容姿・経歴・その他メモ

「私は悪魔の子。私の言葉は全てを不幸にする。だから誰も近づかないで……」

彼女の想いとは裏腹に世界は彼女の言葉を欲する。それは強大な力であり、希望も絶望もいとも簡単に生み出してしまう。
彼女が本当に悪魔の子であるかを決めるのは、主人である霧谷雄吾かFHやテンペストなどの裏社会の組織か、あるいはこれから出会う仲間たちか。彼女の発する言葉一つが運命を決定づける鍵となる。

人物

性格

冷静沈着で物静か。任務遂行を最優先とし、自分の生活には無頓着。実は怠惰。他人や外部の事象に関しては客観的な立場を徹底している……ように振舞っているが、実際は彼女にとって外の世界のものは興味深いものばかりである。心の中では知的好奇心が爆発しており、横目でチラチラ何かを観察していることがしばしば。その結果、彼女の脳内辞書が豊かになっているため図らずとも能力の強化が行われている。
幼い頃よりUGNチルドレンとして生活しているため社会常識が欠如している部分がある。そのため時折天然と見受けられる行動をすることがある。本人はそれを恥ずかしいとは思っておらず、むしろ新たな知識を得られる経験として楽しんでいる節がある。

生活

本人の意向により高層マンションの一室を一人で使用している。本人の性格上堕落した生活が続いており、放っておくとすぐにゴミ屋敷になってしまうので、毎週清掃スタッフが部屋の片づけをしてくれている。
趣味はゲームと読書、そして博物館見学。だが、その傾向は非常に偏っており全て軍事兵器に関するものである。マウスキーボードで重戦車を操り、近代兵器の解説書を就寝前に熟読し、長期休暇にはドイツ連邦軍軍事史博物館を訪れる普通の女の子だ。

能力について

自分の能力への嫌悪感から人と話すことにトラウマを抱えている。そのため、自分から他人への接触を行うことは少ない。
能力を使うときは霧谷雄吾によって与えられた任務を遂行するときのみと決めている……が、意図せず心の中で楽をしたいと思った時には自然と能力を使っており、自分の怠惰な面にあきれている。(どうしても夜食が食べたくて手元に鯖缶を出してしまうなどの経験あり)

来歴

かつてテンペストの施設でオーヴァードの生体実験の被検体として扱われていた。彼女の言葉を具現化する能力を利用し、何度も身体のパーツを再生させることにより数えきれないほどの解剖実験を繰り返されてきた。絶望の日々の中、10歳の誕生日に彼女に転機が訪れる。
現UGN日本支部長である霧谷雄吾の手引きによるテンペスト強襲作戦により彼女は救助され、UGNチルドレンとしての生活が始まった。最低限の生活の知識と戦闘に関するあらゆる情報を叩き込まれ、彼女は優秀なエージェントとして活動している。

能力

発声情報具現化能力『｜虚吐弾《ことだま》』

脳内にある情報を言葉として外部に放出することで、それを現実世界に発生させることができる。これは「物質」と「現象」のどちらも発生させることができるが、外部的障害が関与しやすい「現象」は発生条件が非常に厳しいため簡単に能力が発動することはない。一種の願掛けに近い。
発生する「物質」や「現象」は、能力者の持つ情報の密度が高いほど具現化に成功する確率が高くなる。見た目や匂い、材質や機能などの情報があるが、最も大切なものは味である。具現化したいものの味を知っていればほぼ完璧にその物質を再現することができる。

｜辞書登録《インストール》

物質を舐めて味を覚えることでその物質の情報を記憶することができる。味にはその物質を構成する全ての情報が含まれており、インストールしたものは確実に具現化することができる。

｜辞書引用《ショートカット》

インストールした物質を瞬間的に具現化することができる。その際、具現化させる物質の情報を全て口にする必要はない。

PC2用ハンドアウト

概要：主人公より戦闘経験があるが常識に乏しい少年少女=綾波レイ枠
ロイス：矢神秀人(やがみ・ひでと)　好奇心／猜疑心
カヴァー／ワークス：高校生／UGNチルドレン
キミはUGNの施設で、幼少からエージェントとして育成されたUGNチルドレンである。
現在キミは矢神秀人という学生を追跡調査している。
彼には能力を使ったテロリストであるFHのエージェントの疑いがかけられている。
そんな彼を見失ったときだ、バスが横転し爆発炎上したのは。

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