誕生日：8/11（roll）
年齢　：23歳、災厄時18歳高校3年生。
呼称　：
　一人称　私　　　／　二人称　君　　　／　三人称　苗字＋さん
学歴　：高校中退（表の一般の学校、災厄により卒業困難になった）
外見　：
　灰色の長髪、青目、仕事時は基本的にスーツ。
　身長は164cmで、災厄後は8～12cmほどのヒールを履いている。
　学生の頃からエージェントとして働いていたため、フォーマルな格好でオンオフを切り替えていた。
家族　：
　災厄前は両親と弟と４人暮らしだったが、災厄により父が大怪我を負い後遺症も残ったため、
　３人は父の実家である県外へ引っ越した。現在は一人暮らし。
性格　：
　口数はそう多くなく、物静かなクール系。
　ただ友人は多い方で、元は一人で動くよりもずっと友達の輪に入っているタイプ。
　一人遊びよりもみんなで何かをする方が好き。（読書をするより友達と話していたい、等）

産まれた時から”すこし頭がよく”て、”すこし器用”で、人より身体も丈夫だった。
小学校の健康診断でオーヴァードだと判明してからも、周りに恵まれ家族も理解があり
訓練やエージェントとして働きながらも小中高と学校に通っていた。
家族、友人、先生、近所の人…UGN関係者以外周りにいた人はみな一般人のため、自らが異能を使うことには恐れがある。
そのため一般的にも兵器である「銃」の使用を好み、レッドテンペストは扱い辛い等とUGNへ交渉し、
無理やり小型化してもらっている。（演出）（普通の銃構えてるイメージ）
内心、異形となったり、おおよそ普通の人が扱えないような超常的な能力が発露することに怯えている。

https://www.spintheearth.net/russian-goodbye/
どちらも「さようなら」の意、別れの挨拶。
訓練時代、ただ銃を撃つだけなのでコンボ名をつけるものだと言われても困ってしまい、
殺すまたは拘束することになる相手への謝罪と憐憫を込めて挨拶とした。

тёмный　пуля、ロシア語の直訳は「暗闇の弾丸」。
格好などの第一印象の暗さに加えて、表情の暗さと仕事時の冷酷さからтёмный、しかし
できることと言えば、威力が高いとはいえ非オーヴァード変わらない発砲だけであるため皮肉的にпуляと呼ばれる。
命令に従い愚直に動く様を指して、「UGNに使われる者」として、
пистолет（ピスタリエート／銃）ではなく銃に込められるпуля（銃弾）となったらしい。

　昨日と同じ今日。今日と同じ明日。
　変わらないと思っていた。
　ずっと続くと思っていた。
　すでに日常を捨てたキミでさえ、心のどこかでそう思っていた。
　だからキミはあの時何も守れなかったのに。

　『厄災』。

　5 年前にこの市を襲った災害のことをキミたちはそう呼んでいる。
　それは市が半壊し、UGN が崩壊した、UGN 日本支部史上でも稀に見る劣悪なケース。
　そして現在、もう一度あの悲劇が繰り返されようとしている。

　――だったらなんだ。だとしたらなんだ。
　キミは決して負けはしない。
　そう、我々は二度と屈しはしない。

DX The 3rd Edition　『　Dawn Again　』

　ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
　そしてキミを意味する言葉

◆シナリオデータ
PL 人数：5 人固定
経験点：145点（初期作成+15点）
プレイ時間：テキストセッションで 8 ～ 12 時間。
想定サプリ：上級、IC、EA
　このシナリオは N/R ハンドアウトを採用している。
　PC は 1 人ずつ公開 HO（N ハンドアウト）と秘匿 HO（R ハンドアウト）を渡される。
　GM はサプリ『ユニバーサルガーディアン』のダブルハンドアウトルールを把握していることが望ましい。
備考：このシナリオでは一部秘匿チャットを使用することが想定されている。

◆ステージ
　東京近郊S市。名称などPC3が任意に設定してよい。

◆事前公開情報
・『厄災』
　5 年前、FH セル『ジエンド』のテロにより市が半壊した事件。
　UGN の活動により「天災と人災の悲劇的な連鎖」というカヴァーが施された。
　一般市民からすれば、一晩で市を半壊させた大天災という見方になる。
　厄災により UGN 支部も崩壊した。
　市は現在復興の最中にあり、他市の UGN 支部が協力して保護・観察を続けている。
　市の機能自体が十分でないため、この市自体のUGN 支部はいまだ再建されていない。

