容姿・経歴・その他メモ

「強きを喰らう」と「この世の謳う正義は偽善、『花の香りのするクソと同様』」がモットーの
（良く言えば）大陸浪人。（悪く言えば）チンピラ。

『強きを喰らう』というモットー故に弱者を甚振って強者気取りしている奴を文字通り『喰らう』事が生きがい。
一見弱者を眼中にない素振りを見せているが、気には掛けている。

元々日本本国で貧乏な家の次男として生まれ、戦時兵士の需要が増したことと口減らしの必要性が合わさって、
早い段階で日本陸軍に入隊したが、口が悪く協調性はない、一方で腕力や生存能力は高く同僚からは人望もあったため
疎まれながらもいき続けていた。
（本人的には流れ流れでこれといった目的もないが死ぬのもいやだったというだけ。ただ、軍において正義といわれることに関しては強い違和感があった。）

そんな時、関東軍に出向していた佐渡嶋は軍部からの特務により、
現地の研究所に向かうことになり、そこでナチスのアーネンエルベとの共同研究の一つだった
『吸血鬼を転用した兵士』の製造実験の被検体に選ばれ（能力は優秀であるが扱いにくかったため）、
吸血鬼の血液を投与されることにより吸血鬼と化す。これが彼のオーヴァード化の原因。

その後、暴走状態になり、研究所をほぼ壊滅して脱走したが、この際、嬉々として自分を実験に使っていた
研究員達の血を片っ端から飲み干した彼は「悪人の血ほど、どろどろと濃厚な味がして美味い」と感じたため、
以降、大陸をふらつきながら、悪人を見つけては文字通り喰らっていった。その所業から『人食い鬼』と呼ばれることになる。

その所業の道中に天花寺大悟に力づくで静止され、「鬼なんかになる必要はないだろう」と諭されたことは今でもしこりに
なっている。

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