ヤのつく自由業、組長の跡取りとして生まれる。15の頃、気づけばオーヴァードに覚醒していた。覚醒してからは親のコネで学園島に行くことになったが…当初は一般的なCクラスオーヴァードとして目立たなかった。珍しいウロボロスではあったが、本人がオーヴァードとして凡庸であったため大して成長することはなかった。
…のだが、彼に目を付けたFHは彼を実験体として使うべく誘拐し、トライブリードに覚醒させた。ブラム＝ストーカーに目覚めてからは今まで平凡だったレネゲイド能力が大幅に向上し、馬鹿みたいに強くなった。UGNによって保護され、学園島を卒業してからはUGNエージェントとして活動している。
彼の父母弟は彼が学園島にいる間、鴻央会との争いに大敗し軒並み死亡か行方不明となっている。だが彼は元々実家の人間が好きではなかったそうで、自滅はただの自業自得であると思っているようだ。

「敵ん首取るまでは負けじゃなか」
どんなに無様な姿になったとしても最後に立っていれば俺の勝ちだァ！
マッカーサーの「I shall return」という名言を聞いて、どんな場合でも最終的に勝ちをつかみ取る姿勢に重きを置くようになった。根性を以てあらゆる困難を克服する、今の彼を作り上げた思想。

・若干の常識を備えたバーサーカー。ぶち殺しモードに入るまでは態度が悪い輩。週1で職質を受けている。
・霧谷のことは呼び捨てである。基本どんな目上の人間であっても呼び捨てするせいで社会性が無い。
　唯一、学園島の友人や先輩後輩とは今でも付き合いがあるようで多少は礼儀を弁えている。
・見た目はワートリの弓場さんに斧持たせて輩にした感じ。性格は誉を捨てたドリフターズの島津豊久。
・協調性はある。というか案外面倒見がいいからなんやかんや任務はクリアできる。
・"レッド・アーサー"という名前は学園島で英語圏出身の友人につけられた渾名。名前の赤と朝の部分の語感。
・公式ではトライブリードの出現は1年前だそうですが、それが起こったのは出版年の2009年の1年前、2008年であると考えてます。