PC1　Nハンドアウト　☆攻撃手段所持推奨
《家族のいない学生　”未だ目覚めぬ者”》　【未覚醒】

カヴァー/ワークス：高校生/指定なし
ロイス：雨宮夫妻
推奨感情　P：幸福感/N：不安

君は5年前の『災厄』で家族を亡くした。
家族を失って以来、君は暖かな里親のもとに引き取られ、そこそこ平穏な人生を送っていた。
雨宮夫妻は自分たちも被災者でありながら君を引き取ってくれた、心温かい夫婦だ。
ある日君はいつもどおり、何気なくバスに乗り込んだ。
──それが君の最後の日常。

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PC2　Nハンドアウト　☆アタッカー
《UGNエージェント　”悔いし者”》

カヴァー/ワークス：指定なし/UGNエージェント
ロイス：『カタストロフ』
推奨感情　P：感服/N：脅威

君は5年前にこの市の支部に所属していたエージェントだ。
　5 年前の支部のメンバーは、キミと PC3 を除いて全員が命を落とすか深手を受け、市を離れていった。
　当時 FH セルの一員『カタストロフ』と対峙していたキミは、PC4 の助け手を受け、大きな怪我もなく生存を果たした。
　『厄災』で支部が崩壊して以降、キミは特定の支部には所属せず、手の必要な支部に遊撃的に派遣される形をとっている。
　『ジエンド』再興の兆候に基づき、この市でUGN 支部を仮結成する運びになり、キミはその一員となるよう指示された。
　PC3 はキミの元上司、PC5 は支部時代の知り合いだ。『厄災』の折、PC4 とも親しくなった。

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PC3　Nハンドアウト
《不祥事を起こした元UGN支部長　”失った者”》

カヴァー/ワークス：指定なし/UGN支部長
ロイス：帳 千寿（とばり ちず）
推奨感情　P：連帯感/N：悔悟

　キミは 5 年前、この市の UGN 支部長だった。
　キミは『厄災』の最中 “ ある不祥事 ” を起こし、UGN 支部は崩壊。キミの支部長としての立場も失われた。
　今回、あの『厄災』を引き起こした FH セルに動きがあったと聞かされ、キミはこの市でデミ支部を設立するよう命じられる。この件に対処するための一時的な支部ということだ。
　PC2 は元部下、PC5 は支部時代の協力者である。PC4 は『厄災』以降、UGN に所属するのをキミが斡旋してやった。
　【口裂き女（ミセス・ポマード）：帳 千寿】は親交のある他市の女支部長だ。キミが支部長の立場を失って以降も、何かと手を惜しまず協力してくれた。
　あなたは任意に市の名前を決定してよい

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PC4　Nハンドアウト
《元FHのイリーガル　”疑惑の者”》

カヴァー / ワークス：指定なし /UGN エージェント
ロイス：『リモデラー』
推奨感情　P：感服 /N：脅威

　キミは 5 年前、FH セル『ジエンド』の一員だった。
　セルリーダー『リモデラー』による市を崩壊させる試みにキミは疑問を覚え、『厄災』の最中にセルを離反。その時窮地に陥っていた PC2 を手助けした。
　その後キミは PC3 の斡旋で UGN の協力者となり、PC2 と同じように、いくつかの支部に派遣される形をとっていた。
　今回『ジエンド』再興の兆候に、キミは PC3のもと活動することを命じられる。キミは今確かに UGN の一員なのだという証明のためにも、今回の立ち回りは重要になるだろう。
　──キミは未だに UGN から疑惑を掛けられている、というより、信用を得てはいない。

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PC5　Nハンドアウト
《UGN協力者　”未だ知らぬ者”》　【未覚醒】

カヴァー/ワークス：指定なし
ロイス：殊能 鎹（しゅのう かすがい）
推奨感情　P/N：指定なし

キミは長年 PC3 の支部に協力してきた協力者だ。キミはオーヴァードではない。
キミは『厄災』のとき、偶然市を離れていた。キミ自身は被害をまぬがれたものの、市の半壊はキミにとっても大きな衝撃だっただろう。
『ジエンド』再興の兆候に、キミは再び協力を要請される。
【よく喋る辞書（ベリーノイジーレキシコン）：殊能 鎹】は情報収集に長けたイリーガルだ。
今回彼に『ジエンド』の話を聞きに行くべく、キミは彼のもとを尋ねる。
――そのためにキミはバスに乗った