼女を心から嫌うものは少なく、高校の部活でも先輩後輩問わず教えを請われる立場だった。

数か月前、部活の演奏会や個人でのコンクールが重なり、ハードな練習を重ねた結果右耳に不調をきたし倒れてしまう。命に別状はなかったが、後遺症で右耳に障害を残してしまい、特に高音域がほとんど聞こえなくなってしまう。フルート奏者生命の終わり。
身体的にもそうだが、精神的な乱れが大きく、数週間入院。両親や部活仲間が見舞いに来た際も、小さなころからの教えを無に帰してしまったことや、演奏会に出れず迷惑をかけたことに対する罪悪感で、狼狽し取り乱してしまうことも多かった。気にしていない、という周囲の優しささえ激痛だった。
退院後は顧問を通して一方的に退部、部活仲間たちを避けるようにコソコソと空虚な高校生活を送っている。




〈概要的なさむしんぐ（覚醒後のさむしんぐ）〉
ネタバレになるので覚醒までのアレコレは省略。
オーヴァードになったことによって事故で失った聴力が回復し、吹奏楽部へと復帰した。ブランクが少々きついが、長年培ってきた努力を取り戻すのにそう時間はかからないだろう。
詩織へと受け継がれた「輝くトラペゾヘドロン」は《偽神の心臓》としても利用価値があり、また、UGNとしても不確定な要素の多い代物らしく、同学年のUGNチルドレン、可思議せつなが監視役として割り当てられる。彼女はピッコロを媒介として能力を使用し、フルートを媒介として支援範囲を広げる能力の使い方のヒントとなった。先の事件でも世話になった彼女は、以前から同吹奏楽部に所属しており、監視とは名ばかりでよい友人関係である。彼女もいろいろ背負っているらしく、彼女の助けになりたい。
UGNには入ってないと思う。多分イリーガルってことになるのかな...?

〈入院中に出会った謎の女性のさむしんぐ〉
見舞いに来た両親を受付まで見送りに行った際に出会った謎の女性。いつもの通り、涙をこらえ、ため息をつきながら病室に戻ろうとした際に呼び止められた女性。ファンを語るその女性は、妖艶な魅力をまとっており、その瞳の純黒は、すべてを見越すような得体のしれないものを感じた。彼女と話をしたのはただの気まぐれだったが、励ますでも、慰めるでもなく、ただただ話を聞いてくれた。それがすごく助けになったのをよく覚えている。
正体は《偽神の心臓》【プランナー】京香・T・アーミテイジ。ニャルラトホテプの化身たる彼女がなぜ詩織のもとに来たのかはわからない。将来的に「輝くトラペゾヘドロン」を手にすることになる詩織を一目見に、そして何らかの布石を打ちに来たのかもしれない。


通過予定「冷たい雨が世界を救う」

PC①：湖東教授の遠い親戚（未覚醒）
ロイス：湖東晴彦　推奨感情　P:好奇心/N:猜疑心
指定Dロイス：呪物汚染者　
指定呪物：輝くトラペゾヘドロン
カヴァー/ワークス：指定なし/指定なし
　惑星地質学の権威である湖東晴彦教授はキミの遠縁の親戚だ。子供の頃に何度かあったことがある...はずだ。だが、彼は急死し、キミにすべての遺産を遺した。教授の屋敷を訪れたキミは、一冊の日記帳を発見し──そしてあの“輝くトラペゾヘドロン”を継承することになったのだ。

〈湖東教授について〉
小さい頃に会った時には、いろいろなことを教えてくれた。子供には難しいような専門的なことも。当時教えてもらったことなんて難しくてほとんど覚えていないが、当時の名残で彼のことは「先生」と呼んでいる。

履歴

✓「冷たい雨が世界を救う」時のロイス

シナリオ：湖東晴彦　✓好奇心/猜疑心
遠い親戚のおじさん。惑星地質学...?っていう難しい学問の教授をしているらしい。小さいころにいろいろ教えてもらったけど覚えていない。当時の名残で「先生」と呼んでいる。

友人：ゆな　友情/✓罪悪感
部活仲間であり同級生。事故以来あまり話せていない。

セッション履歴