ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

杠 渚 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

蒼き血潮(ブルーブラッド)杠 渚(あかなし なぎさ)

プレイヤー:ヨランダ

おやすみなさい。 また、会う日まで。

年齢
16歳→19歳
性別
星座
天秤座
身長
166cm
体重
49kg
血液型
AB型
ワークス
何でも屋
カヴァー
慰霊塔管理者
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
ブラム=ストーカー
HP最大値
34
常備化ポイント
4
財産ポイント
1
行動値
12
戦闘移動
17
全力移動
34

経験点

消費
+426
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 「あー…ちょっとしばらく会話が出来なくて。」 「大丈夫。ちゃんと元気だから。」
親戚と疎遠(85)
経験 「世界規模のお祭りがあったんだよ。」 「…ま、色々あったけど、新しい友達も出来たし。」
奇跡
邂逅/欲望 「…君を助けに来た、って言って、本当に助けてくれた。」 「あと、うん。 いやぁ、こわいな、修羅場って。やば。」
親切な大人
覚醒 侵蝕値 「俺、なんで、生きて、あれ?」「一体なにが」 「いたい、こわい、さむい、あつい、くらい、さみしい」
18
衝動 侵蝕値 「………俺、生きてる? それとも、死んでる?」
妄想 14
その他の修正3紅の王(3)
侵蝕率基本値35

能力値

肉体5 感覚4 精神4 社会1
シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム1×2 シンドローム0×2
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長2 成長 成長2 成長1
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵11 射撃 RC2 交渉
回避1 知覚1 意志+1=12 調達1
知識:医療1 情報:噂話1
知識:心理1 情報:面影島5
知識:オカルト1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス ハートレスメモリー 「…あの日の、本当の、真実」 C-2効果(下限2)、昇華したタイタスとかをロイスにもどせる
親切な大人 渡利 哲也 信頼 恐怖 PU 「俺を助けに来てくれた、元お巡りさん」 「面影島芝1500m…まぁ冗談はさておき」 「自分の人生、20過ぎようが、自分で決めて好きに生きなきゃな!」
親戚 眠った親戚 慈愛 嫉妬 WH 「ずるいなー、とは思うよ。」 「ただ、色々疲れただろうから しばらくは、"し、ば、ら、く"は! 傷無達と一緒にいなよ。」 「…まぁ、地球に今生きてるってことは、傷無が『地球に』いるってことだから、さみしくは…あるけど、ないよ。」 「妬くけど。」

メモリー

関係名前感情
大切な人 六白 傷無 慕情 「………傷無で、神無で、キズナで………大切な人。」 「行かないで、消えないで、一緒にいたい。愛してる。」 「………俺、忘れないから、傷無も俺を、絶対忘れんなよ。忘れたら、許さねぇからな。」
大切な人 六白 霧人 信頼 「全くもう、いつだって考え込んじゃうんだから。」 「なんだよ光って。 ………なんだよ、全くもう。」
世話になった人 時雨 京一郎 好意 「何を間違えても、大切なものを守りたいって想いまでは間違いじゃないもんな。」 「"次会う"時は俺も、おじいちゃんになってるだろうさ。」

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
鮮血の一撃 7 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 武器 2
ダイス+[Lv+1] HP2消費
血の宴 5 メジャーアクション シンドローム 範囲(選択) 3
1シナリオ[Lv]回まで
コンセントレイト:ブラムストーカー 2 メジャーアクション シンドローム 1
クリ値-[Lv] Rバランサー適用済み
紅の王 3 常時 基3 ピュア
ブラムストーカーエフェクトのHP消費を[Lv]点分減らす。 最低0。 侵蝕率でレベルアップしない。
始祖の血統 5 メジャーアクション シンドローム 4 100%
ダイス+[Lv×2] HP3消費
ブラッドリーディング 1 メジャーアクション 必要なら〈知覚〉
相手の体液から感情を読み取る
かしずく歯車 1 メジャーアクション
精密動作を可能にする。 「俺さ、思うんだ。 俺の意識が血液に宿ってるのかって。 だって、それぐらい俺の体、ある程度自由に動くから。」
赫き重刃(GF) 6 マイナーアクション 5+1
Lv以下の任意のHP消費する シーン間、武器攻撃力に+[消費したHP×4]加算 武器は両手持ち
ブラッドコントロール 5 マイナーアクション 2
メイン間ダイス+[Lv]個
血染めの庭園(GF) 3 セットアッププロセス 7 ピュア
ラウンド間、ブラムストーカーのエフェクトのLv+2 上限超えれる。使用回数は増えない。 シナリオLv回まで
夜魔の領域 2 オートアクション 20 120%
1シナリオLv回、1ラウンド1回 行動値0で再行動
スーパーランナー 1 マイナーアクション 1
1シーン1回まで
死者の肉体 1 リアクション 〈意志〉 1
リフレックス:ブラムストーカー 2 リアクション シンドローム 2
冥府の棺 1 オートアクション 自身 至近 2
重圧下でも使用可能 バステを受けた直後に使用 暴走以外のバステ1つ回復

