容姿・経歴・その他メモ

「だから言ってるでしょ！私が一番強いんだって！」

「……あれ？失敗した？」



いつも自信満々な、強気な少女。見た目は小学校高学年から中学生ぐらいにも見えるものの、高校生である。

また、緋月という政治家が多く輩出される家の子供であり、彼女もまたそのための勉強もしている。

失敗することも多々あるが、めげることは決してない。

所謂ツンデレという奴だが、誰に対してデレるのか、聞こうとしても殴ってくる。


「UGNが行っていることは絶対に正しい」と信じ込んでおり、他のUGNのエージェントや支部長の指示には従う。



周りに男友達が多い気がするが、別にそんなつもりはない。むしろ女子の友達も多い。特に仲が良かったのが三条と伏見だった。



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昔は、FHにいた。その際に、FHに捕まっていたUGNの人物から、能力の使い方を教わった。その時のものが「破壊の光」と「滅びの光」だった。まるで敵に塩を送るような状況であったはずなのに、その男性は何度も何度も彼女に優しく指導を繰り返した。

「どうして、敵のところの人なのに、そんなに優しく教えてくれるのよ」

その問いかけには、その人物は何も答えず、あまりに悲しそうな笑顔を向けてくるばかりだった。

「あなたはいつか、殺されるのよ？なのになぜ、敵に優しくするのよ」

それにも彼は決して答えなかった。


ある日、彼女はふとしたことがきっかけで、UGNに捕まった。拷問までは受けなかったものの、あまりに強すぎる洗脳を受けたことにより、UGNに対して絶対服従を行っている。

その洗脳が解けそうなときに、ふと、優しいあの時の青年を思い出す。けれどまた、再度強い洗脳にかけられて、その青年のことを忘れるのだ。



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「Past days, Beautiful days」攻略。－－－－－－洗脳が、解けてしまっている。

そのため、UGNに対してかなり不信の状態となってしまっている。



「………あの人はどこ？あの人は、せめて生きているでしょ？」

「UGNの人達は私をだましてた。だましてたのよ。……それも、全員！」

「洗脳してない、だって？……信じられるわけないでしょ！？」




青年に関して


（それでもまぁだ、俺のことは思い出しちゃだーめ）

（だってキミはさぁ？元々そっち側。……そう、キミは化け物であろうとし続けていたんだろ？）

（分かっていて、化け物らしい行動をする。……真正の化け物じゃあないか）

（なら、そんな化け物でい続けるキミに、チャンスをあげよっか）





「そう、俺は、UGNにいるよ。探してごらん？見つかるかどうかは分からないけどなぁ？」



囚われていた青年は、とある支部の支部長である。わざと囚われて、潜入していた、とも言われている。UGNから抜け出そうとして、失敗した結果ではないか、とも言われている。

本当の目的は、「オーヴァードが表に出たとしても、完全に一般人と共存できる世界に、世界を作り変えること」。UGNでもFHでもない考えで動いている。

FHに捕まっていた時にみつけた亜純血の子供……美香に興味を持った。……もしかしたら、自分と同じ考えを持ってくれるかもしれない、と。



今は彼の動きは異様なまでに封じられている。……「支部長」という立場に縛り付けられている、というべきか。

「I want to, You want to」攻略。支部を脱退、フリーのエージェントとして全国規模で回りまわることになった。

「UGNにいるとされるその青年の捜索」、「クールヘッドの捜索」。探し物が増えた。

また、三条や伏見には「自分がどこにいくか」というのを一切伝えていない。伝えたところで意味はない、と思っている。



青年をみつけることができたとするのならば……。もしも、見つけることができたとするなら、その時、彼女はどう判断するのだろうか。

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