容姿・経歴・その他メモ

所持している武器の装備→ウェポンケースを使用しオートアクションで可能
装備している武器の変更→マイナーアクションで可能

---以下、「コバルトプラン」のネタバレあり---






















UGN高官の息子。幼少期からチルドレンとしてホームで訓練を重ね、多くの戦場を経験した末に武上支部へと配属されたホープ・エージェントである。
武上市に幼い頃より住んでいる。数年前に“インディゴ”による直接の被害を受け、なおも生還した数少ない生存者。

──と、いうのが『影波逸来』という人物の来歴ということになっている。

彼は本来の『影波逸来』ではない。影波逸来というUGNチルドレンが幼い折、「両親の為によく働く立派なUGNエージェント」となることを求められ親からの厳しい教育とそれと称した折檻を受ける中、それに耐えかね、愛を求め生み出したイマジナリーフレンドであり、影波逸来の《奇妙な隣人》であったオリジン：ヒューマンのレネゲイドビーイングである。
名も無き彼の役割はふたつあった。ひとつは影波逸来の友となること、そしてもうひとつは影波逸来そのものとなり、影波逸来の受ける辛いことや悲しいことを身代わりすること。長い間、『彼』は影波だけが認識するただひとりの友人としていた。

二人きりで何年かの月日を過ごしたのち、二人で会話している所が両親に発見される。
それまでで最もひどく罵られ、折檻を受けた時に影波は思わず『彼』を隠れ蓑にした。咄嗟に影波を庇うものの両親の怒りの矛先は『彼』に向けられ、重ねられた存在否定の言葉に、勝手に生み出しておいて何故自分だけがこんなに辛い目に遭わなければならないのか、と影波に対する不満を爆発させ、『彼』は一度意識の奥深くへと潜り、影波の呼びかけに答えなくなる。

それから数年後のこと、『彼』は長い間眠っていたが、自らを叩き起こすような悍ましい感覚に飛び起きる。影波逸来の身体を他の何かが侵蝕しようとしていることに気付いたのだ。
咄嗟にそれを追い出し影波を守ろうととしたが間に合わず、むしろ無理を悟った影波は『彼』の意識を自らの奥深くに追いやることで『彼』だけは守ろうとしたのだ。
次に『彼』が目を覚ました時、影波の身体は病院の天井を見上げていた。影波は自分の呼びかけには答えず、その身体からは完全に『抜けて』いることに気が付く。あの忌々しい青い惨劇によって、影波は命を落としてしまっていたのである。
影波の肉体は、彼自身から生み出されたレネゲイドビーイングである『彼』のレネゲイドによく馴染み、本来持つことができない『彼』のネイバー体として転生したのである。

インディゴと呼ばれるレネゲイドビーイングの特殊能力については情報として広まり両親も知るところであった。それゆえか、影波は両親から「本当に逸来か」と必死の問いかけを受ける。そうして咄嗟に自らを本物の『影波逸来』であると名乗ってしまい、以降人知れず死んでしまった『影波逸来』の代わりに彼として生きている。
退院後、『影波逸来』から自分に対する謝意の言葉と詫びの品だけが私室にひっそりと置かれていたのを知る。喧嘩をしたまま無二の友と別れることになったこと、“インディゴ”のように結果的に他の人を乗っ取ることになってしまったことを、内心ずっと後悔を覚えている。

表向き、《完全演技》でぶっきらぼうでつっけんどんな『影波逸来』を演じているが彼本人の気質自体は穏やかで内向的。しかし長年『影波逸来』をやってきているのでだんだんそっちが本性になってきた。
彼自身に自身がレネゲイドビーイングであるという自意識は非常に薄い。これは彼の出自が影波の「人間の友人」であるというふうに求められた存在であったことに由来すると思われる。

影波逸来の本来のシンドロームはモルフェウスであるが、『彼』のシンドロームはウロボロス/ノイマンである。レネゲイド事件に巻き込まれたことにより変質して本来のエフェクトを使用できなくなった、ということに表向きはなっている。
オリジン体は影波のネイバー体と同じ大きさの黒い人影。
遺産は影波が継承していたものをそのまま継承した。衝動と相互に作用することで、対象が無機物以外の生物、人間などにも及ぶようになったのみならず「あらゆる全てを手に入れなければ不安で仕方ない」という強烈な欲求をおぼえるようになっている。
全て衝動と遺産の影響によるものであると理解しているため普段は理性で抑え込んでいる。

“スレッジハンマー”
イマジナリーフレンド→タルパ→人工精霊(Spirit)
スピリッツ系カクテル、無味無臭のアルコールであるウォッカベース。カクテル言葉は「心の扉をたたいて」。
生のウォッカにライムジュースを加えただけのパワー系カクテル

影波 逸来(かげなみ いつき)
影：軽→light⇔shade
波：木との対比(は?????）
逸来：至維(つなぐにいたる)との対比。逃し、至らず来たる。

履歴

「one BAD day」NPC、+74点にて作成
「Coffee House Overture」PC1
「Wonderland Syndrome」NPC

セッション履歴