容姿・経歴・その他メモ

◇概要
UGN東京支部第三情報室に勤務する女性エージェント。
決まった仕事はこなし、問題を起こすわけでも無いが、とにかく緊張感が無くマイペース。
所属部署である第三情報室の面々の中でも特に「浮いた」印象のエージェント。

そんな彼女も、第三情報室のエージェントとして『もう一つの仕事』に携わっている。
殉職したUGNエージェントやイリーガルの遺体の処理と、それに伴う書類の作成を行う特殊部署「コフィン」。
普段は第三情報室という看板を掲げているその部署の一員であることを示す、『ネクロシリーズ』と呼ばれるコードネームを持つエージェント。
その中の1人、「装束師」が彼女である。
「装束師」のコードネームを持つ彼女の仕事は、死装束の用意と着付け、その付属品の選定。
故人や遺族に合わせて様々な服を用意し、時には自分で仕立てた服を使うこともある。

◇性格・経歴
感受性が強く、どこか子供っぽさが残る女性。
興味のあることへの意欲や関心が激しく、特に服飾……さらに言えば和服に対してそれが顕著。
「綺麗で、楽しかったり嬉しい気持ちになるような服」を作りたいという思いから努力や研究を重ね、若くして和服のデザイナーになるほどの一途さを発揮している。
一度何かにのめり込むと、寝食を忘れたり周囲を気にしなくなるほどであり、長所ではあるのだが明確な短所でもある。
その一方で、些細なことに異様に拘っていたかと思えば、次の瞬間にはそれを放り投げて別のことにのめり込み始めることもある。感覚的であやふやな言葉を多用し、自分の行動を理論立てて説明するのが苦手。このような行動・言動から飽きっぽくマイペースと評価されることも多い。

有名なファッションデザイナーを母に持つ。
母は結婚式のドレスを主に仕立てるデザイナーであり、千鳥にもいずれ後を継がせるつもりだった。
しかし千鳥が和服のデザイナーとしての道を進むと決めた際に猛反対し、現在は家を出て独立した千鳥とは疎遠状態になっている。

幼い頃から既にオーヴァードであり、UGNに登録はしていたもののイリーガルとしての協力は拒否していた。
しかし、コフィンのリーダーからの勧誘をきっかけに「別れの服」へ興味と意欲を持つこととなる。その後、デザイナーとしての活動を縮小し、第三情報室のエージェントとして働くことを決めた。

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