コンボ

"死神の踊り"

組み合わせ
血染めの庭園[Lv2]
タイミング
セットアッププロセス
技能
難易度
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
7
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

「寂しいあなたを、俺は送ろう」
「だって、それしか、出来ないから。」

「………あぁ、でも…
踊るなら、場所が必要だよな?」

ラウンド間ブラムエフェクトのLv+2

“想起”

組み合わせ
スーパーランナー[Lv1]ブラッドコントロール[Lv5]赫き重刃[Lv6]サングイン
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
9
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
1消費
(100未満)5
24
2消費
(100以上)6
28
3消費
(160以上)7
32
4消費
(220以上)8
36

5消費で40、6消費で44、7消費で48、8消費で52、9消費で56、(ここから先はELv+2ライン)10消費で60、11消費で64

シーン間バフ

『果たせなかった約束』、『傷だけじゃない思い出』を振り返り、『自分の今までの傷を再現する』ことで出血量を増やして武器を強化する

普段ならば武器の形状が杖を伝う血による刃が形成され、大鎌になるが

重刃時は杖の両端に血の刃が生まれる(双頭の鎌みたいな見た目)

“心血”

組み合わせ
ブラッドコントロール[Lv5]
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
2
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
~99%
5
100%~159%
6
160%~220%
7
220%~
8

メイン間メジャーダイス+[Lv]個

(ここから先はELv+2ライン)
メイン間メジャーダイス+9、+10

“操血の一撃”

組み合わせ
鮮血の一撃[Lv7]コンセントレイト:ブラムストーカー[Lv2]
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
4
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
~99%
5+8+5
8
11-2
14
100%~159%
5+9+6
7
11-2
14
160%~219%
5+10+7
7
11-2
14
220%~
5+11+8
7
11-2
14

自分の血を武器に纏わせて攻撃

血の宴を組み合わせたら攻撃力+6、侵蝕+3

“想血の一撃”

組み合わせ
鮮血の一撃[Lv8]始祖の血統[Lv6]コンセントレイト:ブラムストーカー[Lv3]
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対象
範囲(選択)
射程
至近
侵蝕値
8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%~159%
5+9+12+6
7
11-2
14
160%~219%
5+10+14+7
7
11-2
14
220%~
5+11+16+8
7
11-2
14
ELv加算
5+12+18+9
7
11-2
14

自分の血を武器に纏わせて攻撃

血の宴を組み合わせたら攻撃力+6、侵蝕+3

“蒼血の一撃”

組み合わせ
D賢者の石鮮血の一撃[Lv8]始祖の血統[Lv6]コンセントレイト:ブラムストーカー[Lv3]
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
1d10+8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%~159%
5+9+12+6
5
11-2
14
160%~219%
5+10+14+7
5
11-2
14
220%~
5+11+16+8
5
11-2
14
ELv加算
5+12+18+9
5
11-2
14

心臓にある『ハートレスメモリー』と呼応し、武器にまとわせた自分の血が青緑色に輝き始める

血の宴を組み合わせたら攻撃力+6、侵蝕+3

“死の舞踏”

組み合わせ
夜魔の領域[Lv2]
タイミング
オートアクション
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
20
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
120%~159%
160%~

「じゃあ、もう一回、始めようか」
メイン終了時に宣言
1ラウンド1回 行動値0で未行動状態になる

"オモイデ"

組み合わせ
死者の肉体[Lv1]リフレックス:ブラムストーカー[Lv2]
タイミング
リアクション
技能
意志
難易度
対象
射程
侵蝕値
3
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
~99%
4
8
12
100%~
4
7
12

