容姿・経歴・その他メモ

「ジーザス。なんて、冗談でもそんなこと言っちゃあいかんよ」

人物

　新聞記者を自称する国籍不明の女性。顔の造形からアジア系と推察される。
　あらゆることを請け負う"万屋"として一定の評価を得ている野良のオーヴァードでもあり、「新聞記者」というのは数あるカヴァーの中の一つ。
　請け負うにあたって代理人(カットアウト)を通じる必要があり、その時の隠語……秘匿コードを隔年ごとに変えている。今年は新聞記者、つまり依頼は「ネタ」であり、記事を書くという名目で依頼される。
　一年前のカヴァーは「使用人」であった。その時々に応じて服装を変えることもある。
　一応、会社としての表向きの立場も有しているようだ。社名は「ブルージェットスクワッド」。略してBJS。

　曰く、決して綺麗な人間ではない。UGNに手を貸すこともあれば、その逆もありうる、ある意味では困った存在。イリーガルという立場ではあるが、従順でもない。

　「あ〜らら」が口癖な気怠げな雰囲気を漂わせているが、意外とお人好し。非情な選択をさっさと取れるドライさもあるが、それよりも見て見ぬふりが出来ない。
　上記のカットアウトを通じた依頼以外にも、自分が見捨てられないと思った人間を勝手に助けて依頼としてしまうくらいには。

　曰く、マフィアのボスの娘。そんな生活に嫌気がさして、今よりも幾らかガキの頃に脱走を図り、殺されかけた瞬間、覚醒した。
　オーヴァードになったのはその段階。芽生えた力を使って生き延びた彼女は、その力をどう利用するかを考えて、考えた結果……今の形に落ち着いた。
　そういう経験をしたせいか、年齢には不釣り合いな人となりである。とはいえ、そんなものは珍しくもなんともないのだ。
　なお、彼女の両親が所属していた「マフィア」の実態は後年になってFHセルの1つであることが確認されている。

　意外なことに「アイアン・メイデン」が好き。
　現在の名前──偽名ではあるが──はボーカルの名前をもじって使っている。

　一人称は「あたし」がメイン、二人称は不定。
　

外見

　スレンダーな体型の女性。少女というには大人びているが、成熟した女性というには若すぎる。
　ワインレッドの髪のショートボブヘア。美容を怠るは乙女にとって最大のミスだそうなので、身だしなみの管理は徹底している。
　服装は隔年で変わるが、荒事の際にはジャケットとズボンを身につけた動きやすいスタイルに変える。目元を隠すようにグラサンをかけており、怪しい中国人みたいになったりしている。

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