容姿・経歴・その他メモ

この世界は、とても残酷で、危険に満ちている。——そんなこと、皆は知らなくていい。

人間の努力によって発展してきた世界は、皆が日々を懸命に生きて、幸せを積み重ねながらさらに発展していく。自分はその発展に貢献するべきだ。そんな思いを胸に父の跡を継ぐべく勉強していたある日、レネゲイド関連の事件に巻き込まれ、そして、この世界の姿を知った。
ヒトならざる力によって脅かされ、UGNによって守られ隠されるという、なんとも脆い世界の姿を。

彼は決意した。
人々が、何より自分が信じた世界を、真実にしなければ。
“幸せな日常”などという、泡沫の夢から醒めさせてはいけない、と。

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物腰が柔らかく穏やかな性格の理想主義者。「努力は必ず報われるよ。報われない世界の方が間違っているのさ」と本気で言っては同僚に呆れられていた。その同僚は、もういないけれど。

安全への配慮から家族とは基本的に距離を置いているが、実家にはたまに帰っており家族仲は良好。
父親が持っている会社の一つに仮の籍を置いている。

履歴

周囲の人の設定メモ

妹：東雲　彩妃（しののめ　さき）
19歳。大学生。東雲家の後継者となるはずだった怜夢がUGN所属となったため、新たに跡継ぎとなったものの、まだ若いのでゆっくり勉強中。友人との学生生活を普通に謳歌している。
本人的には急な兄の方向転換にやや戸惑いはあるが、「怜夢兄は『自分にできることを』ってよく言っていたもの。父さんの跡を継いで上に立つよりは、自分の力で挑戦してみたいところもあるのかも」と思っている。
オーヴァード事件に巻き込まれて重症を負ったことや、そんな彩妃を庇って怜夢が覚醒したことはもちろん知らない。


同期：皮肉屋《シニカリスト》　海野　理久（うんの　りく）
怜夢の同僚のＵＧＮエージェント。同時期に加入した同い年であるため、訓練や任務でも一緒になることがとても多かった。近～中距離を得意とする《ソラリス／ノイマン》の戦闘員。敵の戦意を木っ端みじんにするほど口が悪いが、仲間にはそれなり……なのだが、遠巻きにされがち。のほほんとした雰囲気で軽口を叩ける怜夢とは相性が良かったのか、よく飲みにも行く間柄。
任務中に死亡。

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