血液そのものに体の『カタチ』を変え、『オモイデ』によって再構成することで回避する

"埋葬拒否"

組み合わせ
冥府の棺[Lv1]
タイミング
オートアクション
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
2
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

擬似的リザレクトを行い、血液レベルで体の調子を咄嗟に整える

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
マサカーズエッジ 30 白兵 〈白兵〉 -2 14 2 至近 血の宴時攻撃力+6
両手持ち

普段は金属製の大きな杖とか棒の形
流血を滴らせ、血の刃を発生させて鎌にする
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
ウェポンケース 1
サングイン(傷無の形見、ヘアゴム) 15 任意のHP消費するエフェクトで、実際のHP消費量+5で効果算出

「…あぁ。これは、俺が持っとくよ。」
思い出の一品(サメ釣りの輪) 2 彼女を思わせるような、赤い輪
デモンズシード 3 赫き重刃

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
50 64 349 48 45 556 0/556
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

覚醒時に心臓に刺さった賢者の石により、血がたまに青く輝く特徴がある青年。
(具体的にはD賢者の石使用時にマサカーズエッジの血の刃が青くなる。)


面影島の慰霊塔の管理者をしている。
慰霊塔の土地関係は最初の一年位は土地の勉強を知り合いの探偵と商店主から学んでいたようだ。

渚「お勉強ちゅらい(´・ω・`)」

あくまでも慰霊塔は『誰でも最後に眠る、偲ぶ場所』の為、
UGNやFH、(最近出来たらしいゼノス)等『特定組織の管轄』にする訳にもいかないとして、
土地管理人になった。なってしまった

UGNだろうがFHだろうがゼノスだろうが人だろうがオーヴァードだろうがレネビだろうが、
『弔いたい、偲びたい誰かの為の場所』として成り立っている。

3年前

面影島出身の高校生。
覚醒は10年前、幼馴染みと一緒に居たところをジャームに襲われ死亡するも、賢者の石が心臓の一部に埋まって覚醒し、生き延びる。


幼馴染みの傷無や、他の友人達とは仲が良く、一緒に島を駆け回ったり探険していた。
『よく会う近所のおじさん』に注意されたり、叱られたり、庭に勝手に入ったり、窓ガラスをうっかり割ったりと、悪ガキ状態だった。

