容姿・経歴・その他メモ

アリス・マーヴィンの腹違いで年子の妹。
英名ではステラ・マーヴィンとなるが、母の姓（楊姓）を名乗っているため今の名を通常は使っている。
幼少期は姉と同居しており、その頃にまったく系統の違う彼女に心酔。

本人の思考回路は基本ネガティブに寄っており、悲観的で保守的。
常に最悪の未来を想定し、それを回避するために思考を回すタイプ。

姉が笑顔のまま死んだその日から、現実を直視できず、その日から姉と同じ髪型、姉と同じ服装、姉と同じ態度を「被る」ようになる。
ずっと近くで見てきた姉は、もはや彼女の一部であり、自分が今この場所に存在している以上「存在しないわけがない」。
姉の研究を完璧に引き継ぎ、まるで姉そのもののように振る舞う彼女の中には、もはや本当の彼女はいないのかもしれない。
明るく朗らかで、辛くともそれを周囲に感じさせず、前向きに明るい未来を目指す。
姉の姿や思考をトレースし、自身を姉であるアリスの依り代のように自己暗示。「姉ならばこう動く」という思念で自身の肉体をコントロールしている。
これもハイドハンド理論のなせるわざである。

その結果、姉の有していた（らしい）力にも目覚め、A.C.Tスーツの技師としてだけでなく着用者としても活動する。
自身の能力として、他者の思考や動作にノイズを走らせ、行動を制限、制御する技を使う。
にこやかに微笑みながらじわじわと動きを封じていく陰険戦術。生来の性格の悪さは隠せない。
姉から受け継いだ力として、自身の周囲に強烈なジャミングを展開し、自身への脅威を防ぐ力を使う。争いを好まず、より良い未来を目指していた姉ならではの力である。
着用スーツは「ver.A 0.1.9」。亡き姉の志を体現したスーツであり、且つ、様々なカスタマイズが九龍城よろしく後付けで施されている。
技師としてスーツは「道具」であると認識しているが、姉の遺志を体現し続ける相棒としての信頼と、姉の病魔を救いきれなかった憎悪の両感情を抱いている。

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