政府関係者の祖父・政治家の母・検察庁幹部の父をもつ政治家一族の長男。2歳下に妹、5歳下に弟がいる。20歳の頃、UGNへの影響力を欲した祖父が、すばる兄弟にオーヴァードになるよう求める。まだ中学生の弟に人を辞めろというのは可哀想に思えてきたので、自分が政治家にならなくて良いとの条件でオーヴァードになった。UGN本部に所属して以降、しばらくは監査部に所属し、UGNの裏切者を人知れず始末してきた。その後、UGN日本支部に支部長として配属される。
その後、警察庁への影響力を欲した母により警察官となる。持ち前のオーヴァードの力を使って、犯人と交渉するネゴシエイターとして数々の事件を解決に導いてきた。

「国のため・社会のため」が両親・祖父の口癖で、すばる自身も口にはするが、実のところあまり興味がない。一族の言う通りにしてきたのは、単純にそれが面白そうだったからに過ぎないし、すばる自身もそう公言している。仕事熱心というわけでもない。

支部長として、あるいは警察のネゴシエイターとしての肩書きはあるが、仕事をするのはすばるの気が向いたときだけである。普段は支部で仕事もせず酒を飲んでいる。酒を取り上げると5歳児ばりの駄々のこねかたをするし、それを無碍にすればすねて仕事をしないと言い始めるなど、まるで子どもである。が、一緒に酒を飲むと約束すれば喜んで仕事をする。つまり赤ちゃんである。
実際のところ、酒が好きと言うよりかは、楽しい時間が好きと言うだけなので、楽しいことを与えたら
酒を置くし駄々もコネない。

よく「腹では何を思ってるか分からない」と言われるが、親しくなれば、すばるがその実何も考えてないことが分かる。彼の言葉はいつだって彼の本心であり、それ以外にない。

「俺は御厨すばる！なあ、酒は飲める？え？ダメ？！そうか〜でもノンアルならいけるよね、よしそれじゃあ飲みに行こう！もっと話しよう、ね！」
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