あの日までは。

「あれ?俺…なんで、俺、あの時…」
『よく会う近所のおじさん』が、泣きながらホッとしたように抱き締めてくれた。

そして『体質が変わったこと』を告げられた。
幼い渚にはよくわからなかったが、その証拠に髪と同色の黒い瞳は青く変わっていた。
だがそれより

「傷無は?ねぇ、傷無はどうなったの?」
…話を聞けば、傷無は助かったらしい。


その後しばらくして、杠一家は島を出た。
父親が「てんきん」とかなんとか。
それから10年の月日が経った

面影島を出て8年程たった頃だろうか、傷無が病死したという話を聞いた。

面影島のことを、傷無のことを忘れた日はなかった。
『間違っているのは世界(現実)』とすら思った時期があったほど。

自分は最終的に『化け物』になる。自分達を襲ったような。
その恐怖を抱えながら、それでも月日は過ぎて行く。

10年は、心身の成長と共に、自身の心を癒すには良い歳月だった。

最も、その10年の間に、幼馴染みである傷無は病死しているのだが。

そして、あの日から10年、傷無が亡くなってから2年後。
面影島にいよいよ帰還することになった。
疎遠だった親戚にも会えるのだ。

そうして…杠 渚は、面影島の学校に転校した。



「面影島の噂?あぁ、死者が甦るとかなんとか」
「聞いたことあるけど、おとぎ話じゃないかなあれ…」
「もし仮に本当なら、とっくの昔に大騒ぎじゃない?」

戦闘スタイル


接近して格闘からの相手に足払い…もといだるま落としの要領で相手の体を鎌で足元から刈り取る。

かしずく歯車で自分の体を器用に操作し、自分の血を武器に纏わせることで精度を上げている。

「俺の意識がさ、頭の中じゃなくて、血液の中にあるみたいに、俺は俺の血液と、血液をつけたやつをある程度なら動かせるんだ。」

「え?肉体判定?
勘弁してくれ… 相手の不意を突くとかはそこそこ得意だけど、俺、そんなに身体能力高くないんだよぉ…」

衝動


「(俺に優しくない)世界は間違ってる」
「寂しいのは嫌だ」
「体が少しちゃんと動くけど血袋じゃないはずだ」
「一人は嫌だ」


あくまでも、誰にでもあるエゴ
少し寂しがりで、欲張りで、傲慢なだけ。

(自分にとっての)理不尽があれば、自分でなく他者がおかしいと疑うことくらい、誰にでもある範囲

他者を排除せず、自分の中に閉じ籠らぬよう、他者と関わるという、当たり前の善性も理性もある。

本当に、誰にでもあるエゴ
しかし、レネゲイドは、衝動は
『そのエゴを叶えることが出来る』

ーーーだが、"それ故"に

まだ、衝動に身を委ねる訳にはいかない。

何故なら、『寂しいから』
衝動に身を委ねたらきっと『寂しくなるから』
これだけである。

『寂しいから』
他者に手を差し出す
他者の言葉を受けて立ち上がる

『寂しいのは、嫌だから』
『寂しい世界は、嫌だから』

『寂しさから蘇らせる気持ちも分かってしまう』
『寂しいから守りたくなる気持ちも分かってしまう』
だが

『お別れをして、次の出会いがある』話にも、惹かれてしまった。

そして何より、悲しむ彼女の顔を見たくはなかった。

だからこそ、だからこそ
『島を最後まで、見届ける』
『もう寂しくないように』
『せめて島も何もかもを一人きりにしたくないから』

怪文書
むかしむかしの一幕①


1日目から2日目

おおけが、をしたと思う日
お父さん、お母さんに時雨おじさんが連絡をしてました。
その日は時雨おじさんの家で、すきやきをたべました。

にっしゃびょうでたおれてたから、今日1日あんせいにさせる、という話しにしておいてねと言われました。

ゆびきりげんまんだったので、男同士のやくそくだと笑いました。

かいぶつのはなしは、また明日するらしいです。

夢を見ました
こわくて泣きました。

むねがいたくてあつくて、さむくなっていったからです。


次の日、朝

時雨おじさんに頭をなでられました
ちがうし、泣いてないし

でも泣きました

えんがわに呼ばれました

「渚くん、ちょっと朝ごはん出来るまでキャッチボールでもしようか。」
「いいよ」
「…窓は、割るなよ?」
「わかった!!」
「…………よーし、じゃあこのグローブのここに上手く入ったらおやつ追加ね」

そう言われたらがんばるしかない。
ボールは、ゆびさきは、手首は、
すごくきれいにうごきました。
いいえ
いいえ
ちがう
だって
きのうのけがのあとから、体はずっときれいにうごいてたもん

あれ?

「………あれ?」
「渚くん?」
「なんでいま、あれ?」
「えーっと、そうか、そうだな。やっぱりそこからだよな。」

自分の手ゆびをにぎって、ひらいて、にぎって、ひらいて
気がついたら時雨おじさんが肩をつかんで
「大丈夫、大丈夫だから。」
と頭を撫でてくれました。

(ごめんね)
(大丈夫かな)

そんな何かがながれます
はいってきます
多分これは、時雨おじさんの気持ちなんでしょう
じゃあ、傷無の気持ちも分かるようになるのかな
そんなことをぼんやり考えていたら、朝ごはんができたみたいです。


おはしはきのうのばんごはんから、とっても上手くつかえました

朝ごはんを食べたあと、だいじな話があるとか言われました

話が長いのはちょっといやだけど、キャッチボールの件でしんぱいさせちゃったのは分かるので、そこはがまん。

(以下略チュートリアル)


