容姿・経歴・その他メモ

UGN米国支部技術部門兵装開発課P州支局
通称『フィラデルフィア機関』にて調整・訓練を受けたUGNエージェント。
フィラデルフィア機関にて開発された外殻型試製兵装群『パーソナルトルーパー』を運用するために必要な身体的改造を施されており、世界各地の戦場で第一線にて危険な任務を請け負い実戦データの収集を行っている。
パーソナルトルーパーの開発理念に対しては強い賛同の意志を示しており、苦痛を伴う非人道的な実験も受け容れてきた。性格は冷静沈着で職業軍人的な気質だが、好戦的な一面も見せる側面がある。圧倒的な防御力を活かして敵陣を突破し、主兵装の三連パイルバンカーを使用した突貫攻撃で作戦対象の完全破壊を主戦術とする。好きな食べ物はグレーズドーナツバーガーと山岡家のプレミアム塩とんこつラーメンと餃子とマヨチャーシュー丼のセット。

・フィラデルフィア機関
アメリカP州に拠点を置く、オーヴァード用の特殊な武装を研究するUGNの外局。
パーソナルトルーパーと呼称される、装着型の攻防一体の複合兵装を主に開発しており、世界各国から適正のあるオーヴァードを徴用しては実験開発を行っている。その研究内容は秘匿されており、｜中枢評議員《アクシズ》級の権限と特別なコネクションの持ち主でなければ知り得ない。その秘匿性から、オーヴァードの人権を尊重する穏健派の監査を退け非人道的な人体実験をも行っている。

・パーソナルトルーパー
フィラデルフィア機関によって開発された、攻防一体のオーヴァード用兵装群の総称。
特徴としては、2~4mの全身を覆い隠すパワーアシストアーマーとその装備を前提とした大型・大火力の武器を用いた個の戦闘力の増強を目的としている。
開発理念として、慢性的な人手不足に悩まされるUGNにとって問題であるエージェントの損失機会の低減とオーヴァード個人の強化が挙げられる。
当初は大型の二脚戦車に武装を積載する、という方法を用いて開発を進めていたが、操縦に適正のあるオーヴァードの数が足りていないという状況を鑑みて徐々に機体は小型化しパワーアシストアーマーの形態に変化していった。そのため、ヴィークルとして使用されるパーソナルトルーパーを『第1世代型』アーマーとして使用されるものを『第2世代型』と分類する。
その基幹となる技術はUGN内でも隠匿されブラックボックス化されているものの、一部機体は各国の支部やUGN外部のグループに取引材料として貸与されている。また、戦利品としてFHに鹵獲された機体も存在するとされる。

・ダンテ事件
パーソナルトルーパーの開発に至った経緯として、米国P州で起こったレネゲイド災害『ダンテ事件』がある。これはジャーム化した バロール/オルクス のオーヴァードが引き起こした深刻な災害で、被害としては周囲一帯の汚染と破壊、そして巨大なワームゲートの発生が挙げられる。各国支部から派遣された上級エージェントの尽力によりワームゲートは収縮・封印された。
後の調査を経てP州一部地域の地下数百mまでの地質や埋没物がこの地球上に類を見ないモノに『変性』していることが発覚し、その精密な研究調査が開始され始めた。驚くべきことに、炭素14法を用いた地質年代測定は、明らかに未来の地球とされる数値を叩き出し、現行のどの勢力をも上回る技術で製造された兵器が数多くその地域から出土したのだ。

・パーソナルトルーパーの真実
なぜフィラデルフィア機関に過剰とも言えるほどの情報秘匿権が与えられるのか、それはパーソナルトルーパーの開発にダンテ事件以降に発掘された技術が数多く流用されているからである。特に出土兵器のフレームに用いられていた『ALTIMA』という素材はレネゲイドと高い親和性を示し、その技術がFHに流出することはUGNの優位性の損失であるため、徹底してその技術の情報管理が成されている。

・ALTIMAと日本
パーソナルトルーパーとそのユーザーは、多くが日本支部に派遣されている。その理由は、ALTIMA資源の確保が原因とされる。
第一世代型が開発され、日本支部に派遣された際、偶然にもそのユーザーたるエージェントが日本のある鉱山地帯で戦闘を行った。
そして、彼のパーソナルトルーパーが鉱山より露出した鉱物資源と接触した際、その鉱物資源がALTIMAを多く含有した未知の鉱物に変性をしたのである。後の解析で、これは『位相変異現象』と命名された。ダンテ事件のワームゲートによりもたらされたALTIMAを装備したパーソナルトルーパーは、謂わば別次元の存在であり、その別次元の存在が触れたことでその鉱物資源もまた、別次元の同一座標に存在した別の物質と入れ替わったのである。この現象を利用して、日本に存在する鉱物資源をALTIMAへと変換し獲得しようというUGN米国支部側の目的から日本に多くのパーソナルトルーパーが派遣されているのである。


PA-02C1「アルトアイゼン」
愛染用にカスタマイズされた第2世代型パーソナルトルーパ―
素体となったType.PA-02を近接特化仕様に改修している。機体名は、愛染の名前を西洋風に読んだものだが、ドイツ語で古い鉄を意味する言葉となっている。出土した兵器を素材に流用していることから、うってつけの名前として機体名に採用されている。
ALTIMAが愛染のレネゲイドと呼応することで、一時的に装甲強度を2倍以上にすることが可能であり敵の攻撃を一切寄せ付けない。
右腕に装備された3連パイルバンカーの破壊力は現在の地球の技術で製造できるあらゆる材質の装甲板を貫徹することが可能。

PA-01X「アルトアイゼン・リーゼ」
戦闘で損傷したアルトアイゼンを改修した機体。防御性能を向上させるために先祖返りとも呼べる巨大化を遂げた。そのサイズは市街戦闘がギリギリ可能な全高5mと前機に比べれば倍近い体躯である。室内での戦闘はまず不可能ではあるが、その圧倒的な破壊力と突破性能を以てすれば室内を室外に大規模改装することは容易である。

履歴

アイテムアーカイブ環境になったため仕様変更、ビルド方針が成立しなくなったためDロイスを実験体→秘密兵器に変更

セッション履歴