「………あれ?いたくない」
ゆびから何もしなくても血がついて、コップについた血をうごかせます
「ブラムストーカー、ええと、血を使える、吸血鬼みたいな能力だよ。」
「おぉー」
ちょっとカッコいい
「じゃあ、じゃあコウモリとか出せる?」
「うーん、練習次第かなぁ
あぁ、でも、使いすぎたらさっき言ったような…」
「………よくわかんないけど、俺のむね、ザクってしたヤツみたいになっちゃうってことだよね?」
「…うん、そうだね」
「………やだ」
「だってそしたら」
「おうち帰れないし、学校にも行けない」
「…そうだね」
「やだ」
ぽたぽたとなみだが出る
なみだすら、がんばればうごかせる
自分のきもちも、なみだにさわればわかる
「やだ、やだ、やだ、やだ!!!」
「………渚くん」
「あのね、おじさんも同じなんだ
だから、最初はこわかった」
「………ほんとに?」
「ああ」
「…じゃあ、どうやってこわくなくなったの?」
「こわいさ」
「?」
「…でもね、大切なものを無くす方が、ずうっと怖い
あのね、渚くん
俺たちは…いつかそうならない為に、自分の大事な人を自分が傷つけない為に、大事な人をこわい怪物とかから守る為に、戦うんだよ。
だから、大切な人や大事なものを見失わないように」
「………」
「…むずかしかったかな?」
「うん、でも」
言いたいことはわかった気がする
「………ねぇ」
「ん?」
「また、傷無に会えるんだよね?」
「…あぁ」
テーブル向かいのおじさんのきもちはわからない
だけど、さっきの話はきっとほんとだから
「…分かった。じゃあ、俺、がんばるよ。
がんばって、強くなるよ。
また傷無とあそびたいもん!」

むかしむかしの一幕②


やっぱりこわくなる
手ゆびをにぎって、ひらいて
体がきれいに、思ったようにうごくから
ころぶことがなくなった
ころんでもバランスをとりやすくなった。

けがをしてもふさがりやすいし
ちょっとした血なら体にひっこむし

だからこわくなる
血の部分がまるでゆびみたいにうごくし、かんかくがあるし
血がかわいたりなくなっても、いたくないけど、わかるしうごく

俺の体って、どっからどこまでなんだろう
おふろからあがって、かがみをみて
ちょっとこわくなる

あ、お母さん
「ほら、湯冷めしちゃうから髪の毛乾かして服着なさい」
「はーい」
…お母さんの手をつかむ
「どうしたの?」
「なんでも、ない」
そっと手をはなす
お母さんのきもちがとてもわかる。
さむいのはいやだからとりあえずかみのけを、かわかして服を着る


次の日

「渚」
お父さんがいすに座ってしんぶん読…んでない
しんぶん読まずに話しかけてきた
レアだ
「どうしたの?」
「いや、何、最近何か、悩み事とかあるのかと思ってね」
時雨おじさんからは誰にも、ユージーエヌってとこの人にしか話しちゃいけないって言われてたから、言えない。男同士のやくそくだから

「…ないよ」
「渚
嘘はよしなさい」
「…あなた、言い方」
お父さんの目がめがねの中でにらんできたけど、お母さんがしかったら、すぐおさまった
「………まぁ、あれだ
母さんも父さんも、心配なんだよ。
いじめられてないか、とか。近い内に転勤するとはいえ」
「…そうね、あと2週間ですもの」
「うん。それはだいじょうぶ。」
「今日だってお昼から、ケンちゃんとかユウト達とあそぶし」
ちゃんばらになるか虫とりか虫かくさんかわからないけど。
「…あっ、教室にカブトムシとか持ち込んだヒカルくん、しゅくだいふやされてたけど、だいじょうぶかな」
「うーん、駄目じゃないかな」
「あらぁ…渚もそういうことしたらダメよ?」
「だいじょうぶ。やるならもっとすごいのにする。」
「ダメだったら。」
「まぁ、子どものいたずらだが…向こうに行ったら出来ないと思った方が良い」
「どーして?」
「ここの人は友達だが、新しい場所の人は友達じゃないからね」
「そうよ。渚だって知らない人にいきなり変なことされたら困るでしょ?」
「知らない人?」
ここじゃみんなあいさつしたらあいさつかえってくるし
「うーん、こればっかりは行ってみないと分からないかぁ」
「…そうね、渚
渚が何か悪いことをしたら、渚を悪く思う人がいて、渚にこわいことをするかも、しれないの」

「こわい、こと」
あの日のいたいことと、さむいことを思い出す
「………悪いこと、したのかな」
「ん?」
「花をつんで、それで」
「…渚、ちょっとこっち来なさい」
「渚、ごめんねお母さんこわいこと言っちゃったわね」

手がふるえてたみたいだ
お母さんが手をにぎってる
しんこきゅうをする、手のふるえが、とまっちゃった
「……えっと」
「だいじょうぶ!」
「………渚、今日遊びに行くのは良いが、ちゃんと門限守って帰ってくるんだぞ」
「はーい!」
「父さん、ちょっと…」
「…母さんの気持ちもわかるが、あと2週間だ。
渚には、この島での生活はあと2週間しかないんだ。」
「…そう、ね」

たくさんあそんで、帰ってきて
お父さんに、部屋に呼ばれた
本いっぱいあってつまんないんだよな
よごしたらおこるし

「どうしたの?お父さん」
何かばれたかな、べんきょうのはなしかな
「渚、読書は嫌いか?」
「んー
体動かす方が好きー」
「そうか。なら、雨の日とかだけで良い。
本を読んでみてほしい」
「ぅえぇー?」
「あぁ、一冊全部読めとかは言わない」
「え?」
「本の良いところはね、渚」
「『途中で読むのを止めれる』所だよ」
「………え?」
「ほら、渚
ご飯とかは一回手をつけたらちゃんと食べるか、お菓子も食べかけは残したらダメだろ?」
「うん」
「で、勉強も決まってるとこをちゃんとしなきゃならないだろ?」
「うん!」
「…ははは。
で、だ。サッカーとか遊びも、途中で抜けたら勝ち負け問わずそこでおしまいだし、また再開できないだろ?」
「うん。またやろうってなっても、前の点数とか覚えてないもん。」
「でも、本はちがう。
好きなときに読んで良いし、読むのを止めても良いし、栞を挟めばまた読める。
なんなら、真ん中や終わりとか、好きなページから読んだって良いんだよ。」
「………え」
かんがえたこともなかった
「だからそうだな
困って、どうしようもなくなって、でも誰にも言えない話はあると思う」
「お父さんやお母さんを頼ってほしい。
だけど、誰にも言えない、難しい話しもあるだろうから。
そんな時は、本を読みなさい。」
「ひょっとしたら、何かヒントくらいは見つかるかもしれないからね。」
「………本を?」
「あぁ。
書斎の本は好きに読んで良い。ただし、途中で読んでも読むのを止めても、ちゃんと借りたら返すこと。」
「ん。わかった。」
「あと汚さないようにね」
「…わかった。」
「………渚も誰かに、ウルトラマンの人形折られたりしたら嫌だろ?」
「やだ!!」
「うん、お父さんも本を汚されたら嫌なんだ」
「………」
「大事なものだからね。大事なものが皆ちがうんだよ。」
「……うーん…」
「まぁ、そのうち分かるさ」

『ハートレスメモリー4話後』
『想いを繋いで、断ち切って、出会いへ繋ぐ』



「皆、一人で頑張って、一人で欲張ったから、こうなった。」

「誰かが誰かを想うからこそ、こうなった。」

「………たくさん傷が付いた。たくさんの痛みがそこにはあった。」

「でも、それだけじゃないことは知ってる。」

「いいや、俺が"それだけ"で満足できるものかよ。」

「だから俺は、"皆で"欲張ることにする。」

「俺の世界を守るために。」

「俺達の欲望を貫くために。」

「守れなかったからって、結果を恐れてなにもしないなんて、出来るものか。」

「プランが何だ、知ったことか。」

「俺達の邪魔はさせない。」

「日常も、欲しいものも、守りたいものも、今あるものも、全部、全部、何一つとして………」

「くれてやるわけないだろう!!!」

履歴

ハートレスメモリー 第1話『Bird cage』


ロイス
D 賢者の石
1 面影島 〇P懐旧/N不信感 昇華
2 時雨 京一郎 〇P好意/N恥辱
3 六白 傷無(むつしろ きずな) 〇P懐旧/N悔悟 S
4 六白 神無(むつしろ かんな) ◯P好奇心/N不信感
5 花詠 わと 〇P友情/N隔意
6 小鳥遊 小夜 〇P友情/N隔意

所持品:マサカーズエッジ(命中-2/攻撃力14+1/ガード2/両手)、ウェポンケース、強化素材

経験点
シナリオ経験点第1話
アフタープレイ(15点)+Eロイス(40点)+シナリオクリア報酬(5点)=60点(合計経験点)

鮮血の一撃Lv3→Lv7成長
始祖の血統Lv5取得&成長
血の宴Lv2→Lv3成長

ハートレスメモリー 第2話『Yesterday once more』


ロイス
D 賢者の石
1 面影島 〇P懐旧/N不信感
2 時雨 京一郎 〇P好意/N恥辱 タイタス 昇華
3 面影 冬日 〇P連帯感/N不安
4 柴さん ◯P連帯感/Nよくも売ったな→◯P親近感/N不安
5 花詠 わと◯P友情(誠意)/N劣等感(すごいなぁ)
6 『六白 傷無』 〇P友情/N不安 S

所持品:マサカーズエッジ(命中-2/攻撃力14+1/ガード2/両手)、ウェポンケース、強化素材

アームドスーツ
ドッジ-3、行動-2
装甲10、白兵攻撃力+3
ハードコート(補助防具)
ドッジ0、行動-2、装甲2


諸々 5点
時雨を止めた 5点
Eロイス 25点
侵蝕率 1~5点(侵蝕56点、等倍4点)
Sロイス 5点
44点+知識:面影島分

白兵2→4
紅の王2→3
赫き重刃2取得
サングイン取得
シナリオ 知識面影島3

後のメモリー取るなら候補
『時雨 京一郎』

ハートレスメモリー 第3話『Invader Festa』


ロイス
D 賢者の石
1 面影島 〇P尽力/N不安 昇華
2 六白 霧人 〇P信頼/N不信感→P信頼/◯N憐憫(悲哀) タイタス昇華
3 六白 神無 ◯P慕情/N猜疑心→◯P慕情(一緒に行こう)/N恐怖(失いたくない) S
4 『六白 傷無』 ◯P慕情/N不安→◯P遺志(慕情)/N不安 感情変更
5 キズナ  ◯P慕情(会いに行くから)/N不安(何が起きるかわからないけど)
6 柴 戌 〇P信頼/N悔悟

所持品:マサカーズエッジ(命中-2/攻撃力14+1/ガード2/両手)、ウェポンケース、強化素材

シナリオ 知識:面影島3→4

経験55+知識:面影島分(1)

赫き重刃Lv2→5(経験15消費)
調達1
残り(5)保留

ハートレスメモリー 第4話『Heartless Memory』


「行ってきます!」

ロイス
D ハートレスメモリー(賢者の石)
1 六白 霧人 〇P信頼/N悔悟
2 六白 神無 〇P慕情&感謝/N不安
3 面影 小春 〇P友情/N不安
4 父親 〇P尊敬/N不安(食傷だった)→〇P行ってきます/N待っててね
5 母親 〇P信頼/N不安(食傷だった)→〇P行ってきます/N待っててね
6 (シナリオ)キズナ 〇P慕情/N不安 S

所持品:マサカーズエッジ(命中-2/攻撃力14+1/ガード2/両手)、ウェポンケース、強化素材

アームドスーツ
ドッジ-3、行動-2
装甲10、白兵攻撃力+3
ハードコート(補助防具)
行動-2、装甲2

傷無の形見のヘアゴム(サングイン)
神無と交換したサメ釣りの赤い輪(思い出の一品)
メモリー(時雨おじさん、傷無、冬日さん)

謎の石(持ち物)→ハートレスメモリー

『例え化け物になっても、俺達の息子だ』
『ここで目一杯泣いてから、外で格好つけなさい』
『次はもう、しくじんなよ』

血と落涙を以て"蘇った"彼は、ようやく、『実存』を手に入れました。

血の宴[Lv3]→[Lv4]
夜魔の領域[Lv1]→[Lv2]
血染めの庭園[Lv1]→[Lv2]
白兵5→7
デモンズシード+赫き重刃[Lv5]→[Lv6]
ブラッドコントロール[Lv5]取得

詳細


PL: ヨランダ
PC: 杠 渚 (あかなし なぎさ)
CN:“蒼き血潮(ブルーブラッド)”
シンドローム / ブラム=ストーカー
ワークス / 高校生 / カヴァー / 高校生

ロイス
D ハートレスメモリー(賢者の石)
1 渡利 哲也 〇P信頼/N恐怖 [PU]
2 "偲ぶ血潮"(ヴィンテージ・ブラッド)  〇P懐旧/N憤懣 [YE] 昇華
3 オモイデ様 〇P幸福感/N悔悟 [WH]
4 柴さん 〇P連帯感(悪戯)/N劣等感(悔しい)
5 友人二人(ヨークさんとわとちゃんさん) 〇P友情(親愛)/N不安
6 キズナ 〇P慕情/N悔悟 S

所持品:マサカーズエッジ(命中-2/攻撃力14+1/ガード2/両手)、ウェポンケース、強化素材

アームドスーツ
ドッジ-3、行動-2
装甲10、白兵攻撃力+3
ハードコート(補助防具)
行動-2、装甲2
パワアシ(装備)
ドッジ-10、行動値-5
装甲20
肉体ダイス+2
白兵攻撃力+5

傷無の形見のヘアゴム(サングイン)
神無と交換したサメ釣りの赤い輪(思い出の一品)
メモリー(傷無、霧兄ぃ、時雨おじさん)

ダッシュローラー
(PAアーマーやパワアシアーマーのやつの移動10m加算)

ブラックアビス(マイナーで使用
ラウンド間あらゆるダイス+2)

解毒剤(念のため)


追加振り+(S)5+160+35
計200

「おやすみなさい、地球。」 
「………また会おうね、傷無。」 
「それと…『もう寂しくないよ』 だって、例え生きても、死んでも『1人じゃない』って思えるようになったから。」
「まぁ、怖いとか痛いとかはあるけど」


血の宴[Lv4]→[Lv5]
血染めの庭園[Lv2]→[Lv3]
死者の肉体[Lv1]取得
リフレックス:ブラムストーカー[Lv2]取得
スーパーランナー[Lv1]取得

肉体3→5
精神2→4
白兵7→11
意志→11
知識オカルト1取得

メモリー3取得
『もらったエフェクト』返還
・フレイムタン
・殺戮の因子
・妄想の写し身
・殺戮領域

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 4
1 2024/01/07 ハートレスメモリー 第1話『Bird cage』 60 ささみ~様 PC1:杠PL1:ヨランダ PC2:花詠 わとさんPL2:影西トワ様 PC3:楓山 ヨークさんPL3:†怠惰の不死鳥†さま PC4:柴戌さんPL4:被害者さま PC5:渡利哲也さんPL5:ファイア様
シナリオ経験点第1話 アフタープレイ(15点)+Eロイス(40点)+シナリオクリア報酬(5点)=60点(合計経験点)
2 2024/02/18 ハートレスメモリー 第2話『Yesterday once more』 47 ささみ~様 PC1:杠PL1:ヨランダ PC2:花詠 わとさんPL2:影西トワ様 PC3:楓山 ヨークさんPL3:†怠惰の不死鳥†さま PC4:柴戌さんPL4:被害者さま PC5:渡利哲也さんPL5:ファイア様
「…お休みなさい、時雨おじさん」
3 ハートレスメモリー 第3話『Invader Festa』 56 ささみ~様 PC1:杠PL1:ヨランダ PC2:花詠 わとさんPL2:影西トワ様 PC3:楓山 ヨークさんPL3:†怠惰の不死鳥†さま PC4:柴戌さんPL4:被害者さま PC5:渡利哲也さんPL5:ファイア様
「…あぁ、終わらせないといけない。」
キャンペーン中メモリー 45
メモリー3配布分(CPシナリオ中一時的に無料配布されてた)
4 ハートレスメモリー 第4話『Heartless Memory』 59 ささみ~様 PC1:杠PL1:ヨランダ PC2:花詠 わとさんPL2:影西トワ様 PC3:楓山 ヨークさんPL3:†怠惰の不死鳥†さま PC4:柴戌さんPL4:被害者さま PC5:渡利哲也さんPL5:ファイア様
「俺の島を、世界を、これ以上好き勝手させるものか」
5 ハートレスメモリー 第5話『Stand By Me』 200 ささみ~様 PC1:杠PL1:ヨランダ PC2:花詠 わとさんPL2:影西トワ様 PC3:楓山 ヨークさんPL3:†怠惰の不死鳥†さま PC4:柴戌さんPL4:被害者さま PC5:渡利哲也さんPL5:ファイア様
「おやすみなさい、地球。」 「………また会おう、傷無。」 「それと…『もう寂しくないよ』 だって、例え生きても、死んでも『1人じゃない』って思えるようになったから。」 「でも傷無はあげない。」

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